2019年12月18日

Pane classico itariano@高島市

たつやのお友だちの中で最もグルメなSさんから
『琵琶湖の畔に一日一組しか取らないイタリアンレストランがあるよ。
そこは普段はパンを売ってて、先日そのパンを買ったけど、
すごく美味しかったから、レストランも期待できるんと違うかな〜』
などという独り言のような言葉が耳に残っていました。

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その時は、へ〜そんな店があるんだぁと思う程度だったのですが、
後日、琵琶湖の竹生島に行った帰りに思い出して、
探してみたのですが、結局わかりませんでした。

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そして7月末に今度はその店を探そうと、
高島市まで行くことにしました。
高島市へは何度も行ったことがあったのですが、
そんなお店があることは全然知りませんでした。
Sさんに再度連絡をして、場所を確認したのですが、
なかなか見つかりません。
近くまで来ているには違いないはずですが・・・

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結局30分近くかかって
ようやく目印の黄色い三角の建物を見つけました。
時間はお昼ちょっと前です。
駐車場に車を停めて、その店に入ってみました。
いい香りが充満しています。
他にも何人か女性のお客さんが買いに来ています。

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カウンターには数種類の焼き立てのパンが並んでいます。
カンパーニュやフォカッチャ、黒豆をはさんだパン、
ハード系のパン、見たことのない大きなパリパリのパンなど・・・。
いくつか持ち帰り用を選び、
その場(外にあったガーデン用のテーブル)で
食べたいパンを選びました。
結局、黒豆がたっぷり挟んであるパンと、
シェフおすすめのサンドイッチを頼んで、
アイスティーをお願いしました。

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このサンドイッチがめちゃめちゃ美味しくて、
しかもボリューム満点!
黒豆のパンもこぼれるほどの黒豆と、
甘酸っぱいクリームの組み合わせが絶妙でした。

食べ終わった後に、お店に戻り、
その場でシェフに今度食事に来たいです!
とお願いしました。

Sさんから聞いた通り、一日一組だけの予約のレストランを
隣にある建物の中で食べられると言うことで、
シェフ自らご案内してくれることに。
素晴らしい建物でした。
骨組みは大きな日本家屋の古民家を使っているようです。
建物を入って、左手には大きなキッチンがあり、
奥の窓側に大きなテーブルがありました。

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たつやはこの建物とシェフとお話した感覚だけで、
絶対にここのお料理は美味しい!と確信しました。
シェフにどうしたら予約が取れるのかをお聞きしてみました。

予約は最低4名〜最大12名ですが、ベストは8名です。
ランチまたはディナーの予約で、
どちらか一組しか取りません。
週末はぼちぼち詰まっていますが、まだ余裕がありますよ。


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その後もシェフといろんな話をしていると、
奈良の吉野でここと同じように一日一組だけの
イタリアンレストランを5年やっていたことや、
たつやが大好きなアルポルトの片岡シェフの下で
スーシェフとして3年半一緒に仕事をされていたこと。
イタリアには何度も行っていて
結局、イタリアの学校に行っていたことなどなど・・・。
聴けば聴くほど、このシェフのお料理を食べたくなってきたのです。

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これはもう予約するしかない!
でもたつや一人では来れないので、
誰かお友だちを誘わないといけないな〜と思い、
その日の夜に、フェイスブックでこの店のことを載せて、
一緒にイタリアンフルコースランチに行きませんか〜
と声をかけてみたのです。

以下、続く〜

大変申し訳ございませんが、このパネクラシコイタリアーノさんは、
 年内いっぱいでお店を閉め、イタリアへ行かれるとのことです。



 



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posted by たつたつ・たつや at 22:25| Comment(0) | 店グルメ・カフェ・パン・スイーツ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月17日

吉野家公式通販サイトで販売している若狭塗箸

福井県内にはたくさんの伝統工芸がありますが、
小浜市を中心としたエリアは若狭塗箸の産地です。
たつやもここ数年、小浜市へ通う機会が増えて、
必然的にお箸関係の方たちとのご縁も増えてきました。

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近年、かなり機械化もされてきている塗箸ですが、
今でも伝統的な作り方をしている職人さんがいます。
牛丼の吉野家の公式通販サイトで、限定販売されている
若狭塗の夫婦箸はこちらで作られました。

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一膳一膳、すべて手作業で作られます。
この本あわび貝を使った箸を製造できる職人さんは、
今ではもう数人になってしまっているとのことでした。

ご夫婦2人だけの作業場に伺った時は、
お二人ともがカットしたアワビ貝を一つ一つ
筆を使って箸の原木に糊付けしていました。
箸の原木は4面あるため、アワビ貝も4面に貼り付けます。
一面当たり3個のアワビ貝を使うので、
一膳では24枚の貝を貼り付けることになります。
これだけでも大変な作業です。

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手慣れた様子で箸の原木に接着剤を塗り、
筆の先に付けたカットされたアワビ貝を
ひとつひとつ貼り付けて行きます。
角度がずれると箸の面と面一にならないため、
慎重かつスピーディーに貼り付けます。

見ていると大変な作業をしているので、
たつやが、これは大変ですね〜と声をかけると、
お二人にとってはこれが当たり前の作り方なので、
昔からこのやり方だからね〜と笑っていました。

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その後は塗りの工程に入ります。
その昔はすべて色漆を塗り重ねていたのですが、
現在はアクリル塗料が使われます。
色を塗り、乾燥。
また違う色を塗り乾燥・・・と10回ほど繰り返します。

そこから研ぎ出します。
当たり前ですが、それも一本一本研ぐのです。
当然、粗い目のベルトサンダーからどんどん細かくします。

これはアワビ貝の箸ではなく卵の殻を使った塗箸ですが、
その工程を表しています。

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一体どれだけの手間と時間をかけて、
アワビ貝付きに若狭塗箸が完成するのでしょう・・・
全行程を終えるのには数か月かかると言います。
こうして一膳一膳、すべて模様の違うお箸が完成するのです。









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吉野家の外販事業部の方たちは、
この伝統的若狭塗箸を敢えて採用してくださいました。
もちろん他の箸に比べると高価になるのですが、
大量生産できないアワビ貝付き研ぎ出しの夫婦箸を、
限定100セット、現在も通販サイトで販売しています。
箸の頭の部分にさりげなく吉野家のオリエンタルマークが入っています。
ご興味のある方はこのサイトをご覧ください。

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吉野家公式通販サイト
https://e-shop.yoshinoya.com/

この夫婦箸がセットになってるギフト商品です。
https://e-shop.yoshinoya.com/shop/g/g666214/








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記事2903回目
posted by たつたつ・たつや at 23:33| Comment(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月16日

Sou's cafe@今庄

国道365号線を武生から敦賀方面に走り、
旧今庄町役場を過ぎて、少し走ると
右手に少し風変わりな黒い建物が見える。
ここが今庄のみつぐはうす工房。

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その一角にオシャレなカフェが今年5月にオープンした。
雑貨のセレクトショップと手作りスイーツをメインとした
新感覚カフェと言った感じだろうか。

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たつやは敦賀や小浜へ行く機会が多いので、
鯖江から敦賀へ通うのには、この365号線を利用している。
日野川沿いを走るこの道は四季折々の風景が実に美しく、
時折、この辺りでクルマを停めて写真を撮ったりしていた。
山と川と田んぼの風景が四季によって様々な表情を見せてくれる
自然豊かな土地で、民家も少ないエリアだ。

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なのでまさかこんなところにオシャレなカフェが出来るなんて、
まったく想像もつかなくて、最初にこの話を聞いた時に、
えっ!?こんなところでカフェするの?とかなり驚いた。

オープン以来、何度かお店に伺っているが、
さすが住宅を作る会社の一角にあるカフェなので、
とても居心地のいい空間だ。
センス良い家具や雑貨に囲まれて、
お茶したり、スイーツをいただけるのが気に入っている。

店内右手の大きな黒板は越前市在住のデザイナーで
アーティストの三木あいさんが描いた絵が迎えてくれる。

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しかしながらこの店の一番の特徴は、
このカフェの店長が作る絶品スイーツだ。
初めてこの店のスイーツを食べた時に、
バターの香りや味わい深い甘みに心奪われて、
思わずどんな食材を使っているのか聞いてみたほどだ。
そしてなるほど、だからこんな味わいになるのか!

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一例として挙げれば、
卵はすべて地元農家の有精卵。
国産のオーガニック小麦、国産の発酵バター、
てんさい糖や国産はちみつなど・・・。
他に聞けば聞くほど、いろんな食材や食べ物のことに
詳しく、こだわりを持っている。

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最近はたつやも店長さんとは顔なじみにもなって、
いろんな話をするようになったのだが、
若くて研究熱心な彼女は、かわいい顔して、
かなり頑固なところがあることがわかってきた。
それにかなりの食いしん坊であることも(笑)

どうしても食材だけは妥協したくないんです!

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なるほど〜、
だからこれだけレベルの高いスイーツを
提供してもらえるのですね。

たつやが自信をもってお勧めするカフェです。

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Sou's cafe
福井県南越前町今庄115-1-2
0120-984-146
営業時間:10時半〜17時
定休日:水曜日・第1.3日曜日・第2.4木曜日








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記事2902回目
posted by たつたつ・たつや at 23:09| Comment(0) | 店グルメ・カフェ・パン・スイーツ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月14日

ケリーケトルで珈琲を!

今庄の山奥の雑貨屋さんゲノムに行くと、
オーナーの藤原さんから、
今度、たくら小学校の跡地でマルシェをするので、
遊びに来てくださいと誘っていただいた。

聴けば11月20日の日曜日開催とのこと。
珍しく何の予定もなかったので、
行くよ〜と返事をした後、ふと思い付いた。

今回はお客様でなく、出展者として
参加したい!
青空の下でケリーケトルでお湯を沸かして
プレスでコーヒーを提供したい!
と急に降って湧いてきたのだ。
そして、その場で藤原さんに出店をお願いした。

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越前市の自家焙煎珈琲のたちばなやさんにお願いして
コラボ店舗で出店することにして、
たつやはケリーケトルの実演販売をしてみることにした。

やる以上、美味しい珈琲を提供したいという想いで、
お水は小浜の名水『雲城水』を汲みに行った。
そしてコーヒーを入れるお湯はその水を使って、
すべてケリーケトルだけで沸かすことにした。
当然、ガスコンロや電気ポットを使えば、
簡単にお湯を沸かすことは出来るが、
この日は敢えて、燃料費のかからないエコな方法で
コーヒーを淹れることにしたのだ。

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燃料は乾いた松ぼっくりや小枝、
それに廃材を細かく鉈で割ったものを使用し、
電気やガスには頼らずに、
天然のエネルギーを使うという
徹底的に効率を無視したスローなコーヒーやさん。

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ケリーケトルとは、
100年以上前に作られたヤカンで、
水を入れる部分の内部が空洞になっていて、
底の部分から小枝や松ぼっくりを燃やすと
煙突効果により火が上がり、
その熱を使ってお湯が沸かせるというアイテムで、
近年はアウトドアだけでなく、
防災グッズなととしても人気がある。
慣れれば1.2リットルの水を3.4分で沸騰させることが出来る。

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たつやはこのケリーケトルを知った8年ほど前から、
この商品に惚れ込んで、代理店資格を取って、
カンパネルラで販売してきた。
しかしながらカンパネルラが不定期な営業になり、
ほぼ休業状態なので、
ケリーケトルもあまり出ない状況が続いている。
もちろん、連絡をもらえれば販売可能なのだが・・・。

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そんなこともあって、
超久しぶりにクラフトマーケットに参加して、
自分が楽しむつもりで、ケリーケトルと
燃料を持ち込んで、コーヒーやさんをオープンした。

当日はお天気にも恵まれ、
たくさんのお客さんが来られていて、
中には顔なじみの人も多く、
コーヒーも用意した分はほぼ完売状態。
肝心のケリーケトルは?というと、
売れたのは一つ・・・
という少々さみしい結果だったが、
何よりもやっていてとても楽しかった。

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廃材を鉈や小さな斧を使って細かく割りながら、
それを燃料にしてお湯をただひらすら沸かす。
ただその繰り返しなのに、楽しく仕方ないのだ。

ちょうどお湯が切れてしまい、
新たにお湯を沸かすところからコーヒーを淹れようとすると、
出来上がりまで10分近くかかってしまうのだが、
それでもお客さんは納得してくれて、
待っていただいた。

ケリーケトルの真ん中の煙突から赤い火と煙が上がって、
中の水が沸騰してポコポコ言い出すと、
自然と人か集まってきて。興味深そうに覗いてくれる。

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この日だけで2リットルのペットボトル8本を
ケリーケトルだけで沸かした。
珈琲用だけでなく、途中、あまりにもお腹が空いて、
カップ焼きそばのお湯も当然、ケリーケトルで。

久しぶりに野外で過ごして、
火を眺めながら、お湯を沸かしてコーヒーを淹れる・・・
なんだかとても楽しく、一日中笑顔で過ごせた。
やっぱりいいな!ケリーケトル。

ご興味のある方はたつやまでご連絡ください。
現物を見ることが出来ますので^^
junchan.p@vega.ocn.ne.jp



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posted by たつたつ・たつや at 23:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月13日

くいしん坊@あわら温泉

一月ほど前、三国でコンサートに行った帰りに
かみさんと何か食べて帰ろうということになりました。
もう9時を回っていた時間帯なので、
チェーン店かラーメン屋さんでもいいか〜
なんて話をしていた時に、思い出したお店がありました。

たつやは昨年から毎月、越前海岸沿いにある
カフェマーレの内田社長が中心となったサテライトオフィスで
勉強会という名前の美味しいものを食べて
好きに語る会的な集まりに参加しているのですが、
ある月の例会に参加した時に、
とても雰囲気のある方がお寿司を握っていました。
いかにも旨いモノに関係しているプロであることは
その彼が醸し出す容姿からヒシヒシと伝わって来たのでした。

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「俺はこんなところで育ったから魚に関してはうるさい!
だから旨いと言われている店でも殆どが俺の口に合わない!
けど、こいつのとこはスゲー魚を食わしてくれるよ。」
と内田社長はそう言って彼を皆に紹介してくれました。
「それから店に行ったらラーメンを頼むといいわ!」
と続けて大笑いしました。
なんでも隣がラーメン店で、
時々酔っ払ったお客さんが間違って入ってきて
ラーメンを頼まれるので、お店の前に
『うちはラーメン店ではありません』
という張り紙がしてあるのだそうです。

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その寿司を握っていた方は、
芦原温泉の清風荘という旅館の前にある
『くいしん坊』という店の大将でした。
その日は11人の参加者がいたのですが、
そのお寿司があまりにも美味しくて
炊いたお米一升五合の鮨飯がすべてなくなったという
とんでもないエピソードが残っています。





そうた!くいしん坊でご飯を食べて帰ろう!と思い、
内田社長に電話を入れて予約をしてもらいました。
駐車場にクルマを停めて玄関の前まで来ると・・・

『うちはラーメン店ではありません』の貼り紙が(笑)

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「いらっしゃ〜い!今、内田社長から電話ありましたわ。」
カウンターに座って、まずラーメンを!と思ったのですが、
さすがに言えません^^;

メニューの中から、
まずキジハタのお造りを頼みました。
うちのかみさんはあまり刺身が好きではないのですが、
この刺身を一切れ食べて目が倍の大きさになって
「わー、これ美味しい〜〜」と言ったのです。
キジハタは刺身にしても焼いても煮ても美味しいです。
たつやもこの刺身の美味しさにはとても感激しました。
聞くところによるとキジハタの刺身は
数日寝かした方が美味しくなるのだそうです。
この日のお刺身は5日目とのこと。

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300円という信じられない価格のあら汁が絶品です!
思わず「これにうどんかソーメン入れて食べたい」
と大将に言うと、そう言うお客さんはたくさんいるのだそうです。
思うことは皆、同じなんだぁ…

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おまかせ握り!
こりゃすごいわ!
マーレで食べた時も美味しかったのですが、
くいしんぼうで食べると厳選されたネタが8カン
という希少さも相まって、更に美味しく感じます。

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天ぷらやカキフライなどの揚げ物も
本当に美味しくて、しかもリーズナブル。

『くいしん坊』
あわら温泉に行ったら是非味わってほしい名店です。
たつやも再訪確実です♫

くいしん坊
福井県あわら市温泉3-1001
0776-78-4102
営業時間:18時〜24時
定休日:火曜日









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posted by たつたつ・たつや at 23:35| Comment(0) | 店グルメ・和食・アジア他編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月12日

FAZIOLIというピアノ

たつやには3つ年上の姉がいる。
彼女は3歳でオルガンを始め、5歳でピアノを弾き始めた。
そのため好む好まざるに関わらず、
たつやは生まれた時から鍵盤楽器が身近にあった。
その後、姉は音楽大学へ行き、
結婚後はベルリンにあるドイツの国立音楽大学を卒業し、
結局28年間をベルリンで過ごした。

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たつやは自分では意識したことがなかったが、
姉から「あんたは耳がいいから下手な演奏は出来ない!」
とよく言われた。

たつやの音楽好きは姉の存在がかなり影響している。

さて6年ほど前に、敦賀信用金庫に勤めるMさんから、
たつやさん、ファツィオリってピアノ知ってますか?
と聞かれたことがある。
当時のたつやはそんな名前のピアノがあることを知らなかった。
ピアノと言えば、YAMAHAかKAWAI 。
後は姉もベルリン時代に使っていたドイツ製のシュタインウェイくらい。
どうやらイタリアの家具メーカーが理想のピアノを作りたくて、
40年ほど前に生まれたピアノとのことだった。
現在ではショパン国際ピアノコンクール、
チャイコフスキー国際ピアノコンクール、
ルービンシュタイン国際ピアノコンクールの
公式ピアノとして採用されている。

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その数年後にはこの最高峰とまで言われる
FAZIOLIのフルコンサートモデルF308の音を、
福井県の美浜町にあるなびあすホールで聴くことになるのだが、
そのあまりにも美しい音にすっかり魅せられてしまった。
ここなびあすホールはFAZIOLIの最高峰ピアノF308を
日本国内のホールで初めて導入している。  












さて先日、美浜町在住の世界的ソプラノ歌手の野原広子さんから
紹介していただいたが敦賀市在住のピアノのh先生が、
ご自宅にFAZIOLIのピアノをお持ちとのことで、
学生バイオリニストの近藤諒くんと2人で見学に行ってきました。

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わたし、このピアノを買ってからもう幸せなんです。
ただの和音を弾いただけでもうっとりするんです。
良かったら弾いてみてください。

なんてHさんはおっしゃってくれたのです。

初めてFAZIOLIのピアノの前に座りました。
なんて美しいピアノなのでしょう。
それに裏側も覗いてみたのですが、
その木目の美しさにも感動しました。

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鍵盤にも触れて、いくつかの和音を弾いてみたのですが、
なんて素晴らしい響きなのでしょう。
倍音の響きが半端ないのです。
ず〜っと余韻を楽しませてくれました。

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諒くんも興奮して、その場で
2人がチャイコフスキーのバイオリン協奏曲を
少し演奏してくれました。
なんて贅沢な空間なのでしょう♪

Hさんも一人でもたくさんの方に
このピアノの魅力を知って欲しいと
思っているようでした。

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たつやはこのFAZIOLIのピアノを
どうしても演奏して欲しいと思っている音楽家がいます。
金沢在住の音楽家、北方寛丈さんです。
作曲家であり、ピアノストでもある北方さんは、
劇団四季の音楽で参加したりする素晴らしい方ですが、
音楽を通して世の中を明るく元気にしていこうという
様々な社会活動もされている素晴らしい方です。

Hさんにその話をすると、
是非、北方さんのコンサートをやってみたいと
おっしゃってくださって、
たつやはもうその気になっています。
来年は『北方寛丈×FAZIOLI』をやるぞ〜1

北方さんの許可はまだですが^^;










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記事2899回目
posted by たつたつ・たつや at 22:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月11日

窪田嘉政の世界

2003年、たつやは『夏のみらい塾』という団体の
実行委員長をしていた。
みらい塾は夏休み期間中の3〜4日間を
公募した小学4年生から中学3年生までの
子どもたちと一緒に自然体験を大人たちと一緒にする
と言った主旨で行われていた。

この年の会場となったのは
池田町水海地区にある旧水海小学校跡地。
3泊4日のスケジュールで数々の体験メニューを
実行委員会自らの企画で行った。

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メインテーマは「池田の龍伝説を探れ!」
企画部長をしていたKくんからの提案で、
巨大な龍を作ることになったのだが、
その時、地元の漆芸家でアーティストの窪田嘉政さんが、
ボランティアで龍の頭を作ってくれた。
その時の出来栄えには、驚かされたものだった。

あれから16年の年月を経て、
つい先日、その窪田嘉政さんに再会した。
風の噂では、彼がその後も漆芸の制作活動をしていることは
知っていたが、どんな作品を作っているのかは知らなかった。

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鯖江市下新庄町にある彼のアトリエを訪ねた。
立派な古民家の玄関を入ると、
目の前には彼と、彼のお父さんである窪田嘉晴氏の作品が
ずらりと並んでいた。

嘉政さんの代表的作品のひとつがコレだ。
色紙大の大きさの漆を塗った木の板の表面を
丸刀、平刀、三角刀などを用いて、
模様や図柄を刻む。
その凹部に、金やプラチナの箔あるいは粉末などを
埋め込み、それを漆で定着させるという伝統的加飾技法。

漆を塗った板に三角刀や丸刀、平刀で掘っている(下)

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彼の持つ温かい動物と楽器の世界が宇宙空間のような
小さな板の中に表現されている。
『シマウマとピアノ』

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たつやが最も感動したのは、
カマキリとテントウムシが出会って
繰り広げられる物語だった。

窪田さんは
「ムシはあまり人気がないんですわ。
気持ち悪いって言われちゃうんです」

と笑って見せてくれたが、
たつやの琴線にはバリバリ響いてきた。

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許可をいただいて、作品のいくつかの写真を撮らせてもらい、
ブログ掲載の許可もいただいたので、
是非とも紹介したい。

乱暴もので嫌われていたカマキリくんが、
テントウムシくんと出会って、
いろんな虫が楽器になってくれて、
それをカマキリくんが演奏するという物語。

ここからはたつやの想像の世界だが、
やがてカマキリくんは人気者になり、
たくさんの虫の仲間たちと森の音楽会で、
オーケストラの指揮者になっていく・・・
そんなことを考えさせてくれる
とても心温まる連続作品だった。

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彼の夢はこのカマキリくんの物語を
作品展として発表すると同時に、
一冊の絵本として世に出したいとのこと。
是非とも実現して欲しいと思っている。

それにしてもこんな近くに、
こんなに素晴らしい作品を作っているアーティストが!
しかもずっと前からご縁をいただいていたことに、
驚くと同時に感謝している。

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またたつやのブログでも彼の活動の様子を
お伝えしたいと思っている。

もし彼の作品を直接見たいと思われる方がいらっしゃれば、
是非、ご連絡くださいませ。
たつやがご案内いたしますので。
junchan.p@vega.ocn.ne.jp

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記事2898回目
posted by たつたつ・たつや at 21:05| Comment(0) | たつやの好きなモノ・生き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月09日

たぬきや@福井市

たつやは実はこんな昭和の食堂が大好きなのです。
今は令和の時代ですが、
まだまだ平成を通り越して、
昭和バリバリのお店を発見しました。

仕事仲間と一緒にお昼ご飯を食べようという話になり、
時間が無いから近場で済ませましょう!
と連れて行ってもらったのが、この『たぬきや』です。

もうネーミングからして、胸キュンです(笑)

中に入ってビックリ。
く、暗い・・・んです。

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友だちは慣れた様子で
「日替わり一つ」とか頼んでいます。
たつやは初めてなので、
メニューをじっくり眺めます。

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え、えっ!?
日替わり定食・・・600円
ろ、ろっぴゃくえんです。
消費税10%、令和の時代にこの神価格。
もうこれだけでいいお店ということがわかります。
まるで昭和40年代後半辺りにタイムスリップしたかのようで、
もうたつやのど真ん中です。 

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このハイクオリティでろっぴゃくえんですよ〜!
しかもお会計したら、税込み600円でした。
マジ、庶民の味方!超サービス価格ですね。

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たつやはかなり迷ったのですが、
結局、コレ!
その名もスタミナカレーです。
今更、スタミナなんてつけなくていいのですが、
食堂系のカレーは当たりが多いので、
これをチョイスしました。

なんてったって、ご飯にカレーではなく、
チャーハンにカレーがかかっていて、
しかも卵とエビフライが2匹も乗っかっているのですから、
スタミナカレーなんですね^^ 

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初めはカレーのかかっていないチャーハンだけを
食べてみたのですが、これだけでも旨い!
またカレーが加わると、味が濃くなって、いい感じです。
きっとたぬき食堂のカレーもチャーハンも、
エビフライ定食も美味しいのは間違いないでしょう。
食堂系カレーは美味しいところが多いけど、
ここたぬき食堂も予想通り、大当たりでした♪
これも800円はありがたい価格です。

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他にもカニクリームコロッケ定食も
味見させてもらいましたが、
これまたなかなかのお味でした。
しかも3個のコロッケにかかってるソースが
それぞれ違うんですよ。
大将のこだわりなんでしょうね〜^^
クリームコロッケを手作りするのって、
大変なんですよね。

帰る頃にはこの暗さにも慣れていましたよ^^

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という訳で、久しぶりの食堂レポ。
こんなお店がだんだん少なくなってきているけど、
皆で応援して、地域に愛される店として
がんばって欲しいと切に願っています。
またたつやも再訪しま〜す♪



たぬき食堂
福井県福井市花月1-5-13
0776-22-4291
営業時間:11時〜20時
定休日:金曜日









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記事2897回目
posted by たつたつ・たつや at 22:10| Comment(0) | 店グルメ・和食・アジア他編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月07日

コラボディナーを終えて・・・

ルカンケ×ソニョーポリのコラボディナーのことを
数日間に渡ってブログに書いてきましたが、
たつやにとっては、とっても大きな出来事で、
記録としても残しておきたいという想いが強かったので、
こうして何日間かで書いてきました。
でも今日で終わります。



11月19日コラボディナーが終わり、
お客様をお見送りした後に、
後片づけをしながら、ソニョーポリの山本シェフが、
こんなことを言ってくれました。

「うちのスタッフ、みんないい顔しています。
たつやさん、これなんです。
これが最高なんですよ。
やって良かったですね。」

確かにもう12時近い時間だったにも関わらず、
掃除をしながら女性スタッフさんが3人、
笑いながら会話をしていたのでした。
何を話しているのかはわかりませんが、
それは充実感に溢れた笑顔だったことは
傍から見てもわかりました。

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たつやとルカンケの3人は、先に上がらしてもらい、
夜中の屋台ラーメンへ行き、
そして敦賀市内のワインバーで軽く飲んで帰ることにしました。
皆さん、疲れているはずなのに・・・。

そろそろ帰ろうとした時に、
入口のドアが開いて、山本シェフが入ってきました。
時計を見ると一時半です。
今まで後片付けをしていたのです。

結局、山本シェフと古屋シェフとたつやの3人は、
朝の4時までそのワインバーで語り合いました。
ご縁ってホントに不思議。
つい一週間前までまったくの他人だった2人が、
何十年も前から旧知の仲のようでした。

結局、3人の共通した意見は、
やって良かったね!
もうその言葉だけで、たつやは泣きそうでした。

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さて翌日はお帰りになるまでの数時間、
折角、福井に来られているので、
ちょっとした観光をすることにしました。
後はお土産を買うこと、そして昼食を取ること。

若狭の名酒『早瀬浦』の蔵元を訪ねました。
ちょうど仕込みの真っ最中とのことでしたが、
若女将さんがいろいろご説明をしてくださいました。

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近くにある魚屋さんに立ち寄り、
お土産を買うつもりだったのですが、
冷凍庫が壊れているとのこと。
漁港まで来てほしいと言われました。
結局、漁協のでっかい冷凍庫まで行って、
魚の干物をお土産として求めました。

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たまたま越前ガニの水揚げがあったみたいで、
生きたセイコガニやズワイガニを見ることが出来ました。
見たことない生きたカニにテンションが上がる
花岡スーシェフと田中支配人です。

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お昼は三方町にあるうなぎ屋さん『徳右衛門』さんにて、
たつやおすすめの蒸籠蒸しをいただきました。
3人とも大絶賛でした。

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長そうで短かった2日半。
敦賀の駅で再会を約束して、
古屋シェフとハグです。

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また是非、福井にもいらしてくださいね。
本当にありがとうございました。













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記事2897回目
posted by たつたつ・たつや at 00:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月05日

ソニョーポリのディナー

「何かたつやさんと2人で向き合って、
ディナーだなんて、不思議な感じですね〜」

「確かにそうですね。
いつもは古屋さんが作った料理を
いただいているけど、今日は目の前〜」

とお互いの顔を見て笑った。

今夜はソニョーポリで山本シェフお任せディナー♪

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いつもは目の前に座っている彼の料理を、
東京白金台のお店のテーブルで友だちと一緒に
感動して感想を言いながら食べているのに、
今日はそのシェフがたつやの目の前の席に、
向かい合って座って、イタリアンディナーのコースを
いただいているのだ。
しかも敦賀で。

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ルカンケとソニョーポリのコラボディナーの
一週間前に、打ち合わせと現場視察を兼ねて、
ルカンケの古屋壮一シェフが敦賀までやってきた。
そして東京へ帰る最終電車に乗る前に、
たつやと2人で翌週にはコラボするソニョーポリで
ディナーをいただいたのだ。
その時の最初の会話がこれだった。

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考えてみるとご縁って本当に不思議だ。
だってたつやはただの一人のお客さんだった。
そして古屋シェフのファンになり、
通っているうちに、会話を交わすようになり、
食材を送ってみたりしているうちに、
いつの間にか親近感を覚えるようになった。

それがたつやが語った夢物語を、
古屋シェフは叶えてくれた。

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牡蠣のパン粉焼きとアオリイカ墨パスタ

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目の前に憧れのシェフが座っていて、
翌週には一緒にディナーを作る
ソニョーポリの山本剛司シェフにお願いした
お任せディナーをいただいている。

またディナーの料理がどれも素晴らしかった。
古屋シェフも時折うなずきながら、
「いや〜、さすがイタリアンのシェフですね。
バルサミコの使い方とは火の通し方とか完璧ですね〜」
「美味しいです。白子は今年はじめてです〜」
などとうれしい感想を伝えてくれるから、
たつやとしては自分のことのように嬉しかった。

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タラと白子〜はたつやも古屋シェフも今シーズン初めてでした。
昆布の旨味がしっかり鹿肉の中に・・・
これぞグルタミン酸とイノシン酸とのコラボだ♪

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初めて食べた秋刀魚と焼きナスのテリーヌや、
えぞ鹿の昆布締めなどは、その美味しさはもちろん、
見た目の美しさや、調理の仕方の発想も面白く、
ここでしか食べられない一皿でとても満足した。

あぁ、たつやは何て幸せなんだろう・・・
そんなことを噛みしめながらいただいた素晴らしいディナーでした。

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ソニョーポリ
福井県敦賀市金ケ崎4-1敦賀レンガ倉庫内
0770-47-6707
営業時間:9時半〜23時テイクアウト対応
ランチ11:30〜14:00L.O.
ディナー18:00〜22:00L.O.
定休日:水曜日








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記事2896回目
posted by たつたつ・たつや at 22:27| Comment(0) | 店グルメ・伊&仏編(洋食含む) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月04日

ルカンケ・・・とは『元気になって』という意味。

11月11日に書いたブログ「由香の薔薇」のKさんは、
この日のディナーを予約してくれたのですが、
やはり体調が優れないとのことで、
キャンセルしたいと1ヶ月ほど前に連絡が来ました。

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そして、11月19日コラボディナーの朝に
Kさんからこんなラインをもらいました。

いよいよ今日ですね。
今日まで生き延びたのに、
行けなくて本当に残念ですが、
いろんな妄想して楽しむことにします。

健康でなければ集まれないし、
食べれないのだから、
今日はどなたにも一期一会の幸せな時ですね。
楽しくおしゃべりできて、
美味しく食べられる・・・
そんな当たり前のようで当たり前じゃない、
至福の時を、皆さんが私の分まで
目一杯楽しんでくださるように、
私も病床より祈っています。







コラボディナーを開催する時の、
挨拶の中で、Kさんのこの言葉を
皆さんに伝えました。
本当に当たり前だと思っていることが、
実はそうではないこと、
いくつもの奇跡が重なって、
この日を迎えることが出来たことなどを、
あらためて感じることが出来ました。

たつやは何とかKさんにも
ひとつだけでも食べて欲しいと思っていて、
ルカンケの古屋シェフにちょっと無理を言って、
皆さんに出した『谷田部ネギとたまねぎのスープ』を
多めに作ってもらい、真空パックにしてもらいました。

ちょうどペールメールのパンが少しだけ残っていたので、
スープと小さなパンを3つだけ入れて、
翌朝、郵便局から郵送しました。

ルカンケ・・・とは
フランス語で元気になってねという意味なんだそうです。
この魔法のスープを飲んで少しでも元気になって欲しいな。

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そして翌日、Kさんからラインが来ました。

なんですかー⁉️コレは‼️
ネギの香りがふわっとして、
すっごい甘みと、コク❗️
私如きが説明しようにも出来ないけど、
とにかくめちゃくちゃ美味しかったです!
ネギが大好きで、本当に人生得しました〜

ペールメールのパンも食べやすくて
とっても美味しかったです。
スープに付けて、このコラボも最高でした❣️

この一口のスープが、
病院にいる私の口に入るまでに、
どれだけの奇跡の積み重ねが有ったのかと思い、
たまらなく愛おしく一口目のスープを頂きました。
一期一会の奇跡のスープ、
今際の際のご馳走スープ…
本当に素晴らしく美味しいスープでした。

ルカンケの名前の通り、ホントに元気が出てきました
古屋シェフ、皆さん、ありがとうございました
たつやさん、本当にありがとうございます😊


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料理人ってすごいな!
料理一つで人を勇気づけたり、元気にする!
こんなご縁をいただけたことに感謝しています。









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posted by たつたつ・たつや at 18:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月03日

たつやプレゼンツ『ルカンケ×ソニョーポリ・コラボディナー』お料理編

たつやにとって知っているシェフが同じ場所に立って、
一緒に料理をしている様子を見ることは、
想像以上にテンションが上がるものでした。

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あの古屋シェフが敦賀の地でソニョーポリの山本シェフと
一緒な厨房に立ち、たつやのお友だちに料理を作っている・・・。
しかも何人かのプロのシェフがお手伝いで入っているのです。
仕込みをしている時から、この光景が楽しくて仕方ありませんでした。

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古屋シェフが液体窒素を使って、
一瞬にしてビーツのソースを凍らせたり、
エスプーマを使い、泡状のムースを作る様子を、
周りのスタッフさんたちが集まってきて、
興味深そうにのぞき込む様子も
とてもワクワクしながら覗いていました。







この日のメニューはこんな感じでした。

ウエルカムドリンク

・冷製の谷田部ネギと玉ねぎのスープ(ルカンケ)

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・秋刀魚と焼きナスのテリーヌすだちの香り(ソニョーポリ)

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・セイコガニのジュレ寄せ(ルカンケ)

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・おごのりと牡蠣のフリット・冷たいビーツのラビゴット(ルカンケ)

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・黒ニンニクとキノコのリゾット
上志比産の黒ニンニクを使用。

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・鮮魚のブールブランソース・バジルのオイルと共に
 福井県の野菜をあしらって (ルカンケ)
 へしこと川島ごぼうのディップ

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マコモタケは越前町の司辻校一さん栽培のものを、
キクラゲは越前市の石本郁夫さん栽培のものを、
サトイモは大野市上庄農林学舎のもの、
ゴボウは鯖江市特産の川島ごぼう会のもの
へしこはたつやと南越前町の民宿さへいさんと作ったもの
そしてこの日の鮮魚は、小浜市枡谷商店さんから仕入れた
キジハタ(なめら・あこうとも言う)と広島産の牡蠣でした。

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・昆布締めにしたエゾ鹿のロースト(ソニョーポリ)
昆布は敦賀市の奥井海生堂さんの蔵囲い昆布を使用。
いろどり野菜は三国町のそで農園さんの野菜たち
※袖さんは以前は三国のソニョーポリスタッフさんで、
現在は三国町にて農園を経営されています。

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・干し柿とホエームース、レモングラス風味のデザート(ルカンケ)
干し柿はこの日の参加者でもあった越前市の大柳美佳さんの手作りでした。
ホエーは小浜市にあるチーズ工房ラヴェリタさんのものを使いました。

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・和栗のティラミス
・食後のコーヒーか紅茶

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・パンとバゲット(ペールメール)
この日のために特別に広島県福山市のペールメールの谷口シェフに
お願いして丸いパンと、72時間発酵のバゲットを送ってもらいました。

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そして司会を務めてくださったのが、
福井市の谷川有希乃さん。
彼女がいなければあの雰囲気は出せなかったと思います。
たつやもこのイベントがきっかけでご縁をいただきましたが、
打ち合わせをしていても、す〜っとこちらの意図を理解していただき、
何の心配もなくお任せしました。

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会場の音楽を担当してくださったのは、
敦賀市のTree cafeの西脇親さんご夫妻。
西脇さんはDJとして世界でご活躍されている
凄い方なんです。
ソニョーポリの山本シェフのご縁で、
この会場の雰囲気を作り出してくださいました。

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また見えないところでご協力いただきましたのが、
鯖江市の末広漆器製作所さまからは、
スープの器が足りないところを快く貸し出ししてくださいました。
また越前市の山伝製紙株式会社さんからは招待状に使った
特別な越前和紙をサンプルとしていただきました。

当日の記録・映像などは吉田知名さんが担当してくださいました。

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各テーブルの色に合わせたアレンジ花は
越前市のお花屋さん。

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会場にたくさんのアート作品を展示していただいたのは、
加賀市在住の版画家、大下百華さん。
たつやが大好きな版画家さんで、
この機会にいろんな方に見ていただきたいと思ってお声をかけました。

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こんな風にたくさんの方のお力があって、
あの日の素晴らしい一日がクリエイト出来たのだと
あらためて、関係してくださった方々に心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

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2019年11月28日

たつやプレゼンツ『ルカンケ×ソニョーポリ・コラボディナー』テーブル編

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ソニョーポリの厨房の中には、20人近くの人がいて、
時間が経つにつれ、自分のやるべき仕事がわかって、
それにきちんと対応していることが、
素人のたつやから見てもよくわかりました。
まさに初めて出会った人たちが、ひとつのゴールに向けて、
チームになったような感じでした。

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テーブルは全部で13とカウンター2席
4人掛けのテーブルが10と6人掛けが3.
たつやは参加者から前もって、
アレルギーや嫌いな食べ物、ファーストドリンク、
交通手段などを聞いて、準備を進めました。
エントランスチケットは参加者のお名前を
一人ひとり入れて作りました。

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60名の参加者のほとんどが知り合いだったこともあって、
テーブルの組み合わせを考えることは簡単でした。
それに折角、素敵なディナーを企画したので、
ドレスコードを決めることにしました。
13のテーブルの名前はフランス語の色に決めました。
例えば、rouge(赤)とかblanche(白)
rose(ピンク)と言うオシャレなネーミングにして、
その色でテーブル花をアレンジしてもらいました。

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またたつやが大好きな加賀市在住の版画家さんの作品を
店内に展示してもらいました。
これは来年の春にその版画家『大下百華さん』の個展を
福井県内で開催する予定もあって、
この日の参加者にも観ていただきたいと思ったからです。
場所はまだ選定中ですが、
たつやプレゼンツでやりたいと思っています。

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たつやの還暦誕生日の夜に出会った大学生の諒くんには、
この日のディナーのオープニングをお願いしました。
6時に開場し、7時からディナー開始に合わせて、
バイオリンの演奏をしてもらいました。
素晴らしい演奏で、たくさんの拍手が送られて、
会場を大いに盛り上げてくれました。

そして乾杯をたつやが尊敬する大先輩の
マルイチセーリングの小林幸一会長にお願いして、
ディナーの幕が開きました。

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次から次へといいタイミングで出される料理ひとつひとつに、
2人のシェフとスタッフの魂が込められています。

後はこの写真を見れば、雰囲気が伝わるかと思います。

会場ではずーっと心地よい音楽が流れていたのですが、
それも敦賀市のtree cafeさんが担当してくれました。

あっという間の3時間。
たくさんの笑顔で溢れたソニョーポリでした。

最後に撮った参加者の集合写真と、
スタッフさんたちの集合写真
どちらも皆さん、いい顔してると思っています。

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2019年11月27日

たつやプレゼンツ『ルカンケ×ソニョーポリ・コラボディナー』仕込み編

11月6日、この日は福井県民にとっては待ちに待った日。
それはカニの解禁日なのである。
特に雌のセイコガニは福井県民のソウルフード
といっても過言でないほど、人気があって、
11月6日〜中旬までの間、
SNSを見ているとセイコガニの画像に溢れている。

結局、ルカンケの古屋シェフの心を動かしたひとつの要因は、
このセイコガニだったかもしれない。

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11月19日の夜が『ルカンケ×ソニョーポリのコラボディナー』
に決定しました。
いろんな経費のことを考えると、たくさんの人に参加してもらい、
かつ、ある程度の料金をいただかないことには、
このイベントは成し得ないことはなんとなくわかっていました。

SNSでちょっと告知をしてみたら、
3時間という驚くような早さで予約が埋まってしまう
という人気ぶりで、企画したたつやが一番驚きました。
なので、多くの人にお断りをせざるを得ない状況になってしまいました。
後からもたくさんの方から参加したかったという声をいただき、
本当に申し訳ない想いでいっぱいでした。
もしまたこのような機会があれば、先にご案内しようと思っています。

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さてルカンケの古屋シェフは定休日と、その後2日間お店を休んでまで、
都合3日間、スーシェフの花岡さんと支配人の田中さんと3人で
このコラボディナーイベントにかけつけてくださいました。
前日18日の午前中の新幹線と特急を乗り継いで、敦賀に入られました。








折角、敦賀まで来ていただいているので、
以前から仲良くさせていただいている奥井海生堂の奥井隆社長とアポを取り、
古屋さんたちと会社訪問をさせていただきました。

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今や世界的に昆布の旨味(世界共通でumamiとして通用します)に注目が集まり、
世界中の一流シェフたちは昆布を基本のダシとして使っているのです。
しかも奥井社長は北海道の利尻昆布の最高級のものを毎年買い付けて、
その半分近くを蔵の中に寝かせて熟成させているのです。
一番古いものでは平成元年の昆布から、2年、3年〜30年のものまでが
しっかり分けられムシロにくるまれてずっと蔵の中で眠っています。
新物よりも2年物、3年物とどんどん味がまろやかになっていくのです。

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古屋シェフたちもお店で昆布は使っていますが、
これだけの熟成昆布を大きなビルの中で温度・湿度管理されている中で、
保存されていることにとても驚いていました。
今後はルカンケの料理にもどんどん昆布を使って行きたいとおっしゃっていました。

その後、敦賀の名店、うお吟さんにて、名物の海鮮丼と、
越前ガニmeotoスペシャルを食べました。
これには皆さん大感激してくれました^^

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仕込みは前日の夜遅くまで、本番19日の朝からも行われました。
ソニョーポリは当日のお昼もランチ営業をしながらの仕込みだったので、
大勢のスタッフが集まり、準備に追われました。
またこの日は、山中温泉でイタリアン料理店ラ モンベッタの笹次シェフ、
地元敦賀市でイタリアンレストランRenatoを開店したばかりの岸本シェフ、
そして若狭町上中の人気店オムライスとスパゲッティ和伊和伊亭の竹中シェフ
が特別に料理のお手伝いで入ってくれました。
なんか知り合いのシェフたちが同じ場所で一緒に料理をしているのが、
とても不思議な感じだったのですが、とってもうれしかったです。

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それにフロアや調理のお手伝いをしてくれるスタッフさんたちも含めて、
知らなかった人たちが段々チームのようになってくるのを感じていました。

60人のお客様を迎えるのに、果たしてどれだけの人たちの手によって、
またどれだけの手間暇と時間をかけて準備するかを、
一緒に過ごしていたたつやにとっては、とてもいい勉強になりました。
古屋シェフが調理の仕方や盛り付けの指導をスタッフに伝え、
そのやり方を皆がひとつになって熱心に聞き入っている姿を見て感動しました。

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山本シェフ、古屋シェル中心の最終ミーティングの中では、
たつやのこの企画に賛同してくれて準備を進めてくださっている方々に
挨拶とお礼を言わせていただきました。
さぁ、準備は整ってきました。

後は会場準備を整えて、お客さんが来られるのを待つだけです。







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記事2892回目
posted by たつたつ・たつや at 22:32| Comment(0) | たつやの好きなモノ・生き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月26日

たつやプレゼンツ『ルカンケ×ソニョーポリ・コラボディナー』プロローグ

東京、白金台にあるフレンチレストラン『ルカンケ』のことは、
たつやのブログでも紹介してるし、
SNSでは行く度に料理の写真をアップしたりしているので、
たつやの周りの人たちの間でもちょっとした話題になっていました。
それに何人もの友達が、ルカンケへ行きたいと言われて、
ご紹介したこともありました。

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たつやはあまり前ですが、上京する度に、
一人の客としてお店で食事を楽しんできました。
しかしながら、いつしかルカンケの古屋シェフが
福井の食材を使って料理してくれたらいいな、
できればそれを福井の人に食べてもらえたら尚更いいな〜
なんて、勝手な夢を見るようになりました。
でもミシュランの星一つを5年連続で獲得している
人気レストランの有名シェフに
福井まで来てもらって料理を作ってもらえることなんて
ほぼ不可能だろうと思っていました。

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それでも食事の後に、少し時間があれば
古屋シェフと福井の食材についてお話をするようになり、
そのうちたつやが美味しいと思う福井の食材を、
勝手に送り付けたりしているうちに、
古屋シェフも福井の食材の良さに
関心を持ってもらえるようになったのです。

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今年の夏にルカンケへ福井の友だちとランチをした際に、
福井の冬の名物『セイコガニ』の話をきっかけに、
「シェフ、一度福井に来て料理してくれませんか〜」
などと軽くお誘いしたら、
「おっ!いいですね〜」
と答えが返って来たのです。

「ホ、ホントですか!?マジに企画しちゃっていいですか?」










ちょうどその頃、敦賀市のレンガ倉庫内にある
人気イタリアンレストラン『ソニョーポリ』へ食事に行きました。
ソニョーポリは4年前までは三国で営業していました。
開店した頃から、美味しいだけでなく、
隠れ家的レストランという雰囲気が気に入っていて、
何度も足を運んでいました。

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ココでやろう!
ランチを食べながら急に思いついたのです。
食後に山本シェフに相談したところ、
一瞬驚いてはいたのですが、
「面白そうですね!やりましょう!」

たつやの突拍子のない想いをダイレクトに伝えたのに、
山本シェフは快諾してくれたのです。
これは後から聞いて、感動したのですが、
何でもオファーを受けたら、ヤル!と応えるのだそうです。
今になって思えば、この判断がなければ出来ないことだったのです。

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結局、白金台のフレンチレストラン『ルカンケ』と
敦賀のイタリアンレストラン『ソニョーポリ』との
コラボディナーというカタチでやることに決定しました。

そして数日後、まず日程を決めましょう!ということになり、
セイコガニが解禁になって、しばらくした11月19日に決めました。

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そして本番の一週間前に本当に忙しいところを、
古屋シェフは日帰りで山本シェフとの打ち合わせと、
現場の施設や食器の確認、そして食材の下調べで、
日帰りで敦賀に来られたのです。

午前中は、小浜の魚市場や農協の産直市場、
フレッシュチーズを作っているラベェリタさんを訪ねて、
午後からソニョーポリへ行きました。

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この日、初めて二人が顔を合わせます。
たつやはもちろん、それぞれのシェフとは顔なじみですが、
お二人はたつやを通してしか情報がない状態でした。
きっとお互いに多少緊張していたと思います。
挨拶と事務的な打ち合わせをした後は、
実際に厨房に入って、機器の状況や、
食器の確認、段取りや動線の確認などを行っているうちに、
なんとなく2人の会話の中に温かいものを感じ、
時折笑顔になっていくのを、とてもうれしく見ていました。

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うん!この企画は絶対にうまくいく!
とたつやは確信したのです。










先週はこのイベントと東京に数日出かけていてブログ更新が出来ませんでした。
あっという間の急降下ですが、また上昇させてくださ〜い!

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2019年11月16日

たつやの北海道旅行記・さっぽろ純連

昨年夏に東京の南青山にある
福井県のアンテナショップ『ふくい南青山291』で
弊社、藤田印刷所が作っている
越前和紙の名前入り一筆箋の受注会をしていた時には、
たくさんのお客様が注文してくれたのですが、
その中でも一際、目立つとても美しい女性がいた。

彼女はこのアンテナショップからほど近い
オリーブオイル専門店でお仕事をされているとのことで、
その後、たつやもその店を訪ねたりして、
お友だちに・・・(えへへ)

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彼女は北海道札幌市のご出身と言うこともあって、
時折、SNSでも北海道の飲食店のことを投稿していたので、
札幌でラーメン食べるならどこがいいですか〜?
と聞いてみた。

そこが札幌の『さっぽろ純連』だった。
この日は旭川から神居古潭や岩見沢を経由して、
札幌のホテルにチェックインして、
夕食を食べるのに、純連を目指した。
実はこのホテルでもちょっとしたアクシデント?
があったのだが、それはまた次のブログで。


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さてさっぽろ純連はホテルからクルマで15分ほど。
入店した時間が6時過ぎという夕食としては
割と早めの時間だったせいか、並んでいる人は少なく
ほどなくカウンター席に案内された。
まだ新しい店内はとてもきれいで、
カウンターの中にいるのは若い女の子だ。

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たつやはみそラーメン+半熟味玉
かみさんは正油ラーメン(正しい油って書くんですね)
かずはチャーハン

いずれも自販機で食券を買うスタイル。
近年、どこのラーメン店へ行っても、
このスタイルが増えたように感じる。
レジの手間暇を簡略化して人件費を抑えているのだろう。

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少し濃いめのスープが空いたお腹にしみわたる。
ラードを使っているらしくスープの上に脂が見える。
やや太めのちぢれ麺がまた旨い。
たつやはどちらかといえば細麺が好みだが、
この札幌の味噌ラーメンにはこんな麺が合うのだろう。

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かずくんが頼んだチャーハンもめちゃめちゃ美味しかった。
さすが地元の人から聞いただけあって、
大満足のさっぽろ純連だった。

今夜は3人で食べても3000円でお釣りが来たので、
明日はいよいよかみさんが一生に一度食べたい!
と言ってた小樽のうに丼を贅沢に食べようと思った。

さっぽろ純連 札幌店
札幌市豊平区平岸二条17丁目1-41シャトー純連1F
011-842-2844
営業時間:11:00〜21:00
年中無休








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記事2890回目
posted by たつたつ・たつや at 14:11| Comment(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

たつやの北海道旅行記・ピカンティ

明日はもう千歳から名古屋へ向けて出発なので、
今夜が北海道最後の夕食となる。
選んだのは、泊っているマンションから、
30分ほどのんびり歩いたところにある
ピカンティというスープカレーのお店だ。

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かみさんがどうしても北海道の
スープカレーが食べたいと、選んだお店だ。
何と入口のドアはピンク色だ。
午後6時半に入店すると、
既に中はお客さんでいっぱいで、
たつやたちは2人用のテーブルに案内された。
5歳のかずくんがいるので、
ちょっと狭いがまあいいか。

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さて何を食べようか!?
メニューを見せてもらったが、
なかなか複雑そうだ。
かなり迷ったが結局決めることが出来ずに、
店員さんにいろいろ説明をしてもらうことになった。
まず最初に3種類のベースのスープを選ぶ。
・濃い系の38億年の風
・あっさり系和風の開闢(かいびゃく)
・濃い薬膳系のアーユルヴェーダー薬膳1/f
なんのこっちゃ!?
なかなか凝ったネーミングではないか^^
結局、たつやは濃い系を、かみさんは和風をチョイス。
続いて、メイン食材を選ぶという。
チキンレッグ・子羊のガーリック焼き・牛すじ煮込み・
マイタケ・野菜・沖縄風ソーキなどいろいろ選べる。

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続いては辛さの調整が可能。
1〜5段階まである。
そして最後に20種類以上ある
トッピングメニューから好きな具材を選ぶ。

これは初心者ではなかなかこの複雑なメニューを
選ぶのは難しいのではないだろうか・・・
注文をして待っている間に、
4人用の席が空いたのでと、テーブルを変えてくれた。

たつやは濃い系カレーに野菜+うずら卵
+メンチカツ+じゃがバターコロッケで辛さ2
かみさんは和風カレーに
野菜+チキン+揚げいもチーズで辛さ1

たつやはカレーと言えば、
スープカレーよりも
もっとねっとりしたカレーが好みなので、
正直、あまり期待はしていなかった。
果たしてお味は!?

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スープを一口飲んでみて、
おっ!なかなかイケるじゃん。
野菜とご飯を一緒に食べて、
次に一口。
あれ?さっきより旨い。
そして後からじわ〜っと優しい辛さがやってくる。
そして三口目で、既にこの味の虜になっている。
結局、最後のスープの一滴も飲み干して、
かみさんが食べてる和風のカレースープも味見させてもらったが、
これまた激ウマ!
かみさん曰く、こんなに美味しいとは思わなかった。
またここのカレー食べに来たいわぁと。

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食べている間にも次から次へとお客様が入ってくる。
それも老若男女。
どちらかと言えば若いカップルが多いみたいだが、
年配の人も家族連れも、旅の人も。
さすが札幌でも人気店のピカンティでした。


ピカンティ (Picante)
北海道札幌市北区北十三条西3 アクロビュ−北大前1F
050-5595-1052
営業時間:11:30〜23:00(L.O.22:45)
年中無休









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記事2889回目
posted by たつたつ・たつや at 00:20| Comment(0) | 店グルメ・伊&仏編(洋食含む) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月13日

たつやの北海道旅行記・セルフチェックインの宿

今年の7月に北海道に行きました。

小樽観光から札幌に戻ってきて、
パフェが美味しいというお店で一休み。
かずくんがパフェを食べたいというので・・・

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そういえば札幌では滞在時間が短いので、
まったく観光してない。
時計台くらいは見ておきたい。

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Boys be ambitious !
少年よ大志を抱け!
札幌農学校の初代教頭だった
ウィリアム・スミス・クラーク博士の
有名な言葉だが、
これをちょっと調べてみると、
もっと長い文章の最初の一言だったようだ。

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折角調べたので披露したい。

少年よ 大志を抱け
お金のためではなく
私欲のためでもなく
名声という空虚な志のあめでもなく
人はいかにあるべきか
その道をまっとうするために
大志を抱け

少年よ 大志を抱け この老人のように  

時計台の下でしばし150年前の札幌のことを想像していた。
ここは本当に何にもない原野が広がっていたんだろうなぁ・・・。
集まった学生たちはクラーク博士のこの言葉を聞いて、
どんな風に感じ取ったのだろうか?












その日の朝になって今夜の宿泊先をネットで探していると、
札幌市郊外にある4階建てのマンションの一室があった。
どうやら無人でのセルフチェックインという
初めてのシステムだったが、何とかなるだろうと予約を入れた。

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Googleマップを頼りにたどり着いたマンションは、
外観は多少古い感じがしたが、
中はきれいに改装されていた。
あらかじめ教えられた暗証番号をインプットすると扉が開く。
入口にはタブレットが置いてあったが、
よくわからないので、部屋へ向かう。
大人3人も乗ればいっぱいという感じの狭いエレベーターに乗り、
部屋の前に着いた。
今度はドアノブに内蔵されたスマートボタンで
指定されていた番号を入れるとロックが解除される。

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そして部屋に入ってビックリ!
まさに新築マンションと言った感じ。
家具も調度品もすべて新品で、
もしかすると、たつやたちがこの部屋を初めて使う?
とさえ思えるほど綺麗だった。

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冷蔵庫から洗濯機、電子レンジもあり、
立派なキッチンもあり、ベッドルームはまた別の部屋。
夫婦二人とか子供一人くらいの家族が住むには、
ちょうど良さそうな部屋だ。
ここは一泊というより、長期滞在や数日間滞在するのには、
とても良さそうだ。

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部屋の中にもスマートフォンが置いてあり、
これを使ってチェックインするというシステム。
ID、たつやたちは免許証の写真を送り、
続けて自分たちの写真を撮って送る。
そうすると恐らく顔認証システムで、AIが判断するのだろう。
さすがに5歳の孫は写真を送るだけ。
果たして、これでちゃんとチェックイン出来たのだろうか?

今まで利用した宿泊施設とは一線を画した
新しいタイプの宿?だが、これはこれでありだと思った。

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ちょっと一服したら、お腹が空いてきた。
今夜は北海道最後の夕食だ。
神さんのリクエストで
今夜はスープカレーのお店に行くことにした。
ここからなら歩いても行ける距離かな。

札幌の夕方は気温も下がってきて、
とても気持ちがいい。
北大が見える通りを歩いて、スープカレーの店を目指した。





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記事2889回目
posted by たつたつ・たつや at 23:13| Comment(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月11日

『由香の薔薇』

もう10年ちかく前のことだろうか。
ある嶺南の街を訪れた際に、
たつやさんのブログのファンだという女性がいるんですよ。
という話を聞いた。

その後、ご縁がつながって、
実際にお会いする機会もあり、
年に1.2回顔を合わすようになった。
彼女はもう何年も前から、癌と闘っていて、
辛い治療を受けている。

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この3枚の写真はいずれも彼女が育てた薔薇たち

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そんな彼女は薔薇を育てるのが大好きで、
ご自宅の家の前には毎年たくさんの薔薇の花が咲く。
今年の5月に久しぶりに連絡をすると、
あまり調子が良くないと返事が来た。
普段は病気であっても元気そのもので、
食べることと、お花を育てることが大好きな方。
でも今回は少しばかり、元気がないように感じた。

何か彼女を元気づけてあげることは出来ないか?
と考えて、お見舞いの意味もあって、
彼女に花束をプレゼントしようと思った。

たつやはいつも花ではお世話になっている
越前市にあるお花屋さんに、
彼女のイメージや彼女の好み、
この花束で少しでも元気になって欲しいという想いと
予算を伝えて、作ってもらうことにした。

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当日の朝、そのお花屋さんへ行くと、
すごい花束が用意されていた。
見ただけで元気が出る色合い、
そしていっぱいの薔薇に囲まれ、
白いアジサイが中央にあしらわれていた。
抱きかかえてビックリしたのはその重さ!
たつやが伝えた予算とは思えない素晴らしい花束だった。

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当日は、カフェで待ち合わせして、
帰り際にサプライズで花束をプレゼントした。
それはそれはとても喜んでくれました。







その日の夜遅くに彼女からお礼のラインが来た。
そしてまた数日後・・・

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頂いたバラのコトですが…越前市の「お花やさん」
センスいいなぁ…と思ってなんとなくネット検索してたら、
すごい事がわかったんです❣️

たつやさんがくれた花束の中のバラの2種類の内、
少し白っぽい方のバラの名前が「由香の薔薇」という事がわかりました。

実は、私の娘の名前「由香」と言います。

守山市の「ローズファームケイジ」のバラは
女の子の名前のバラがたくさんあって、
娘の友達の名前のバラもあり、
私も「娘と同じ名前と同じバラがあったら良いのにな〜」
といつも羨ましく思ってました。

だいたいは、平仮名表示のバラの名前なのに「由香」と漢字で、
しかも全く同じ名前の表示のバラが
この世に有ったのを知りませんでした。
あの日の夜遅くに、ベッドの中で検索してたんですが
「ええ〜っ」と声が出てしまいました。

お花屋さんもたつやさんも、私の娘が「由香」だとは知らず、
そして、私が「ゆか」という名前のバラを探していたのも知らずに
こんな事、あるんだーと、唖然としました。
花束もらった時と、バラの名前を知った時、
1日のうちで、2度ビックリ‼️させてもらいました。

そして、最高に嬉しい日でした本当にありがとうございました。

お花屋さんにも、どうかよろしくお伝えください。

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こんなことってあるんですね。
もちろんたつやもお花屋さんもそんなことは知りませんでした。
後日、そのことをお花屋さんに伝えたところ、
この由香の薔薇はほんの一時期しか採れない薔薇なのだそうです。
たまたまたつやが花束をお願いした時期と一致したのです。

彼女はこのことをとっても喜んでいました。
まだまだ病気と闘っていると思いますが、
どうぞお大事になさってくださいね。







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記事2888回目
posted by たつたつ・たつや at 23:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月08日

エネループがつないでくれた@札幌ライブハウスLOG

今年の夏、かみさんと孫のかずくんを連れて北海道へ行った。
この話をすると誰もが信じられない〜!
と半ばブーイングをもらうのだが、
たつやが旅する時はほぼ100%の確率で、
ホテルは予約せずに、当日になってから探す。
その方が安くなっている確率が高いから。

たつや一人ならいざ知らず、
かみさん、しかも5歳の孫を連れての旅でも
北海道の宿は一切予約を取らずに出かけた。
なので格安宿からそれなりのホテル、
おんぼろビジネスホテルにマンションの一室と、
とても面白い滞在先だった。

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札幌の夜。
北海道旅行、帰る前日のことだった。
ラストナイトの夕食は滞在しているマンションの一室から
歩いて10分ほどのスープカレーのお店にした。
カレーのお店についてはまたブログに書きたいと思っているが、
食べ終わって帰る道の途中で、
一軒のライブハウスを見つけた。

立ち止まってポスターを眺めていると、
かみさんが、
「行きたかったらどうぞ〜
私はかずと先に帰って寝るから」
と言ってくれた。
この4日間はずっと一緒にいたので、
気を使ってくれたのかもしれないし、
もしかすると、たつやがいない方が気楽だった?
のかもしれない。

旅の終わりの最後の夜ということもあって、
このライブハウスに入ってみることにした。

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7/6(sat) 20:00start
ホーガン小林・鹿野ケンジ
ワカバヤシゲンキ・小松大介
あぶない火あそび

しかも2000yen+ドリンク
むっちゃ安い〜

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ちょうど今から始まるようだ。
地下に降りていくとライブのチラシが
壁に貼ってある。
旅先で見つけたライブハウスに一人で入るのには、
それなりに勇気がいるものだ。
恐る恐る中へ入って、
ライブチャージの2000円と烏龍茶500円を払った。

えっ!?お客さんらしき人って、
たつやをいれても4人?
他にも何人かいたけど、
どうやらその人たちが出演者みたいだ。

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しばらくして、ゆる〜い感じでライブが始まった。
この日の出演者は皆顔なじみのようで、
和気あいあいと内輪ネタを混ぜながら
ホーガン小林さんからスタートした。

そして二人目の鹿野ケンジさんというミュージシャン、
1曲目を歌い始めてすぐに引き込まれた。
声がとてもいい。
それに独特の世界観を持っている人だと感じた。

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2曲目のイントロが始まって少しした時に異変が起きた。
アコギの音がPAから流れて来なくなったのだ。
すぐにライブハウスのオーナーが配線をチェックしたが、
問題はないようだった。
結局、鹿野さんのギターの中にセットされている電池切れだった。

「単3電池2本ないですか〜?
まさかお客さんで持ってる人いないですよね?」

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ちょっと待てよ・・・
確かたつやのカバンの中に乾電池式のシェーバーが入ってるはず。
カバンの中のシェーバーを確認して、
「単三電池、ありますけど・・・」
とたつやが声をかけると、

「え〜、本当ですか!?神です〜」
「しかもエネループだぁ」
ととても喜んでくれた。

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その後はそのエネループのおかげで、
無事に演奏を終えることが出来たのだった。
鹿野さんは自分の出番が終わると、
「おかげで助かりました!ありがとうございます」
と言って、電池を返してくれた。

こんなアクシデントがあったおかげで、
この日のライブのことは忘れられない一夜となった。

それにしても北海道のミュージシャンのレベルは高いと、
聞いていたが、続くワカバヤシゲンキさんも、
小松大介さんも、それぞれ魅力ある演奏を披露してくれた。

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北海道って音楽のレベルが高いことはなんとなくわかっていたが、
たまたま入ったライブハウスでも大当たりだった。
旅先では一期一会。
北海道での旅の締めくくりに
サプライズのプレゼントをもらったようだった。
このエネループは亡くなった音楽好きだった父が
使ってたものというのも何かのご縁のように思えた。








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posted by たつたつ・たつや at 22:56| Comment(0) | コンサート・ライブ・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする