北原照久さんの講演会がありました。
たつやは開運何でも鑑定団という番組が好きです。
特におもちゃや西洋アンティークに興味を持っていたので、
普段はほとんど見ないテレビをこれだけは見ていました。
番組の中で、おもちゃに対する愛情を語る北原さんは、
とても幸せで楽しそうで魅力的な人に見えました。
その講演会では、3名に限り、
おもちゃの鑑定をしてもらえるという特典があり、
当時、解体する家でもらった戦前のブリキのおもちゃが、
いったいいくらするのだろうと、申込をしました。
講演会はおもちゃの話が中心かと思っていたら、
『北原流、ツキの10ヵ条・夢の実現』というお話でした。
こういった講演会では、大半は居眠りをしていることが多いたつやですが、
この日の北原さんのお話にはどんどん引き込まれていきました。
おもちゃ博物館を作る。
加山雄三さんと友だちになる。
50歳の誕生日にはアメリカングラフィティの映画に出てきた
キャデラックのオープンカーを購入。
雑誌に載っていた元皇室の別荘を購入した。
などなどすべて夢を実現させていった話で、
講演中はずっとワクワクしながら聞いていました。
北原さんのツキの10ヵ条は至ってシンプルなことでした。
その中でも是非、実践して欲しいと言われたのが、
『自分自身の誕生日に、生んでくれた母親に花束をプレゼントすること」
でした。
自分の運勢を上げるのに、一番簡単なのは、
自分を生んでくれた人が喜ぶことをすればいい。
単純なたつやは、これをやれば、
宝くじが当たりやすくなるとか、
ギャンブルで大穴を当てるのではないか?
パチンコや麻雀で勝てるのではないか?
なんていう実に恥ずかしい理由で実践することとしたのです。
46年前の今日、僕を生んでくれてありがとう。
おかげで幸せな人生を歩んでいます。
花束にこんなメッセージを付けて、
顔から火が出るのでは?と思うほど、
恥ずかしい想いで花親に花束を贈りました。
1回目はめちゃめちゃ恥ずかしかった母への花束も、
2回目からは全然平気になり、
5回目辺りからは母からもっと小さいのがいいという
リクエストまで来るようになりました。
ある日、今は亡き父がたつやのところに来て、
「たつやのあの花束はいいな!不機嫌なお母さんが、
1週間くらいはとても機嫌がいいので、お父さんにとばっちりが来ないわ」
なんていう副作用まであったのです。
数年実施してみて、心底、これはいいことだと知りました。
運勢が上がるのは当たり前かもしれません。
贈られた母はうれしい。たつやもうれしい。父までうれしい。
家族がうれしい。お花屋さんもうれしい。
そしてそんな風に使われたお花自体もうれしいのでは?
あれから15回目の花束を今年も花に贈ることが出来ました。
これも北原さんから教えられたからこそ、
与えていただいた幸せだと思いました。
その後、たつやは北原さんの講演を、数年後に福井市で、
また数年後に越前市で聴く機会に恵まれました。
講演会後のサイン会に並んで、北原さんの著書にサインをもらい、
毎回、少し会話をしました。
いつしか、たつやは北原さんと友だちになりたい!と思うようになりました。
数年前に横浜にある北原さんのブリキのおもちゃ博物館を訪れました。
残念ながら、北原さんにはお会いできなかったのですが、
スタッフの方といろんな話をしました。
たつやが北原さんの大ファンで、母への花束の話とか伝えると、
その方が、
「そんなに北原のことが好きなら、自宅でのパーティに参加したらどうですか?」
と言ってくれたのです。
続く。。。
※写真は北原照久さんの横須賀市佐島のご自宅です。
やっぱりたくさんの方にブログを見ていただきたくなりました。
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