2009年11月21日

越前漆器・磨き

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漆器の最終仕上げ磨きをされている職人さんを訪ねた。
午後の太陽が優しく差し込んでくる工房の奥で、
椅子に腰掛けて、お椀の仕上げをされていた。

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ん?手で撫でてる?

えっ、仕上げの磨きって手でやるんですか?

ボロキレに浸み込ました菜種油などをちょっと付けて、
次に研磨剤を手の先につけて、やさしくお椀を撫でている。

ちょっと手を見せていただいてもいいですか?

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とっても優しい手をしておられます。
もっとゴツゴツして、手が荒れているのかと思ったのに、
ふっくらしていて、柔らかそうな優しい手です。

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もうひとつ、炭を使って漆器の表面を磨き上げる仕事もあります。
炭もなんでもいいという訳でなく、桐炭が一番いいのだそう。
でも最近の炭は質が落ちているとおっしゃっていました。

工房に置いてある道具類も年季が入っています。

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でもこんな笑顔ってなかなか出来ません。
たつやのベストショットになりました。


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工房の奥に一枚の古い写真が飾ってありました。
それは今の天皇陛下が皇太子さまの時に、
鯖江市文化センターで漆器の工程をご覧になった写真です。
そこに写っているのが、若き日のこちらの職人さんでした。

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今回は越前漆器(木製)の製作工程を
撮影させていただく機会を得たのですが、
本当に有意義な時間でした。
この中の数枚のみ、越前漆器協同組合のカタログに掲載されます。
ですが、それ以外の写真も日の目を見ない訳ではなく、
こうしてブログで紹介させていただくことが出来るのは、
大変光栄なことだと思っていると同時に、
このたつやのブログの存在意義にもなるのだと思います。

皆さんも鯖江に来られる機会がありましたら、
是非河和田まで足を延ばしてみてください。
うるしの里会館でも、隣の職人工房、また軒下工房などで、
越前漆器に直接触れることができますよ。
鯖江の伝統の技の素晴らしさを感じてみてくださいね。


職人さんの笑顔に癒されたら応援してね〜

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posted by たつたつ・たつや at 23:17| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月19日

越前漆器・沈金

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職人工房の中で作業をされている沈金職人の清水さんを訪ねた。
漆器の工程の中では、花形とも言えるかもしれない。
器をより繊細で美しく気品に溢れる商品へと導く人だ。

しかしながらその作業の細かいこと。
手先が器用とか、そういうレベルを遥かに超えていて、
ただただその技に見とれてしまうのだ。

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工房には、いくつか見本の作品が並べられ、
清水さんは別の仕事に取り掛かっていた。
図柄はすべて自分のオリジナル。
勿論、昔からの伝統の絵やモチーフを
参考にすることはあるらしい。
なので清水さん曰く、死ぬまで勉強なのだそうだ。

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漆が塗られた板の上を鉄で出来た彫刻刀で彫る。
それも様々な彫り方があり、
モノによっては1mmの間に、
10本以上の線を入れることさえあるのではないかと推察する。
沈金はその彫ったところに、金粉や金箔を入れて仕上げる

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その彫刻刀の種類もたくさんあり、
清水さんのお父さんから受け継がれたモノが
一番いいということだった。
明治時代に鍛冶屋さんが鉄を叩いて作ったモノらしい。
2代に渡って使われた鉄筆は、長さが半分になってしまっている。

片隅に置かれた天然砥石。
これも2代続けて使っていて、この薄さだ。

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出来上がった作品は、どなたかの家に行く。
そして大切にされ、もしかすると50年後も100年後も大事にされる。
河和田の職人さんたちの手を渡り、出来上がった越前漆器は、
時を超えてなお、色褪せることなく光り輝くのだろう。

清水さんとの会話の中で、こんなことを思いました。

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この龍の顔は清水さんに似ています。
ウロコ一枚に至るまで一切の妥協を許さない仕事ぶりです。

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越前漆器の中に間違いなく宇宙が見えます。

ckDSC_8751.jpg

ランキング、すごい上昇ぶりでビックリです。
本当にありがとうございます。


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posted by たつたつ・たつや at 20:21| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月18日

越前漆器・蒔絵

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塗りの工程が終わると次は蒔絵が施される。
たつやも目の前で筆を握る職人さんを撮影するのは
今回が初めてのことだ。

以前に河和田のうるしの里会館の横にある
別棟の『職人の館』で実演をされているところで、
見学だけはさせていただいたことがあるが、
こうして職人さんの息遣いさえ聞こえてくる至近距離で、
シャッターを切ることは極めて光栄なことだ。

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作業場は2階の広い部屋で、職人さんは座椅子に座って、
膝の上にお椀を置いて、筆を持っている。
南側の窓から優しい光が差し込んで、温かい午後だ。
ここだけ時間がゆっくり流れているような気がする。

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ちょうど黒と赤のお椀に、紅葉の絵を描いているところ。
まだ輪郭を描いている初期の段階のようで、
この後、細かい仕上げを施していくのだろう。

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使い古された机の上に並べられた蒔絵用の塗料。
いずれも乾いてしまわないようにパラフィン紙がかけられている。
この一枚の写真の中に歴史と職人魂を感じてしまう。

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右手の小指の先には滑り止めのゴム製サックがはめられ、
その小指を支点にして、筆を走らせていた。

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河和田の越前漆器がお客さんの手に渡るまでには、
いくつもの作業工程があり、
それぞれの職人さんの手によって作り出される。
決して最初から最後までひとりの人が作り出すのではなく、
共同作業によって産み出されるのだ。

越前漆器にはホンモノだけが持つ
気品と凄まじいまでの職人魂を感じる。
それは、こうした制作工程を見て、更に納得するのだった。


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おカニさまで、一位になりました^^

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posted by たつたつ・たつや at 21:53| ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月16日

越前漆器・塗り

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埃ひとつ塵ひとつあっても、塗りの工程では致命症となる。
それにスピードが命。
ゆっくり塗っていたのでは
垂れたり、ムラが出来てしまう。

この手の塗りは普通の刷毛を使うものだと思っていたのだが、
ここでも(下塗りでも)木ベラを使っていた。
(仕上げに毛の短い刷毛も使う。)

nuDSC_1579.jpg

想像でしかないが、
普通の刷毛で塗ると毛が抜けて漆に残ってしまうのではないかと思う。
素早くムラなく仕上げるのには、熟練の技が必要なのだろう。
しかしながらこの工程をされていた職人さんはまだ若い方だった。

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作業しているすぐ横には木製の箪笥のようなものがある。
その中に塗った器を順次並べるのだが、
よくよく見れば漆器の下部に木製の円柱状の台をのりで付け、
その台ごと中の回転する板にはめ込む。
作業毎に、それらを回転させることによって、
塗った漆が玉になったり、歪になるのを防いでいる。
埃が塵がつかないよう、中に入れると戸を閉める。

nuDSC_1582.jpg

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塗りは、ロクロのように回転する簡単な機械を使うこともある。

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人間の手によって産み出されるモノはたくさんありますが、
この越前漆器には1500年の歴史があります。
おそらく100年前も、500年前も、そして1000年の時を遡っても、
今の越前漆器が作られる工程とさほど違わないのでしょう。

しかしながら伝統産業が置かれてる立場が
時代と共に変わってきて、
後継者問題や、安い大量生産の海外モノの台頭など、
産地が抱える問題点も多いのが現状なのです。

少しでも越前漆器の素晴らしさを知って欲しい。
いつかは手に取って、家庭で使ってもらえたら、
と心より願っています。


nuDSC_1586.jpg

たつやのこと、ちょびっと好きなら応援してぇ(ミニはーと)
↑ランキング更にダウンか?^^;;;;;

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posted by たつたつ・たつや at 21:04| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月14日

越前漆器・砥ぎ工程

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この砥ぎという工程は、越前漆器が仕上がるまでの間に
1回ではなく数回行われる。
下塗りの後、中塗りの後など表面の滑らかさと、
美しい光沢の仕上がりにするため欠かせない作業だ。
モノによる違いはあるが、何度か繰り返すことで、
より美しく堅牢な越前漆器に仕上がる。

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これは簡単な機械を使用するが、
丸いお椀を軸に置くと、真空状態になり吸い付く。
セットした後、軸が回転し、一緒にお椀も回転する。
砥石を使い、表面の凹凸やざらつきを取って行く。
当然、外側も内側も絶妙の力の入れ具合を感じながら、
磨いていく地道な工程だ。
時にはサンドペーパーも使ったりする。

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一見、簡単そうに見えるが、軸に水平にセットしたり、
どの砥石を選び、どれくらいの力加減で研ぐかは、
長年の職人さんの経験による。

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きれいに研いた後、再び塗りの工程になる。
それが何度か繰り返されて、本塗りへと進むのだ。

stDSC_1727.jpg

こうした工程を再度することで、
古い漆器を見事なまでに再現する修理も可能です。
詳しくは越前漆器協同組合までお問い合わせください。

福井県鯖江市西袋町37-6-1
0778-65-0030

越前漆器は日本が世界に誇る最高級の器だと思いました。
漆器シリーズはもう少し続きますが、応援よろしくお願いです^^


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posted by たつたつ・たつや at 18:22| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月12日

越前漆器・下塗り

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木地ができると、今度は塗りの工程に入る。
まず最初に、下塗りが行われる。
これは漆器が実際に使われていく上で、
強度を左右する重要な役目となるものだ。


職人さんの手にかかると、
カメラさえ追いつかないスピードで、
お椀は、あっという間にムラなくきれいに塗られていく。

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最初はお椀の中央に丸を描き、
続いて、その丸の中を塗り、
その後、お椀の上まで木べらを滑らせていく。

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あの〜、もう少しゆっくりやってもらっていいですかぁ^^;

どうもゆっくりやったことがないようで、
逆に手間取ってしまい、ムラが出来てしまいそうだった。
後から気がついたのだが、
スローモーションのように、木べらを使うなんて、
無理な注文でした・・・


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本漆墨の粉、それにトノコを混ぜ、
机の上で職人さんが練り合わせて下地の元を作る。
もちろん混ぜ合わせる分量比率は決まっているのだが、
季節によって若干の変更をするとのこと。
その日の気温や湿度などによって変えるのだ。
それはあくまでも職人さんの長年のカンによるものだ。

snDSC_1639.jpg

下地塗りは、木の目止めをして乾燥させ、全体を研ぐ。
この工程は2回以上繰り返す。

snDSC_1645.jpg

こういう場所を塗るためには、このような木べらで塗るのだそう。
これもその木地の角度や大きさによって、木べらはすべて自作する。


snDSC_1622.jpg

木べらに乗せる塗料の量は、常に一定で、
同じ工程は同じ動きで同じ時間で成されていく。
決して表に出る工程ではないのだが、
良い漆器を作るためには、重要なポストだ。

思わず撮影を忘れて、見とれてしまうくらいでした。
いやはや、まだほんの入り口の部分なのに、
日本が世界に誇れる伝統産業、河和田塗りの凄さを痛感しています。


越前漆器の職人魂を伝えるためにも応援してください。
一位になるとそれでまたいろんな方が見に来てくれるのです。
どうぞ、よろしくお願いします。


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posted by たつたつ・たつや at 22:51| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月10日

越前漆器・角モノ木地師

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漆器の木地は大きく分けると丸モノ角モノになる。

桂の木で作られた重箱が何段にも積み上げられた脇に座り、
僅かな隙間を無くすために最終のカンナでの調整をしていた。
四辺が水平になるように真っ平の机の上で仕上げる。
ほとんど力を入れていない感じなのに、
シュルシュルと小気味いいカンナ屑が出てくる。
広い作業場に一枚の座布団を敷いて、
同じ作業を繰り返す。

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よく見ると四隅の繋ぎ目は漆で接がれ、
補強の木材も入っている。
その仕上げは丸ノミを使って一箇所ずつ削られていく。
カンナにしてもノミにしても
十二分に手入れがされていることは、
木材の削れる屑を見ていても良くわかる。

skDSC_1439.jpg

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カンナを見せていただいたが、
木材の減りを抑えるために、
刃が出る部分に堅い木材を縦目に入れている。
カンナ本体は木材の目が、カンナ面に対して横目なので、
どうしても減りやすいため、
それを補うために、改造しているのだ。

skDSC_1374.jpg

これは正月などのお目出度いところで使われる
3段重ねの重箱となるとのことだ。

skDSC_1451.jpg

ひとつひとつ丹精を込めて作られていく越前漆器。
まだ最初の工程なのに、
職人さんの技に支えられていることを痛感した。

越前漆器って奥深いでしょ!?
ちょっとでも興味が湧いたら応援してくださいませませ^^


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posted by たつたつ・たつや at 22:26| ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月09日

越前漆器・丸モノ木地師

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越前漆器の一番最初の工程が、木地だ。
丸モノと呼ばれるお椀や皿などの原型をノミだけで削り出す。

おおまかに下処理をされた木地を
木工用ろくろに挟んで回転させる。
そこにノミを当てて、削りだすのだが、それはまさに神業
ノミの先端部分のわずかな動きが削りを左右するため、
ノミはしっかり両手で持たれ、
支点が動かないように台が置かれている。

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数種類のノミを使いながら、
みるみるうちに内部が削られ、
カップの形になってくる。
最初は大きな木屑が出てくるが、
だんだん細かくなり、最後はほとんど出ない。

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これは最近人気のコーヒーカップの木地だそうだ。
最終の仕上げはろくろを回しながら、
サンドペーパーを当てて行う。

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珍しいノミ(というのが正しいかはわかりません)だったので、
ちょっと聞いてみた。
こちらに置いてあるノミは全部ご自分で砥がれるのですか?
何とこの何十本とある道具はすべて自作しているとのこと。
なので砥ぐことはもちろん、曲げたり叩いたりすることも、
清水さん自らが手がける。

鉄を熱くするには火起こしからするのだが、
ガスバーナーなどでは、温度が低すぎてダメなのだそうだ。
昔ながらの炭火にドライヤーを改造した送風機で空気を送ることで、
温度を上げて、鉄の棒を加工するとのこと。
木地師さんとは、木地を作るだけではなく、
それらの道具もすべて自作していたのだ。

kmDSC_1352.jpg

木地の材質によっては柔らかく加工しやすいものもあれば、
硬くて加工しにくいもの(しかし丈夫で長持ちするのだそう)もあって、
その度にノミを変えたりする。

現在、河和田の越前漆器協同組合の中で、
この仕事に携わっている職人さんは現在2名。
清水さんが初めてこの世界に入った時は
110人の丸モノ木地師がいたそうだ。

河和田でも後継者問題は現実となっている。

kmDSC_1350.jpg

越前漆器って凄い世界でしょ!?
ちょっとでも興味が湧いたら応援してくださいませませ^^


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2009年11月08日

越前漆器の世界プロローグ

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産地さばえにいながら越前漆器がどのような工程を経て、
最終的な商品に仕上がるかは、
ある程度は分かっているつもりだったが
詳細を見るまではほとんど知らなかった。

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今回は越前漆器カタログを作成する印刷物の関係で、
その工程を撮影させていただける機会を得た。
どの工程を見ても決して妥協を許すことなく、
日々真剣に仕事に取り組む職人さんに出会った。

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たつやも鯖江市民のひとりとして、
また印刷業に携わる会社の代表としても、
この素晴らしい技術と職人さんたちの手から
産み出される素晴らしい世界を
少しでも知って欲しいと思った。


esDSC_1746.jpg

実際にはほんの数枚程度の小さな写真を
カタログに印刷するために撮影したのだが、
これはたつやのライフワークのひとつとして
今の越前漆器を記録する役目もあると思った。

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これからしばらく越前漆器の世界をご紹介いたしますが、
鯖江の持つ底力を少しでも感じていただけたら幸せに思います。

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いつもランキングの応援ありがとうございます。
たつやはブログを書くのに大体1時間近くを要するのですが、
この1秒で出来るワンクリックの応援が、うれしいんですよね^^


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2009年11月06日

最近のお気に入りコース

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寒波が来て、寒い一日で大荒れになる・・・
最近はよく当る天気予報ではこういうニュースが流れていた。

たつやが好きな休みの日の過ごし方はいくつかあるが、
その半分はどこかへふらっと出かけることだ。
先日の福井新聞の一面の下にある『越山若水』にこんなくだりがあった。

★19世紀の英国政治家、ベンジャミン・ディズレーリは
「旅は真正な知識の偉大な泉である」と言った。

★ノーベル賞作家のジョン・スタインベックはこう言った。
「ここではなくどこかへ行きたいという衝動を抱えていた頃、
大人たちは『大人になったら消えるもんだ』と請け合った。
なのに少しも熱は冷めない。」
その後、長年悩んだ揚げ句に、ひとつの悟りに行き着いた。
「人が旅に出るのではなく、旅が人を連れ出すのだ」と。

★人が旅する理由を養老孟司さんは本能とみて、
「旅する脳」と表現した。
旅先で良い景色を見ると、
脳内に幸福感をもたらすエンドルフィンが
分泌されるという。


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この日も小六庵でおそばをいただきました。
縁側の特等席からはこんなに海がきれいに見えます。
陽だまりの中で、お腹もいっぱいになって、
眠〜くなってしまいました・・・。

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最近お気に入りのコース
鯖江から福井市内を抜けて、三国へ。
三国でお気に入りのお店を数軒回る。
海沿いの道から北潟湖畔を走り大聖寺の街へ。
街をカメラ片手にブラブラ歩く。


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天気予報はいい意味で外れて、
お昼からは特に素晴らしい秋晴れの日となった。
三国の海岸沿いの駐車場にクルマを停める。
真っ青な空と、青い海、白い波、ベンチに座る親子。

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あ〜、いいなぁ。
お天気になったからこその風景に出会えたのだった。

旅は人間にとって必要なんだと思う。
わざわざ遠い外国でなくても、
県外でなくても、市外でなくてもいいのだろう。
ほんの近い場所であっても、気持ちが旅人ならば、
また違った景色に見えてくるのだろう。


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みんみんさんに教えていただいた深田久弥の生家です。

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2009年10月03日

小浜線十村駅の風景

国道27号線から梅街道に折れ、
気の向くままにハンドルを切ると線路があった。
しばらく行くと十村駅に出た。
JR小浜線の小さな無人駅だ。

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待合室には貸傘が二本置かれているだけで他には何もない。
やがて一輌編成の気動車がやってきて、
車輌からは数人の高校生が降りてきた。

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駅前にあった雑貨店の看板は右から書いてある。
外から覗いてみると、数種類の新聞がきれいに並べられている。
懐かしいタバコや、駄菓子が置いてあって、
ここはずっと昔っから駅の売店として、
この地域のコンビニエンスストア的役目をしているのだろう。

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小腹が空いたので、おかきでも買おうかと思い、戸を開けた。
ごめんくださーい
はいはい、ちょっと待ってくださいよ〜」という声が聞こえ、
中からおじいさんが歩行機に乗って出てきてくれた。

どっこいしょ、と椅子に座り、
たつやにどこから来たのかと訪ねた。
鯖江なんですよ、なかなかいいお店ですね〜、
いつからやってるんですか?


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おじいさんは、ニコニコと笑顔を見せながら、
いろんな話をしてくれた。
この店は70年以上前からなので戦前からの営業だ。
それに数年前に佐川満男さんが
何かの番組で訪ねてくれたらしい。

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たつやが小学生の頃によく食べた
メロンの形をしたシャーベットの器。
ココではまだ現役なの?
もしかするとちょっとタイムマシーンに乗っちゃった?

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駅近くで出会った姉と弟、実に楽しそうですね♪

ちょっとした旅先でのこういう出会いが好きです。
都会では味わえない心温まる瞬間でもあります。


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2009年09月07日

花はす公園@南越前町

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たつやは数年前に友人たちと作った
異業種の組合に参加させてもらっています。
その組合の取引関係で中国の会社の副社長kさんが急遽来福され、
歓迎の食事会が開かれました。
ただその日の夜は前から、
学生による鯖江市地域活性化プランコンテスト』(近いうちにまた紹介しますが
の会議に出席することになっていて、
食事会には参加ができませんでした。

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kさんは2年前に初めて福井に来られ、
その時にたつやが観光地でない福井のいいところを紹介したことや、
写真を楽しそうに撮っていたという印象が強いようで、
その日の食事会にたつやが参加できなかったことを
とても残念がられているとを聞きました。
しかも毎日のようにたつやのブログを中国で見ていて、
写真にも興味を持たれて
ついにデジタル一眼レフカメラも購入されたとのことでした。

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だとすれば、食事会には間に合わないが、
鯖江での会議が終わり次第、合流しなくては。
結局、短い時間でしたが二次会に参加しました。

そして翌日の夕方から、
組合の理事長と一緒にkさんを名古屋までクルマで送ることとなりました。

せっかくの機会なので
カメラのことを教えて欲しいというkさんのリクエストもあって、
名古屋に行く前に南条の花はす公園に行きました。

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しかしながらkさんのカメラはキャノンの上位機種
しかもオート撮影ではつまらない
ピント合わせまで全部マニュアルでされているとのこと。

え〜、そんな高度なテクニックなんて全然わかりませんあせあせ(飛び散る汗)
なのでテクニックというよりは
写真を楽しむための簡単な視点や構図といった
曖昧なお話しかできませんでした…。

ただとても勉強熱心で頭のよい方なので、
きっとすぐに腕を上げることでしょう。

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最近たつやお気に入りのレンズ、
タムロンの90mm単焦点のマクロレンズには興味津々という感じでした。
きっとすぐに買っちゃうんだろうな(笑)

hhDSC_7609.jpg

ハスの葉の上に2匹のトンボがとまっています。わかりますか?

たつやのブログを時間差なしに海外で見てくださる・・・
すごい時代になったものです。
わかっているだけでも、中国・韓国・タイ・アメリカ・ドイツ・
フランス・イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・・・
もっと他の地区でも見てくださっているのかもしれませんね。

日本の良さを、福井の良さを、鯖江の良さを、日本人の良さを
発信できたら嬉しいと思っています。

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2009年08月31日

海辺の小さな町で

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先日、敦賀に行った時にちょっと寄り道。
以前に夕暮れの海を見たいと思って、
クルマぎりぎりの細い道を通って海辺に出たその集落だ。
あの日は、ちょうど海に太陽が沈むちょっと前で、
カメラを構えて海を撮っていたところに、
若いお父さんが小さな子どもを連れて海辺にやってきたのだった。
折りしも、正面の西の空が茜色に輝き、
親子が逆光でシルエットになった一枚の写真は
たつやのお気に入りになっている。

http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/96082663.html

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この日は敦賀に向かう途中に寄ったために、
まだ陽が高く、夏の日差しが照りつける暑い日だったが、
神社前にクルマを停めて、カメラ片手に歩いてみた。
クルマが通れる道はごくわずかで、
あとは入り組んだ人が歩くだけの路地がほとんどだ。

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なんでもない風景なのに、
どこか優しく懐かしい。
畑でサツマイモの軸を採っていたおばあちゃんとしばし話し込んだり、
路地裏で出会ったおじさんとも立ち話。
山から流れて来る伏流水が湧水となって、
こんこんと流れ出ている。
この辺りはほとんどの家で井戸水を使っているとのこと。

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ヤブカラシの花にはいろんな虫が集まってくるが、
久しぶりに見かけたクロアナバチ
もう少し撮影していたかったが藪蚊がひどくて退散した。

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ほんの小一時間の旅。
そんなに遠い場所ではないのだけど、
知らない町歩きは、やっぱり楽しいな。

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2009年08月26日

敦賀港の公園にて

桃のコンフィチュールを敦賀の方から9本も注文をいただき、
休みの日の夕方に届けることにした。

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敦賀へ行ってわずかな時間があれば必ず寄る公園がある。
敦賀港を望む海岸沿いにある公園で、
広い敷地は芝生で覆われ、
海岸線にはウッドデッキのように、
木製の板が敷き詰められている。
なのでどちらを歩いていても、感触が心地良いのだ。

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海から吹いてくる優しい風を感じながら、
ゆっくり歩いていると、
いろんな人がこの公園にやってくる。

若いカップル。
犬を散歩させている人。
孫を連れた初老の夫婦。
健康のためにウォーキングをしている人。


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ちょうど敦賀港の向こう側の山に、
そろそろ夕陽が沈もうとしている時間帯で、
海面に写る太陽がオレンジ色に輝いている。
船をかたどったカタチのウッドデッキの先には、
若いカップルが海を眺めにやってきた。

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朝夕は過ごしやすい季節になったけど、
たつやの大好きな夏が終わってしまった。

小学生の頃のたつやは、お盆が終わり、
後数日で夏休みが終わってしまうという寂しさと、
たまりにたまった宿題を済ませてしまわなければならない!
という精神的プレッシャーが、体に沁みついていて、
今でもこの季節は理由なく
ちょっとブルーになったりする。

tpDSC_5976.jpg

最後にちょっとお知らせです。
先日ご紹介した石窯ピザでコンカツパーティは、
女性は定員に達したため、締め切られました。
男性のみあと数人可能だそうです。
ご希望の方は、是非加藤さんまでお問い合わせくださいね。

kh113399@yahoo.co.jp

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2009年07月28日

水遊び

まだ梅雨明けしない福井ですが、蒸し暑い日が続きます。
明日はたつやの誕生日ですが、
誕生日に梅雨明けしていないというのは、
一度ありましたが、他には記憶にありません。
これも異常気象なのでしょうか・・・。

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先日、ゆめおーれ勝山に行った際に、
隣接された公園の敷地に小さな川が流れていました。
その日も暑い一日だったので、
そこで遊んでいる子どもたちがたくさんいます。
こどもが遊ぶ風景を見るのは大好きです。
シャッターチャンスもたくさんあるし、
後で見て思わず笑ってしまう写真もありました。

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夕方からある横田はるなさんのライブを待っている間に、
外のカフェテーブルに座って、アイスティーを飲みながら、
のんびり子どもたちの姿を眺めていました。

歓声と共に、たつやの目の前をバシャバシャ走り回っていて、
時折水しぶきなどが飛んできます。

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子どもはどうしてあんなに楽しそうにしてるんだろ?
まさに一心不乱で水遊びに夢中です。
サンダルをぬぎ捨て、裸足で走り回っています。
しばらく遊んでいた子どもが親に無理やり引っ張られ、
ワーワー泣きながら手を引かれていきます。
思わず微笑んでいる自分に気がついたりします。

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梅雨明けはしていませんが、
水遊びをしている子どもを見かけると、
夏が来たという実感が湧いてきます。

夏って、やっぱり好きです。
早く青空と白い入道雲がもくもくしてる夏の空に会いたいです。


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あ〜、後数分で40代が終わってしまいますたらーっ(汗)
40代もたくさんの方にお世話になり、今のたつやがあります。
50代は少しづつ恩返しが出来たらと思います。


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2009年07月26日

はたや記念館・ゆめおーれ勝山

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2年程前に勝山市内にあった古い大きな繊維工場を
リフトアップして、平行移動する
というニュースを聞いた。
何でもその木造の繊維工場をそのままのカタチで保存し、
何か街の建物として利用されるという話だった。

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その建物を浮かせて移動する作業は
市民参加型で、ロープ?で引っ張って移動させるという
なかなか興味深い話だったが、
当時、都合がつかず参加は叶わなかった。

そんなことも記憶の彼方に押しやられた頃になって、
最近になって、その建物がはたや記念館ゆめおーれ勝山
としてオープンすることを知る。

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先週の連休最終日、
勝山のぐっつぁん夫妻に誘われて、行ってきました。

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木造校舎フェチのたつやには、グッとくる建物。
しかも実際に行ってみるまで
どのような展示がなされているのか知らなかったが、
福井が一時期、絹織物生産が世界一になったこともある
繊維の歴史や実際に使われていた機械や道具が展示されていた。
機械は実際に動いて繊維を織る様子も見学できる。

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縦糸の間をシャットルグッド(上向き矢印)と呼ばれる
木製の箸箱のようなモノが左右に走り横糸を通していく・・・
こうして繊維が出来ていくのだが、
その際にはかなりの大きな音がする。

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右下にぶれてる物体が移動するシャットル(写真下)

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そういえばたつやの小学校の同級生には
何人かの繊維工場をやっている友人がいた。

その中のひとり、大島くんという友だちの家に遊びにいくと、
一階が繊維工場で二階が住居となっていて、
いつ行っても何十台もある織機がガチャガチャ動いていて、
玄関先でどんなに大きな声で
おおしぃまく〜ん、おおしぃまく〜ん
と呼んでも誰も出てこなかった。
そのうち要領を得て
直接、二階の大島くんの部屋を訪ねるようになったものだ。


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上:ゆめおーれで、織機を動かす方と昔の同僚がバッタリ再会。
懐かしい友人に会って、感無量の様子でした。
これも繊維の歴史を感じた瞬間でした。


下:いずめと呼ばれる籐で編んだカゴ。
子持ちの織子さんが、ココに赤ちゃんを入れて織機を動かしたそうです。

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力織機の音を聞いていたら、
不思議とその大島くんちの玄関先や二階の景色が蘇ってきた。

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話は変わりますが、一昨年、たつやの印刷会社で
福井県絹織物工業組合の50周年記念誌を、
今年福井県繊維資材協同組合の45周年記念誌
作る仕事をさせていただきました。

その際、古い資料や写真を探すのに苦労したりしたのですが、
もしその時に、このゆめおーれ勝山がオープンしていたなら、
参考にできるものがたくさんあったように感じました。

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歴史は何かメディアに記録したり、出版したり、
資料館を作ったりしていかないと、
まったくわからなくなってしまいます。

そういう観点から見れば、
印刷業に携わるものとして幸せに思います。
何年後か、何十年後か、
もしかすると1000年後に紐解かれるかもしれないのですから…。

勝山の繊維産業を、
福井県の繊維の歴史や資料を
豊富に残すこのゆめおーれ勝山の存在意義は大きく
大変、画期的だと思いました。

あとはいかにこの建物を活用していくか?
市民に親しまれる使いやすい施設として浸透していくか
が課題だと思います。

はたや記念館ゆめおーれ勝山
福井県勝山市昭和町1丁目7-40
0779-87-1200
定休日:第2・4水曜日
http://www.city.katsuyama.fukui.jp/hataya/

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ラベル:勝山市
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2009年05月26日

三国まつりの顔

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最初に三国まつりの山車を見た時に、
その圧倒的な存在感と、引き手が舵取りをする迫力に、
鳥肌が立ったことを今でも良く覚えている。

街のコンビニにたむろしているような若者が、
ひとたび祭りに参加して、額に汗して大声で叫ぶ姿は、
まったく違う人物に思えた。

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それにしても祭りの人々のこの笑顔はなんだろう。
心の底から湧き上がる祭りへの熱い想いが、
表情に表れるだろう。
こどもから大人、町の長老たちまでが、
本当にいい顔をしている。

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湊町、三国には伝統的な祭りがあり人々に愛されていること、
そこに住む人たちが、自分の町に誇りを持っていることを
あらためて感じた今年の三国まつりだった。


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グッド(上向き矢印)普通のおうちの中をこうして飾っています。

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2009年05月25日

三国まつり2009

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三国の旧市内に思案橋という小さな橋がある。
その昔、花街があった界隈にあり、
女郎さんがこの橋を渡る時にしばし佇んで本当に
この世界に入らなければならないのか思案した
という話を聞いたことがある。

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たつやが三国に興味を持ったのは、
今までに何度もブログにも書いてきたが、
福井の宝探し運動デザインコミュニティという団体に
所属していた頃のことだ。
当時、広報委員会に所属していたたつやは
ウィズユーという年4回の広報誌を担当していた。
一般の方から出された福井県内のいろんな宝を見て、
取材したり、広報委員会独自の企画を行っていた。

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その取材先の特集として三国を題材に取りあげたことがあった。
以来、三国はたつやの好きな街として、20年近い。
なので三国祭りには何度か足を運んでいる。
ブログを始めて間もない2006年に
三国祭りを題材に4日間に渡り記事を書いた。

http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/18181883.html
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/18227296.html
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/18277125.html
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/18317686.html

それがたつやが旅先で感じたそのままの
旅日記的なブログの原点だったような気がしてならない。

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グッド(上向き矢印)美しい形状の西光寺 バッド(下向き矢印)う〜んもっともです。

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忘れてならないのが三国ならではのジェラート屋さん「カルナ
アイス嫌いのたつやもココだけは別なんです。
お店の方から「たつやさんでしょ!?いつもブログ見てます
などと声をかけていただきました^^

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三国まつりには笑顔が溢れている。
小さな子どもから年配の方までが、みんな自分の街に誇りを持っている。
三国の人はまつりの時期にたくさんの客人を招待し、
ご馳走し、お酒を用意し、帰りにはお土産まで持たす習慣がある。
もっとも今ではそういう家も少なくなってしまったかもしれないが、
それでも三国では祭りのための預金をする家が少なくない。

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こういうおもてなしの心が三国まつりを支えているのだろう。
ボランティアの方々がゴミ拾いを楽しそうにしていたり、
小学生の子どもたちが手作りのゴミ箱を製作したり、
街上げて、祭りを盛り上げていた。

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祭りのメイン会場の三国駅前から少し外れると、
祭りの喧騒が嘘のように静かな小さな通りがいくつもある。
そういう道を歩くのもまた良し。
ただどの家にも祭りの提灯が下げられ、
三国神社のお札が貼られていた。

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2009年05月24日

花魁道中@三国まつり

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港町三国は実に面白い町だと思う。
歴史的な建造物だけでなく、
三国に息づく文化の香りを今尚感じることが多い。
三国の人は三国を誇りに思っていて意識が高く、
様々なまちづくりを仕掛ける人がいる。
これはやはり北前船で海路を通して各地と交流を持った
歴史的なDNAが今も脈々と流れているのではないかと思う。

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江戸時代に始まった北前船での海運業は
当初は蝦夷地の昆布を運ぶためだった。
しかしながら荒れる日本海を蝦夷地に行くには舟を安定させる必要があった。
そのため船底に福井足羽山近辺で産出される
笏谷石(しゃくだにいし)を積んで北へ向かった。

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蝦夷地で昆布などの海産物を積むと
当然のように笏谷石は不要となり、
舟から下ろしたことから重宝がられ商売が成り立つようになる。
そして北前船は往復で莫大な富を得ることとなる。
富が集まれば人も集まり、華やかな街も出来る。

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三国湊には、当時京都の祇園や長崎の島原と肩を並べるくらいの花街があった。
たくさんの遊郭が三国の松ヶ下地区にあったという。
この地にある西光寺には三国小女郎の墓がある。

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今年の三国まつりでは、三国小女郎花魁(おいらん)道中なる企画がなされた。
ただお祭で練り歩くだけでなく、きちんと西光寺の墓参りをし、
当時の花魁や遊女たちの絢爛豪華な衣装を披露してくれた。

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後に聞いたのだが、花魁(一番上の写真の方)衣装の総重量は30kgという・・・。がく〜(落胆した顔)

皆さん、本当にゾクっとするくらいの美しさでした。
こういう企画をし、また運営した縁の下の方々のご苦労が
あってこそ成し得た三国小女郎花魁道中だったのでしょうね。
お疲れ様でした。それにありがとうございました。

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後姿にドキッとしますハートたち(複数ハート)

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三国は行く度に、新しい発見と出会いがある町で、
たつやの三国への憧れは募るばかりです。


※注これらの写真の方々への想いが
募っている訳ではございませんので悪しからず^^;


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2009年05月15日

帆山寺@武生

武生の町を歩いていると、
とんでもない場面に出くわすことはさほど珍しいことではない。
たつやにとってのひとり路地裏探検隊@旧武生市内は、
新鮮な驚きと、感動に包まれることが多々ある。
それは決してクルマでは出会えない。
歩き、もしくは自転車、原付辺りまでに限定されると思っている。

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そのお寺の存在は随分前から知っていた。
神社仏閣にはほとんど感心がなかったから、
素通りしていただけのことなのだが、
たまたま桜の季節にココ帆山寺を訪れた時に、
折角なのでお参りをすることにした。

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その時は桜の写真ばかり撮っていて、
お参りだけして帰ってきたのですが、
先日また行ってきました。


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どこにでもありそうな(失礼な表現で申し訳ありませんが
普通のお寺という感じだったのに、入り口を入って
何気なく左手の格子戸の中を覗いてびっくりした。
黄金色に輝く涅槃像がいらっしゃるのだ。
しかもデカイ(不適切な表現で申し訳ありませんが2m50cmだそうです。
何々・・・説明文を読んでみてまたびっくり。
江戸初期に松の木の芯で作られた・・・
え〜何気に400年前?

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正面にはおびんずるさまと言われる撫で仏があって、
自分の身体の悪いところを撫でると病気が治ると言われているらしい。
長い間、たくさんの人々から撫でられ、全体がピカピカぴかぴか(新しい)だ。
たつやもいろんなところを撫でさせていただきました^^

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右手には不動明王が安置されている。
本堂を覗かせていただくと、中はまるで町内の集会所といった感じで、
いかにこのお寺が地域の人の手で長い時を守られてきたかが、
伝わってくる。

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帆山寺は天台宗のお寺で、ご本尊は奈良時代の泰燈大師作
といわれる千手観音菩薩で33年ごとに開帳される。
何と1300年前のご本尊が、街中の普通のお寺にあるということが、
いかにも武生らしいというか・・・。
729年に創建されたんだってさがく〜(落胆した顔)

この辺りでは、ちょっと前というのは
江戸時代くらいを指すのかもしれないなぁ・・・

などと思ってしまいました。

尚、帆山寺は北陸三十三観音霊場第八番札所でもある。

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北陸三十三観音霊場
第一番 青葉山 中山寺 真言宗御室派 馬頭観音 福井県大飯郡高浜町中山
第二番 本光山 馬居寺 高野山真言宗 馬頭観音 福井県大飯郡高浜町馬居寺
第三番 岩屋山 妙楽寺 高野山真言宗 千手観音 福井県小浜市野代
第四番 石炎山 多田寺 高野山真言宗 十一面観音 福井県小浜市多田
第五番 鳳聚山 羽賀寺 高野山真言宗 十一面観音 福井県小浜市羽賀
第六番 宝篋山 天徳寺 高野山真言宗 馬頭観音 福井県遠敷郡上中町天徳寺
第七番 大悲山 石観世音 曹洞宗 石観音 福井県三方郡三方町三方
第八番 観音山 帆山寺 天台宗 千手観音 福井県武生市住吉町
第九番 朝日山 福通寺 真言宗東寺派 正観音 福井県丹生郡朝日町朝日
第十番 萬松山 大安寺 臨済宗妙心寺 正十一面観音 福井県福井市田ノ谷町
第十一番 摩尼宝山 瀧谷寺 真言宗智山派 聖如意輪観音 福井県坂井郡三国町滝谷
第十二番 自生山 那谷寺 高野山真言宗 十一面千手観音 石川県小松市那谷町
第十三番 護国山 宝円寺 曹洞宗 十一面観音 石川県金沢市宝町
第十四番 長谷山 観音院 高野山真言宗 十一面観音 石川県金沢市東山
第十五番 諸嶽山 総持寺 曹洞宗 僧形観音 石川県鳳至郡門前町
第十六番 白雉山 岩倉寺 高野山真言宗 千手観音 石川県輪島市町野町西時国
第十七番 鷹王山 上日寺 高野山真言宗 千手観音 石川県鳳至郡能都町字真脇
第十八番 白雉山 明泉寺 高野山真言宗 千手観音 石川県鳳至郡穴水町字明千寺
第十九番 小嶋山 妙観院 高野山真言宗 聖観音 石川県七尾市小島町
第二十番 白良山 山田寺 高野山真言宗 十一面観音 石川県鹿島郡鳥屋町良川
第二十一番 鷹王山 長楽寺 高野山真言宗 聖観音 石川県鹿島郡鹿西町能登部
第二十二番 洞谷山 永光寺 曹洞宗 聖観音 石川県羽咋市酒井
第二十三番 朝日山 上日寺 高野山真言宗 千手観音 富山県氷見市朝日本町
第二十四番 摩頂山 国泰寺 臨済宗国泰寺 聖観音 富山県高岡市太田
第二十五番 等覚山 蓮華寺 高野山真言宗 十一面観音 富山県高岡市蓮花寺
第二十六番 本覚山 観音寺 高野山真言宗 聖観音 富山県小矢部市観音町
第二十七番 弥勒山 安居寺 高野山真言宗 聖観音 富山県東砺波郡福野町安居
第二十八番 芹谷山 千光寺 高野山真言宗 聖観音 富山県砺波市芹谷
第二十九番 法界山 常楽寺 高野山真言宗 聖観音 富山県婦負郡婦中町千里
第三十番 稲荷山 海禅寺 高野山真言宗 聖観音 富山県富山市四方西岩瀬
第三十一番 慈眼山 正源寺 曹洞宗 聖観音 富山県富山市西番
第三十二番 中尾山 十三寺 高野山真言宗 千手観音 富山県下新川郡入善町舟見
第三十三番 明日山 法福寺 高野山真言宗 十一面観音 富山県下新川郡宇奈月町朝日
特番 白雉山 金蔵寺 − 十一面千手観音 石川県輪島市町の町金蔵

※資料が古いため、市町村合併前の情報です。

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越前市のおかつさんのブログに
こんな記事を見つけました。
やはりいかに地域の人に愛されているお寺かが伺えます。
http://o-hanamaru.seesaa.net/article/117795731.html

観音山 帆山寺
福井県越前市住吉町1-24

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ラベル:越前市 神社仏閣
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2009年05月12日

慈眼寺@南越前町

今庄の田倉地区は、東西に開けているので
日当たりが良く、自然が豊かに残る素晴らしいところだと思う。
毎年この季節になると、ふらりと訪れることがあって、
先日も夕暮れ前の田倉を訪れた。

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15年ほど前に、ふくい宝探し運動「デザインコミュニティ」
という団体に所属していた頃に、この地区を訪れたことがある。
(以下デザコミと表記します)
当時、たつやは広報委員会と宝さがし事業委員会
というところに所属し、先輩に言われるがまま下働きをしていた。
その頃、各地の宝を探し、それを検証し、
他の地区の人に知ってもらおうというツアーなどを企画していた。
各市町村に働きかけて、町の宝ツアーを開いてもらい、
デザコミ側でツアーを企画し、人集めも行うのだった。
たつやが経験しただけでも池田町、今庄町、敦賀市、小浜市、
鯖江市+武生市+今立町、旧西谷村
などなど。
今になって考えれば、すばらしいビジョンを持った
凄い団体だった。
ココの団体での活動が
今のたつやの旅の感性の原点になっていると思う。

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さて当時の今庄での宝さがしツアーで、この慈眼寺(じげんじ)に来たことがある。
曹洞宗のお寺だったことのみ記憶している程度だった。
春先の慈眼寺の境内には人影もなく、
優しい夕陽が西の空に傾きかけている。

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立派な山門をくぐると、誰かがじっとこちらを見ている気がして、
辺りを見渡すと、こんなカワイイ子が迎えてくれていた。
お参りをして本堂の左手に行って見ると、
以前にはなかった観音様がいらっしゃって、
新緑をバックに穏やかな顔を見せてくださる。

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福聚観音(ふくじゅかんのん)は福が集まる観音様です。

慈眼寺三代目住職を務めた快翁玄俊和尚が、後に名古屋の地に移り、
現在の名古屋市千種区に桃巌寺を開いていたということが
最近になって明らかになりました。
遠い昔に途切れた本寺と末寺を結ぶ糸が、
平成の世に不思議なご縁で再び結ばれました。

桃巌寺住職、織田楳仙様の発願により
観音様を信仰する方々と慈眼寺の福聚を願って、
観音像がつくられました。
観音像の中には胎内仏と共に沢山の方々から寄せられた
写経が納められています。
その後、さらに多くの人々のご芳志によって周辺整備が進められ、
今日のお姿となりました。

あるときは仲間連れでにぎやかに、
あるときは一人静かにお参りください。
美しい自然と緑に囲まれ、観音様は清々しく、
穏やかな姿で迎えてくださいます。

毎年4月29日(みどりの日)午前11時より、
福聚観音法要を行っております。
所願成就を願って、たくさんのお参りがあります。

慈眼寺ホームページより抜粋


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お庭にはシャクナゲの花が見事に咲いていて、
新緑とのコントラストが見事です。
福井には歴史的に見ても、素晴らしい神社仏閣が数多くありますが、
ほとんど今まで行ったことがありませんでした。
これからはもう少しふるさとの歴史や文化について
勉強したいと思っています。

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そういえば、当時の今庄での宝ツアーがきっかけとなり、
今庄観光ボランティアガイドの会が発足したのでした。

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慈眼寺についても、いい勉強になりました。
以下、同じくホームページより抜粋。

慈眼寺は正しくは普門山 慈眼寺(ふもんざん じげんじ)といい、
福井県の曹洞宗のお寺です。
嘉慶元年(1387年)に天真自性禅師(てんしんじしょうぜんじ)
によって開創されました。
ご本尊は十一面観世音菩薩です。
盛時は七堂伽藍を備え、寺内に塔頭十七ヶ寺を従えており、
諸国に千二百ヶ寺の末寺を有していましたが、
長い歴史の中で、たび重なる火災や寺領没収など様々な難に遭遇し、
姿を変えて今日に至りました。
緑深い杉木立の参道が、往時の幽玄な寺の様子を偲ばせます。
歴史と、数多くの伝説を残し、
雪深い山の古寺は信仰ある人々に支えられ、今日に至っています。


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2009年02月27日

勝山左義長の奥深さ

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勝山の左義長の面白さは、単に太鼓櫓で繰り広げられる
踊りや歌や演奏だけではなく、
地区の人たちが、様々な作り物や書道や絵、川柳といった文化を
上手に楽しんでいるところにあると思う。
他に押し絵や活花、絵画の展示、
左義長の写真展や歴史・文化についての展示も見ることが出来る。

だからこそ、どの地区を訪れても、その地区地区の特徴があって、
また市民がそれぞれの地区を誇りに思っていることが感じられる。

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自分たちだけが楽しむのではなく、
訪れた親戚や友人、観光で訪れた私たちにまで
おもてなしの心意気が伝わってくる。

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勝山の左義長は、たつやにとって5回目。
最近は3年連続で訪れているが、
これはもうたつやの中では年中行事のひとつに組み込まれてしまった。

ちゃんと赤ベコに見えますよね^^

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毎年買うことにしてます、鯖のなれ寿司。
全然クセがなくって、麹も含めて実に味わい深い一品です。
もともと勝山市の北谷地区の保存食のひとつだったもの。


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勝山の魅力は奥深く、またたつやにとっては
勝山おさんぽカメラ部との出会いや、
行く度毎に、知り合いが増えていくことも、
勝山に惹かれる要因になっている。

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2009年02月25日

勝山左義長まつり人物編2

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どの地区に行っても、太鼓櫓があって、
この2日間は、朝から晩までずっと何がしかの催し物をしている。
地区のテントや休憩所では、時には餅や甘酒、豚汁などが
観光客にも無料で振舞われる。
格安で美味しい食べ物を食べることもできるし、
そこで隣り合わせになった地元の人と話が弾むことも多い。

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共通して言えることは、おもてなしの心を感じることだ。
それに本当に皆が楽しそう。

勝山左義長まつりは、太鼓を叩くのだが、
浮かれて叩くのが良しとされていて、
難しいマジメな顔をして演奏するのではなく、
浮かれて心底楽しんでバチを振り下ろす。
酔っ払った親父が踊りながら、
ふらふらしているような感じとでも言うのだろうか。
それに着物はすべて女物だ。
いい親父さんが真っ赤の襦袢を羽織っている姿も
あちこちで見られ、それを見てるだけでも楽しくなってくる。
男の子も女の子も真っ赤が着物を着て、
小さな時から、左義長にデビューし、
それが当たり前のふるさとの祭りとして、
自然に体の中に沁みついて行くのだろう。

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そういう繰り返しを何十年、何百年も続けられ、
今の左義長まつりが行われていることは、
とても貴重なことだし、失ってはいけない文化だと思う。

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勝山の人にとっては、左義長が近づくと、
身体の奥底からムズムズと楽しさが湧いてきて、
いてもたってもいられないのではないのだろうか!?


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この女の子は、櫓の上で太鼓を叩く子どもたちを見ていて、
ベビーカーの弟の頭をペシペシ踊りながら叩いていました^^;

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2009年02月24日

勝山左義長まつり人物編1

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いろんな祭りを見てきて感じるのは、
その町の人が心底、その祭りを楽しんでいることだ。
そしてその町に、その祭りに対して誇りを持っていること。

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県外に出て行った人が、その祭りに合わせて帰省したり、
会社を休んでまで、祭りを楽しむのは、
イベントではなく、まつりだから。

祭りには歴史がなければならないと思う。
歴史がないお祭りは単なるイベントになってしまう感があり、
祭りの中心になる人と、そうでない人との温度差が大きい。

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太鼓櫓の前はちょっとした撮影会みたいです^^;

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勝山の太鼓櫓を回ると、
こんなにたくさんの子どもたちがいるんだ!
と思ってしまうくらい、主役を子どもたちが占めている。
勿論、地区の長老や婦人会の方たちが、
三味線や笛や太鼓を小さい頃から教えたり、
また自分たちが集まって練習したりして、
その伝統は守られている。

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それにしても、お祭りでのこどもたちは
本当に楽しそうです。
目が輝いています。
こういう環境で育つ子どもたちは幸せですね。

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勝山の左義長・・・
市内各地区で全国各地で行われている「左義長」ですが、
「勝山左義長」の記述が初めて登場する文献のは、
小笠原公の勝山入封時(1691年)にさかのぼります。
つまり、「勝山左義長」の歴史は、
少なくとも300年以上前から行われていたのです。
また、赤い長襦袢で女装した太鼓の打ち手が
三味線、笛、鉦による軽快なリズムで
お囃子に合わせて太鼓をたたく様や、
カラフルな色彩の短冊による町中の装飾は、
全国で「勝山左義長」だけの特徴です。


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2009年02月23日

勝山左義長・蔵開き編

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8年ほど前に、Yahooの掲示板に中に、
福井県という地域コミュニティがあって、
そこに『40代、今何を考える』というタイトルの掲示板があった。

そういう掲示板というものがあることも知ったばかりで、
40を過ぎていろいろ思うことがあったことも手伝って
書き込みをしていた。

その時に考えたハンドルネームが
今ブログでも使っている陰陽師たつやだ。

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さて、その掲示板のトピ主(責任者みたいな人)が勝山の人で、
その板に書き込みをしていた人も勝山の人が多かったこともあって、
さかんに勝山の左義長を勧めてくれた。

初めて行ったのは7年ほど前のことだったと思う。
それまでに勝山へは、蕎麦を食べに何度か訪れることはあったが、
街中をじっくり散策することもその時が初めてだった。

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さて、今年も勝山の左義長まつりに出かけました。
昨年はかなり雪があって、見たかった一本義の蔵開きに間に合わず、
今年こそそれを見たいと思い、早めに鯖江を出発しました。

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鏡開きで割られた樽のお酒はお客さんに振舞われます。

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9時15分には一本義久保本店の前に着いたので、たつやが一番乗り!
少しずつ人が増えてきて、10時と同時に大きなシャッターが開いた。
開くと同時に中から聞こえてくる歌声耳
シャッターが開いたときには、社員全員が揃いの法被を着て、歌を歌うのだ。
またその声がいいんですハートたち(複数ハート)
ずっと鳥肌が立ちっぱなしです。
日本の古き伝統やしきたりを重んじ、
明治の創業の頃から培われた社風が感じられた瞬間だった。

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あまり飲めないたつやは日本酒を使った化粧水作成にチャレンジ。
ちょっと顔に塗ってみましたが、ずっとしっとりしていたみたいです^^;


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今年の蔵開きの口上が読み上げられ、新成人の3人が鑑開きを行なう。
いよいよ蔵開きの新酒お披露目会が始まった。
この日を楽しみにしていた勝山市民や一本義のファンが集まります。

今年から発売になった酒饅頭。
大人気で長い人は一時間待ちでした・・・。


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株式会社一本義久保本店
明治35年(1902年)、久保仁吉が福井県大野郡勝山町(現勝山市)に、
酒造業「久保商店」(現一本義久保本店)を創業。
酒銘を『沢の井』とする。
その後、勝山藩代々の醸造銘柄『一本義』の銘を譲り受ける。
『一本義』の由来は、禅語「第一義諦」からの出典で、
「最高の真理、優れた悟りの智慧を極めた境地」の意。


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福井県勝山市沢町1丁目3-1
TEL:0779-87-2500 FAX:0779-87-2504
http://www.ippongi.ne.jp/

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2009年02月19日

残して欲しい武生の風景

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自分が通った高校が武生にあったため、
たつやにとって武生の街は、身近な町だ。
それに昭和大好き人間にとって、武生は実に面白いと思う。

それなのに、なぜか越前市などという(センスのない)名前に変わってしまい、
昔懐かしい建物や風景がどんどん無くなっていくように感じる。

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こんなに身近な町なのに、
いつも新鮮な旅人の視点で街中を歩けるのも、
武生の魅力ぴかぴか(新しい)だと思っている。
先日、ほんのわずかな待ち時間を利用して、
武生の街中をちょっと歩いてみた。
カメラ片手に散歩するには寒い日だったが、
それでもいつも見慣れた風景のはずなのに、
改めて旅人になって歩くと実にいろんなモノが見えてくる。

ミドリドレスメーカーの建物(旧日野食堂味湾海)
建築は昭和5年(1930)


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数年前までこの建物の上に、
灯台の上部のような八角形の建物が乗っていました。


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「うどん」で名を売った味湾海が大増改築を行い、
昭和5年(1930)に日野食堂味湾海として再デビューし、
同10年には県下初のアパートに改装された建物である。
鉄筋コンクリート造3階建ての屋上に8角形の展望台を設け、
旧北国街道側に鉄筋コンクリート造2階建を、
北側に木造2階建てを張り出している。
3階建部分の外観は改装されているが、
木造部分の1階前面は白漆喰塗の壁に玄関と大きな窓を設け、
2階前面にはペンキ塗りの手摺付きの引違いガラス窓を設ける。
ガラス窓は桟で瀟洒な幾何学模様を構成している。


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全部を保存するなどということは不可能なのだろうが、
何とか保存していって欲しい建物も多いと思っている。
またちょっと古い建物を改装して、
まちづくりに利用できることがあるように思う。

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今は使われなくなった洋風3階建ての建築物。
古い洋風建築の様式が見てとれる。


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もうひとつたつやが気に入ってるのは、
街中に実に食堂がたくさん残っているということだ。
たつやがランチで利用する店だけでも、
森林食堂・御清水庵・たかせや・いろは支店・いろは本店
ヨコガワ分店・まつもと屋・洋食のいしかわ・清雲堂・
庄境屋・若竹食堂
等など・・・。
これらはいずれも昭和の香りをぷんぷん残す風情を有する。

これらの店の半分以上は
以前、たつやのブログでも掲載しているので、
興味があれば、ブログ内検索で見てくださいね。


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もう少し暖かくなったら、一日じっくり歩いてみたいと思っている。

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ラベル:越前市 昭和の町
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2008年11月05日

稲荷の大杉

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たつやが愛して止まない福井県でも
一番好きな県内の市町村と言えば、池田町である。

自然が豊かで、なんといっても住んでいる人がいい。
もう池田へは、何百回と行ってるだろう。
何の予定もない休みの日に、どこかへ出かけようと思って、
気がつけば池田にいた、なんてこともしょっちゅう。
土合皿尾のおばちゃんたちに会いに行ったり、
野山を散策したり、バイクで林道を走ったり、
それこそ、いろんな楽しみ方が出来る。

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2003年に夏のみらい塾を池田町の水海(みずみ)で行った時に、
地区の方から教えていただいたのが、この稲荷の大杉だ。
稲荷地区の須波阿須疑神社の社殿から
山道を10分ほど登るとやや左手前方に一本の大きな杉の木が見える。

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近づくにつれて、その大きさに驚かされる。
こういう巨木を前にすると、畏敬の念が湧いてくる。
樹齢は千数百年ということで、
大化の改新の頃から、この地で私たちを見ていた?ということになる。

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千数百回という春夏秋冬を過ごしてきたこの木が迎える
何回目の秋なんだろうか?


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稲荷の大杉
目通り 約10m
樹高 約40m
樹齢 千数百年(推定)
北緯35度53分09秒
東経136度20分50秒
福井県指定天然記念物(1964年6月5日指定)


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2008年09月25日

夏の終わりに

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中学一年生の時に買った吉田拓郎の『元気です』というアルバムの
祭りのあと」という曲を聴いた時に、
意味などほとんどわからなかったのだけど、
祭りのあとの寂しさというフレーズだけが、心に残った。
1972年の夏のことだった。

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お祭り大好き少年だったたつやが、
ただお祭りが終わってしまう寂しさを
感じていただけなのかもしれないが、
今でも夏の終わりのこの時期になるとなぜかこの歌を思い出す。

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この曲は作詞が岡本おさみで作曲が吉田拓郎だった。
歌詞の内容はとっても大人びていて、
当時のたつやには、ほとんど理解出来なかった。
今でも理解できないかもしれないが・・・。

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祭りのあとの寂しさが
いやでもやってくるのなら
祭りのあとの寂しさは
たとえば女で紛らわし
もう帰ろう 帰ってしまおう
寝静まった街を抜けて

人を恨むも恥ずかしく
人をほめるも恥ずかしく
なんのために憎むのか
なんの恨みで憎むのか
もう眠ろう 眠ってしまおう
臥待月の出るまでは

日々を慰安が吹き荒れて
帰ってゆける場所がない
日々を慰安が吹きぬけて
死んでしまうに早すぎる
もう笑おう 笑ってしまおう
昨日の夢は冗談だったんだと

祭りのあとの寂しさは
死んだ女にくれてやろう
祭りのあとの寂しさは
死んだ男にくれてやろう
もう恨むまい 恨むのはよそう
今宵の酒に酔いしれて

もう恨むまい 恨むのはよそう
今宵の酒に酔いしれて


どんな曲か聴いてみたい人はココをどうぞ
http://jp.youtube.com/watch?v=8Z6n-iJhfAc&feature=related

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この曲の3番の最後のフレーズ
昨日の夢は冗談だったんだと
という言葉に一抹の寂しさを感じてしまいます。

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夏の終わりは、過ぎ去る夏を惜しんで
各地で祭りが行われるのでしょうね。
写真は一ヶ月ほど前に撮影しました。
越前市味真野地区の毫摂寺(通称、五分市の本山)
のお祭り、大寄りです。


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土曜日は再び八尾へ行きます。
月見のおわらへ、夏の終わりを惜しみに行ってきます。


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2008年07月17日

治左川の梅花藻

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暑い日が続くと水辺に行きたくなるのは、
こどもの頃、夏休みには海や川で遊ぶのが
当たり前だったからなのだろうか。

梅花藻を見た時に、確か去年も暑い日に、
この可憐な美しい花を見たことを思い出した。
あの時は、米原の醒井(さめがい)というところで見た。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/43767711.html

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この梅花藻は美しい水にしか自生しないことで知られているが、
この花と一緒になぜかトゲウオ科の絶滅危惧種とが
対になっている気がする。
というのも、醒ヶ井の地蔵川では梅花藻と一緒に
ハリヨという魚が生息しているし、
ココ、味真野地区にも治左川では梅花藻と一緒に
トミヨという魚が生息しているからだ。

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さて越前市上真柄町に流れる小さな川「治左川」には、
たくさんの梅花藻が自生している。
ちょうど今朝の福井新聞の一面に載っていたので、
福井県内の人は見た人もいるでしょうね。


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バイカモ(キンポウゲ科)[梅花藻]
梅に似た花が咲くのでこの名がある。
湧き水がしみ出しているところなど、
冷たくて清澄な流水中に生える多年草で、
水が汚れると途端に絶えてしまう環境指標植物。
茎は柔軟で細長く、流れに身を任せ下流になびく。
夏、葉腋から花茎を出し、水面上で白い5弁花を咲かせる。
流れの速いところでは水中で開花し、結実する。
種子のほか、茎の節から根を出して繁殖する。
花期:6-9月


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ちょうど、小さな子どもさんを連れたおかあさん方が、何組か来ていて、
親子で水の中に入って気持ち良さそうに遊んでいた。
湧水が出ていて、それを飲んでみてビックリ!
冷たくて、柔らかく甘いのだ。
ゴクゴク何杯も飲んでみたが、
こんなに美味しい水は滅多に飲めない!

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味真野地区には、福井を代表するような美しい場所が、
何気なく見つかる凄い場所だと、たつやは思っている。


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福井にはこんなにも贅沢な自然が普通に残っていることを誇りに思う。

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ラベル:越前市 自然
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2008年05月30日

おさんぽカメラ(終)

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タコセン、旨かったな〜。
それにしても勝山B級グルメは実に奥が深い。
Hの50円の揚げたてコロッケを食べて、
Nで70円のお好み焼きを食べて、
Mの60円の今川焼きと100円のタコセンを食べて、
合計280円という驚愕の金額設定は、日本全国探しても
そうある価格ではないとさえ思える。


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さて勝山市内を歩くことは、今までに何度かあったが、
どちらかと言えば、年の市や左義長の冬の時期が多く、
春から初夏にかけて歩くことは、
ブログを始めてからは、初めてのことだ。

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この時期のいいところは、いろんな花が咲いていること。
接写が効くレンズを持ってきていたので、
雨上がりの花なんぞの写真を撮ってみたり、
民家の庭の鉄で出来た扉のデザインに惹かれてみたり、
洗われた赤いサンダルや工事中の一輪車だったり、
八百屋の店先など、色とりどりの風景が面白かった。

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この日用意されたお弁当もメチャウマです。

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スタッフのお陰で、本当に心地よい一日を過ごすことができました。
この場を借りて、お礼申し上げます。
どうもありがとうございました。


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1位のしんたろうさんに引っ張ってもらって、
全国47位になりました^^

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2008年05月28日

おさんぽカメラ〔タコセン〕

タコセンとはいかなるものか?

この四文字の響きには怪しげで、かつ魅惑的な音を感じた。
もっともその言葉を発した勝山JCのS君の体型や発音に
寄るものが多かったのかもしれないが。
案内されたのは、たつやも知ってる焼き饅頭やさんだった。
但し以前に一度、饅頭を買って食べたことがある程度だ。
店名は『まえだ
いいね〜、この安易な名前。わーい(嬉しい顔)
前田さんが経営しているであろうことは、
たつやでも容易に想像することができるひらめき

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余談だが香川のうどんやさんの店名は
なかむら、まえば、みやたけ、たむら、
などという名字がそのまま店名になった名店は多い。

さて、その『まえだ』に入った。
S君がオレはこの店の常連だぜ顔で得意気に店のおばちゃんに頼んだ。
タコセン、五つね

しばらく待って出されたタコセン!

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おお!まさにご当地B級グルメ
あの懐かしい大判のせんべいを二つに割り、
中にソースと辛子マヨネーズたっぷりのタコ焼き2個が
潰され挟まれているという大胆なたべもの。

最初の一口目はせんべいのみの触感と味しかしないが、
二口目から中の潰されたタコ焼きの中身と
ソースやマヨネーズがミックスされた味に出合う。

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おお!これは新食感。
せんべいのパリパリ感とタコ焼きのジューシーな部分のと融合。
それにお祭り屋台を彷彿させる味付けが、
癖になってしまいそうだ。
それでいて金額は100円ポッキリ。(やっぱ、かっちゃまエライ!
但しテイクアウトには向かないだろう。

まえだは、タコ焼も今川焼きも安くて旨い。

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一個60円、これはゴマ餡が入った今川焼き

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店を出た時、今日はおさんぽカメラに来ていたことを思い出した。

まえだ焼まんじゅう店
福井県勝山市本町2-9-7
TEL 0779-88-2347
営業時間:AM11:00〜PM9:00
定休日:火曜日

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2008年05月27日

おさんぽカメラ(壱)

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第4回おさんぽカメラ"勝山街中ツアー
勝山市内のメンバーが立ち上げたこのおさんぽカメラ部は、
以前から知っていたが、今回が初めての参加だった。

団体行動が苦手なたつやだが、
この集まりは実にゆる〜い感じで居心地がいい。
勿論主体となるスタッフのキャラクターや
ホスピタリティがいいからなのだが。

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朝9時45分に勝山駅に集合し、ゆる〜い挨拶があって始まった。
駅舎や電車を思い想いに撮影している。
まだ少し雨が残っていたが、それはそれでまたいい。

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駅から市内に移動してスタッフのゆる〜い案内で、
街歩きをしながら写真を撮る。
う〜ん、これがおさんぽカメラなんだ\(^O^)/

フィルムの一眼レフカメラ、使い捨てカメラ、
コンパクトデジカメ、携帯電話カメラ、
デジタル一眼レフカメラ
など様々なカメラを持った連中が
20名近くぞろぞろ歩く姿は、
反対側の立場になれば奇異な人たちに映るだろうが、
こちら側にいると気にならないから不思議だ。

実はたつやは、今までに何度も勝山市内を
ひとりおさんぽカメラをしている。
勝手にチャマブラかっちゃまブラブラ
という名前までつけたくらいだから。

http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/81517259.html
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/81905860.html
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/82265196.html

らぶ勝という名称もあるが、
豚カツを愛する人っぽくてさ・・・もうやだ〜(悲しい顔)
ごめんなさい・・・


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クイズの題材にまでなった印刷屋さん2階の住人のネコさんグッド(上向き矢印)
さすが恐竜の街勝山、市民活動センターのブックスタンドもこの通り^^バッド(下向き矢印)

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タコセン行きますか〜
ん?なんたるものぞタコセン、この怪しい響きに妙に惹かれた。

以下続く

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2008年05月08日

阿曽の浜辺にて

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鹿児島の旅も本当に思い出深い素敵な旅になったが、
案外近いところでも旅はできると思っている。

連休の最終日は、
昨年秋に訪ねた滋賀県高島市の畑の棚田を訪ねた。

その帰りに敦賀から8号線を北上する途中で
阿曽という海沿いの小さな集落に立ち寄った。
夕陽が西に傾き、海面が黄金色に輝いている。

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防波堤には釣人がのんびり釣り糸を垂らしていて、
ちょうどその向こう側に陽が降りてゆく。

しばらくすると、若いお父さんが小さな子どもを連れて、
浜辺に降りてきた。
しばし戯れる。

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国道からほんの少し降りただけなのに、実に静かな海辺だ。
潮の香りと波の音。

旅情緒に溢れた場所だった。


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2008年04月09日

西山公園の桜

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我が町鯖江の今の西山公園です。
ここのいいところは、まったくお金がかからない!
駐車場は2時間まで無料です。
公園は、どこも無料!
おまけに、レッサーパンダで有名な
西山動物園さえ、入場無料なんです。
それでいて風光明媚、本当に整備されて美しい公園です。
ここはこの地を切り拓いて、領民の公園にしようと、
150年前に鯖江の殿様、鯖江藩第7代藩主間部詮勝公が
造成したところで、その精神が受け継がれているのです。

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5月3.4.5日に行われる『つつじまつり』は、
それに加えて、サンドーム駐車場から西山公園や
地元商店街の賑わい横丁までのシャトルバスさえ無料!

こんな至れり尽くせりの観光地は、
日本全国探してみても、なかなかありませんよ〜♪

今度の日曜日は、誠市&ご縁市&西山公園へ是非お出でください。
来月のつつじまつりにもね♪


お待ちしています!福井県大好きさん風^^;

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夕陽の中の味真野小学校桜

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ここ数日、桜の記事が続いているが、
桜の花の時期は短いので、どうしても集中してしまう。

桜の花が美しいのは、
花だけが一斉に咲いて枝だけだった樹木が、
まるで魔法にかかったかのように、
一瞬にして、美しい淡いさくら色に
変えてしまうことなのだと思う。

ところがその魔法は、あっという間に解けてしまう。

だからこそ、たくさんの老若男女が
桜の木の下に集うのではないだろうか。


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先日の日曜日は桜ツーリングと勝手に命名して、
大寶寺・味真野の一本桜・味真野小学校
近くの桜の名所を愛車のZ2と共に回った。

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日曜日の夕陽を浴びた味小学校の校庭は、
家族連れやグループ、カップルで賑わっいた。
ホント、皆いい笑顔しています。
これも絶対に桜パワーなんでしょうね^^

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近所の西山公園も今、まさに満開で、
今週末までが見頃だろう。
13日は朝一は誠市とご縁市、
桜の西山公園を楽しんでみてはいかが?


D社のKT社長、病気に負けないで、
また元気な顔を見せてくださいね〜。


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2008年04月07日

大寶寺の枝垂れ桜

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数日前の福井新聞に武生の大寶寺の枝垂れ桜が
ライトアップされているという記事が載った。
越前市本町という住所を地図で調べて、
日曜日の桜ツーリングの最初の場所に決めた。

旧武生市内にはたくさんのお寺があることは知っていたが、
地図を調べてみると、驚く程多い。

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何度も通ったことのある道なのに、普段の生活の中では、
お寺に立ち寄ることもなく、まったく知らなかった。
桜が見頃で、しかも晴れた日曜日ということもあって、
たつやの他にも十数人の見物人が来ている。

本堂前の敷地に、見事な枝垂れ桜が、
たくさんの花をつけて立っていた。
その威厳さえ感じられる桜に、
しばらく近づかずに、離れて眺めてみた。

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抜けるような青空と、ピンク色の桜の花との、
自然の色の美しさが実に清清しい。
枝垂れ桜は、文字通り、枝が垂れていて、
その枝にたくさんの花をつけているので、
花の暖簾をくぐるかのように、
桜の木の下を回ってみる。

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桜ばかりに目を奪われていたが、
真っ白の雪やなぎや、新葉を出した赤い紅葉、
散った椿の花・・・
どれも、自然が織り成す色彩には、
グッと惹かれる。

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モノトーンの冬が終わり、
春本番を迎えた福井は、一段と輝き始めた。

大寶寺(だいほうじ)
福井県越前市本町10-2

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2008年04月06日

味真野の一本桜

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昨日のブログで書いた味真野小学校の桜の木は、
ここ数年、マスコミが取り上げることもあって、
かなり有名になって、この桜を一目見ようと、
たくさんの人が集まってくる。

実はこの地区にはもう一本の桜の巨木がある。
味真野小学校から、車ならわずか3分ほどの距離だ。
久しぶりに、kawasakiのZ2を出してきて、
桜の写真を撮りに行った。

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おお!これか!
青空をバックに一際ピンク色の濃い大きな桜の木がある。
木全体のバランスの良さも、花の色も、なかなかいい。
5台ほど停めることが出来る駐車場には、
それなりに車が入ってくるが、混雑することはなく、
ゆっくり桜を愛でることが出来た。

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車検を終えて、エンジン周りをきれいにしたZ2を、
この溢れ出る生命を感じさせてくれる
桜の巨木と一緒に記念撮影した。

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味真野小学校から、南へ約500m。
道沿いの右手に見えます。


ちょっとしたイベントや、嗜好性の高いものだと、
年齢に偏りがあったりするものだが、
桜の花を見る人々の年齢は実に幅広い。
それだけ、人の心を惹き付ける魅力が桜の花にはあるのだろう。

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2008年02月27日

勝山左義長まつり(3)

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ボタン雪が舞う一日でしたが、
やっぱり雪の中の左義長ならではの美しい風景や
いきいきとした人々に出会うことが出来ました。
美味しい食べ物にも巡り会いました。
そして何より
勝山の人の温かさに触れることができた一日でした。

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思わずよっ亭しまいました。
温かい珈琲とぜんざいをいただきました^^
芳野区のベッピンさんたちの屋台です。ハートたち(複数ハート)

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福井県にこんな素敵な祭りがあることを誇りに思います。

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sagicho408.jpg sagicho405.jpg 

毎年買います、この鯖のなれ寿司。
大人気ですぐに売り切れてしまいます。 

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また季節が変わったら、勝山へ行ってみたいと思う。
左義長があまりに良かったので4回に分けてアップしました。
勝山左義長編はこれにて終了です。
お付き合いありがとうございました。

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2008年02月26日

もうひとつの左義長

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勝山おさんぽカメラ部なる存在を知ったのは、
つい最近のことだ。
たつやがお気に入りのそばやさん『八助』さんや、
勝山市内の若い有志が集まり、
のんびり散歩しながら、写真でも撮ろうか〜
というユル〜イ感じの楽しそうなグループだ。

その中のメンバーでたつやのブログを見ていただいている
tomoさんから、熱心に左義長に誘っていただいた。
何度かメールのやりとりをして、当日を迎えた。
今年の左義長には行く予定を立ててはいたが、
あの2日間の天候状態だったら、もしかすると
当日になって断念していたかもしれない。

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しんしんとボタン雪が降る中を歩いて、
一本義の久保商店にたどり着いたときに、
初めてtomoさんやおさんぽカメラ部のメンバーとお会いした。
そこでは挨拶もそこそこに、しばらく別行動をしていたが、
昼過ぎに八助で再会した。

八助には、古いお雛様が展示されている。
箱には大正弐年という文字が書かれていたという。
実に品のある落ち着いたお雛様である。

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その後、しばらくおさんぽカメラ部のメンバーと共に、
街中を歩いて回り、再会を約束して別れた。

そろそろ帰ろうと思い、一本裏通りを歩いていたら、
小さなお寺の前で生け花展の看板を見つけた。
入り口の外にたくさんの長靴が並んでいる。
夕暮れ時の少し暗くなった外からは、
中の灯りが温かそうに思えた。

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そっと戸を開ける。
どうぞ、ごゆっくり見ていってください
と言われるままに、お邪魔することにした。

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生け花とか、お茶とかにはまったく心得がないたつやだが、
最近になって、どちらかをやってみたいと思っている。
日本文化の伝統的な道というものを、ひとつも知らないのは、
日本人としてもったいないように思うのだ。


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生けられた花を見るのは、いいものだ。
わからないなりに、何かを感じることができる。
だけどちょっと不思議に思ったのは、作品には作者名はなく、
作者は連名で一枚の和紙に書かれていること。
この作品は誰が生けたとかいうレベルではないのかもしれない。

愛好会のメンバーが火鉢を真ん中に、
楽しそうに話をしていたのが印象的だった。

勝山左義長には、こうして違う文化が自然に融け込んでいる。

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2008年02月25日

勝山左義長まつり(2)

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福井県内の祭りやイベントは大抵、春から秋にかけて行われるが、
勝山はこの厳しい冬の時期に、年の市や左義長がある。
考えてみれば、このふたつの祭りも、旧正月を迎える準備と、
正月明けの一年の始まりを意味していたのだから、
きっと他の地区でも、同じような伝統行事や政(まつりごと)が
あったのだと考える方が自然のような気がする。

それが勝山ではその伝統がずっと住民によって受け継がれて、
今ではそれが大きな街の祭りとして存在している。
それぞれの地区で笛や三味線や歌を練習し、
子どもたちも踊りや太鼓を覚え、
家族中、地区中、そして市民が心底左義長を楽しんでいる。

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太鼓櫓では、その地区の人が舞台で歌い、
太鼓を敲き、うかれて踊る。
その横にはお世話する人のテントが張られ、
近くの建物や別テントで地区の屋台が出ている。

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沢地区では、写真を撮っていたたつやにまで、
暖かい豚汁を運んでくれた。
総合テントでも、豆腐と野菜の汁をご馳走になった。
下長渕地区では、つきたてのお餅をいただいた。
観光に来ている人にまで、祭りを楽しんでもらおうという
勝山の人の心意気が、伝わってくる。

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蝶よ〜 花よ〜

花よのネンネ

まだ乳のむか

乳くびはなせ〜

乳くびはなせ〜


この左義長囃子がしばらく耳に残っている。

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2008年02月24日

勝山左義長まつり(1)

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23・24日の二日間に渡って、
福井県の勝山市で左義長まつりが行われた。
昨年は雪のない左義長まつりだったが、
一転、今年はかなりの雪が舞い落ちる中での開催となった。

今日は、一日中氷点下という寒い一日となったが、
市内12地区にある太鼓櫓を回ると、
元気な子どもたちの楽しそうな笑顔に会える。

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たつやが左義長に来るのは4回目。
それに勝山ぶらりは結構好きなので、
街の中の地図が大体頭に入っていて、
適当な路地を歩いても、迷うことはなくなった。
朝10時から5時近くまで、
長靴とスキージャケットで、ずっと歩き回った。
風景写真はどこを撮っても、雪景色になってしまうし、
今日はたつやの好きなポートレートを中心に撮ってみた。

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まつりは、人を元気にする一番の薬みたいなもの。
大人もこどもも、みんな笑顔になっている。

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全国各地で行われている「左義長」ですが、
「勝山左義長」の記述が初めて登場する文献のは、
小笠原公の勝山入封時(1691年)にさかのぼります。
つまり、「勝山左義長」の歴史は、
少なくとも300年以上前から行われていたのです。
また、赤い長襦袢で女装した太鼓の打ち手が
三味線、笛、鉦による軽快なリズムで
お囃子に合わせて太鼓をたたく様や、
カラフルな色彩の短冊による町中の装飾は、
全国で「勝山左義長」だけの特徴です。


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2008年02月21日

雪の今庄宿

今年は雪が少ないようだが、
それでもそこそこ雪景色を
ファインダー越しに見たように思える。

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先日、打ち合わせで今庄へ行った。
意外に今庄とは縁があって、
高校時代、仲が良かった友人が何人かいたので、
その頃から街を良く知っている。
だけど、30年前と街はほとんど変わっていない。
昭和、いやもしかするともっと古い時代の街を
色濃く反映しているかもしれない。
その後も何かしら縁が続いている。

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季節を変えて、今庄の街中を歩くのは、
いろんな発見や心温まる風景や人情に出会えて面白い。
明治以前は街道の宿場町として栄え、
その後は鉄道の拠点の町として全国に名を知られた街だが、
昭和37年の北陸トンネル開通辺りから街は静かになっていった。

歴史に興味のある人にとってはたまらない街だと思う。

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たつやの亡き伯母が嫁いだ京藤家グッド(上向き矢印)
(今は南越前町が管理している)

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ちょっぴりお尻に火がついてきましたぁ^^;
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2008年02月03日

チャマブラ3

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年の市の賑わいから、ちょっと離れると、
そこはいつもの勝山に戻る。
八助でそばを食べた後、歩き始めて間もなく、
ん?なんだろ、アレ

ガラス越しに、黒いお盆のような器に、
どうやらお米が入っているようだ。
それも半端な数じゃない。
何百枚と、重ねて並んでいるのだ。

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のれんには、石畝岩七商店と書いてある。
しばらくは窓越しに覗いていたが、
失礼して中を見せてもらうことにした。
味噌漬けの大根あります
との張り紙もあったので、
とりあえずお土産に一本いただくことに。
味噌や麹の販売も行っている。

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ちょっと懐かしい練炭火鉢が現役だ。
さっきまでお客さんと話をしながら、
甘栗を食べていたとのことで、たつやもいただいた。


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お客さんにレンタルする味噌作りの道具たちも年季が入っていました。

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昭和40年代までは、きっとどの町にも、味噌・醤油・麹屋さん、
それに造り酒屋があったように思う。
最近は、そういう歴史のある店や工場がどんどん減っていった。
だけど、平成の今からは、こういったIT化できない伝統的な店が、
生き残っていくのではないか。
交通の便が良くなり、町の人は外へ買い物にでかける。
だけど流通とインターネットの発展で、人々は
その店にしか出せない安心・安全なものを求めている。
それは商圏エリアを全国規模にしている。
正直な商品は爆発的には売れないかもしれないが、
ずっと売れ続けている。
こういう歴史的なお店がずっと続いて欲しいものである。

今だけ儲かれば・・・明日儲かれば・・・だけでは、
何十年という営業は叶わないように思う。


そんなことを考えた今回のチャマブラでした。

石畝岩七商店
福井県勝山市沢町1-1-23
0779-88-0522

米麹を作っています。バッド(下向き矢印)
木製の器は100年前のものだそうです。

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勝山市民活動センター横テントで売っていたキビ団子
寒い日は、暖かい飲み物と、こういうのがうれしいですね。

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2008年02月01日

チャマブラ2

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まちぶらの面白さは、そこの町に生活している人との出会いや、
文化や歴史や風景に触れることだけど、
何より簡単にそれらを実現することができるのが、
お店での買い物や、食べ物やさんに入ることだ。
だから、間違っても全国チェーンの店やコンビニ
なんてところには、絶対に行かない。

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選ぶ店は、感性だけが頼りなのだけど、
たつやはできるだけ、昭和の香りのする店を選ぶ。
大抵は、たつやの期待を裏切ることはない。
何十年も前から、この地で営業を続けている店には、
時間でしか作りえない空気が存在する。
新しく開店する居酒屋が昭和30年代の看板のレプリカを並べ、
当時の流行歌がBGMで流しても、やはりどこか違うように。

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食べるモノも一期一食だと思っているから、
この地でしか食べられない味に出会いたい。
お取り寄せも悪くはないが、やっぱりその場所で、
その空気に包まれて、匂いに囲まれて、
作ってくれた店のご主人の話を聞きながら、
ゆっくり食べてみたい。

それにその食べ物についての蘊蓄を聞きながら
食べると、また深い味わいに変わっていく。

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チャマブラには、十二分にそれらを要素を持っている。
ただ、勝山は今までに何度も訪れているから、
何回か行ったことのある店もあるのだが。

福井県のそばやの中で、昭和の雰囲気ベスト3に入り、
わかりにくい場所ベスト5に入る
とたつやは思っている)『八助』でまずはオヤツを。

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ここからは、結構歩くが、細い路地裏を冷やかしながら、
日本が誇るB級グルメのNを目指す。
何といっても、ここは店も昭和なら、価格も昭和!
以前にもこのブログで紹介したことがあるが、
お好み焼き一枚70円!ななじゅうえんなんやざ!
今川焼きも70円!ナナジュウエンなんやっての!?

http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/34842477.html

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ずっとずっとこの地で、変わらぬ味を守り続けている。
今の小学生も20年前の小学生、40年前の50年前の小学生が通う店だ。

持ち帰り用25枚、店で食べる用2枚、
歩きながら食べる用3枚の計30枚買いました^^;


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2008年01月30日

チャマブラその1

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年の市は旧市内の本町通りを中心に
いろんなお店が出ていて賑わうが、
一本裏の通りへ歩くと、いつもの静かな勝山の町に戻る。

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ちらちらと雪が舞う冬の一日ながら、
昼前からは青空が広がり太陽が顔を覗かせる天気。
それに風がないのはうれしい。
歩く道にはあまり雪がないし、
少しの間、喧騒を離れていつもの町歩きを楽しみことにした。

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歩くスピードで過ぎ行く景色は、いろんなものが見えてくる。
こうして歩いていると時折、
少年の頃の感覚が突然甦ってきたりするのも面白い。
氷柱が下がっていて、ポキッと折って、青空に透かして見る。
細かい気泡がダイヤモンドのようにぴかぴか(新しい)キラキラ輝く。
口に放り込んでガリガリとかじってみる。
あ〜こんなことするのって何十年ぶりだろ?

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氷柱は氷柱でもこんなにアーティスティックなものを見つけた。
太陽が差したおかげで、シルエットさえ面白い。

何故か子どもの頃に学研の科学の付録についていた
紙で作った幻灯機を思い出した。
そういえば日光写真も好きだったなぁ。

沢町1丁目で、こんなおうちも見つけた。

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大屋根の雪が溶けて落ちてきた雫が再び氷り氷柱になり、
また水滴を落としている。

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家の前に植えた二本の木を這わせて
何十年も時間をかけて育てていったのだろう。
この辺りが歴史と文化を感じさせる。

チャマブラはまだまだ面白い出会いや出合いがありそうだ。
チャマブラ=かっちゃまぶらりたつやの造語です

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posted by たつたつ・たつや at 23:36| Comment(9) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月29日

年の市その2

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年の市は、昔ながらの工芸品や手作り品のお店の他に、
お祭り屋台や、いろんな食べ物を売っている店が並ぶ。

お昼前で、お腹が空いてきたこともあって、
むろこそば打ち愛好会が打つ手打ちそばをいただいた。
勝山らしく冷たいおろしそばと、
一度大釜をさっと通して温めたおろしそばと2種類がある。
たつやは麺の味がよく分かる冷たい方を選んだ。
一杯400円は、ちょうどいい値段だ。
ただ大盛りがありますかと尋ねたたつやに、
返ってきた答えは、冷たくありません!もうやだ〜(悲しい顔)

ちょっぴり残念・・・
他にも大盛り食べたい人いるだろうになぁ・・・。

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だけどさすが打ちたて、茹でたての麺は、
香りもあって腰もあって、少し甘めのダシと良く合う
勝山らしい美味しいおろしそばだった。

勝山市にあるのむろこ地区の愛好会とのことでした。

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赤いハッピが良く似合う看板娘さん?お父さんのお手伝いかな。

再び通りを歩き始めて目に留まったのが、この方。

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小刀で竹を細く削っている。
良く見れば、白竹を使って耳かきを作っている。
頭の部分に好みのビーズやガラス細工の小物を
取り付けてくれて、料金はワンコインの500円
お土産用に一本作ってもらう。
小刀一本で作り上げる技は、
目の前で実演してくれるからこそ、その価値が高まる。

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通りのあちこちで、知り合い同士が盛り上がっている。
久しぶりに会った親戚だったり、友だちだったりするのかな?

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ありがたいことに、たつやはいつも晴れお天気の神様が
味方してくれます。
勝山は本当に美しい街ですね。


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昨日、コメントいただいた方、
seesaa側の問題で一時期書き込みが
できなかったようです。
ご迷惑をおかけしました。
これに懲りずにまた遊びに来てくださいね〜^^
posted by たつたつ・たつや at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月28日

年の市その1

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ここ数年、勝山へ行く機会が多い。
最初のきっかけは、そばやさんだったが、
7年ほど前に、インターネットの掲示板で
知り合った人たちが勝山の人が多く、
毎年2月の行われる有名な祭り、
『左義長』に来ないか?と誘われてからだ。

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もともと古い街並みは好きだし、
また祭りに行ったときの、
人々の顔がとってもいい表情をしているし、
カメラ片手にブラブラ歩くには、
最高レベルのフィールドだと思っている。

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昨日の日曜日は、300年の歴史を持つと言われている
勝山の『年の市』だった。

もう年の市の名物ばあちゃんとなった中森よしさん
90歳を超えて尚、お元気でござぼうしを織っています。
県内で織れるのは、よしばあちゃんひとりだそうです。
寒い中を、時折腰や肩を痛そうに、織ってました。

それなのに、話かけるたつやにこの笑顔です!
ありがと〜ハートたち(複数ハート)よしばあちゃん! いつまでもお元気でわーい(嬉しい顔)

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ピンクの帽子が良く似合ってます揺れるハート

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自分が住んでいる町に祭りがあって、
親戚縁者が皆集まってきて、
地域の人、みんなが楽しむ・・・いいですね!


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昔は12月の26日と1月の26日には、
本町通りの定められた場所に近郷山家の素人商人が店をはり、
神仏の棚飾り、年頭の縁起物、台所用品、生活用具などの
農家の副業製品を売る「市」が立ちました。
以前は「勝山みの市にないものは馬の角だけ」
といわれるほど何でも揃ったそうです。
現在の年の市は1月の最終日曜日に本町通りで開催され、
木工品・民芸品・特産品などの店が揃い、早朝より賑わいます。

参考・勝山年の市ホームページより


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posted by たつたつ・たつや at 21:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月16日

旅人の視点で鯖江を歩く

知らない街を歩いてみると、
いろんなモノが見えてきて、
ちょっとした旅気分を味わえたりする。

たまには、たつやのふるさと鯖江の街を
旅人の気持ちで歩いてみたらどうだろう?


たつやの家は代々この鯖江の中心市街地で
江戸時代から商売をしている。

わかっているだけでも、
料理屋→道具屋→印刷屋+新聞販売店
(たつやの食べ物好きとアンティーク好きはここから来てるのか?)
家からほんの5分も歩けば、いくつかの
歴史的建造物や文化の香り高い場所がある。
この日は、建物を中心に歩いてみることにした。

まずは毎月誠市でお世話になっている鯖江本山
誠照寺(じょうしょうじ)」
人影も少ない境内は、冬の冷たい空気と、
凛とした緊張感のあるたたずまいが気持ちいい。
屋根の美しさが一際映える。
すっかり冬の準備をしていた。

たつや家→誠照寺(2分)

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御影堂
御影堂は境内のほぼ中央に在り、
二十間四面の総欅入母屋造り。
以前の建物は文久2年(1862)失火により焼失したが、
明治10年(1877年)に再建されたものである。
宗祖親鸞聖人の御木像並びに歴代法主の連座の御影を安置し、
両余間には九字(南無不可思議光如来)
十字(帰命盡十方無得光如来)の名号が掛けられている。


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四足門
四足門は秀応上人(第七代)の御代に後土御門天皇の勅許により、
文正元年に創建せられたもので、
現大門は安永8年(1779)に再建された本山最古の建築物である。
俗に「棲まずの門」とも、また「北陸日暮し門」とも呼ばれ、
一木一材からなっている。
向梁には、左甚五郎苦心の作が多いが、
中でも「駆出しの竜」や、「蛙股の唐獅子」などは
特に有名で端麗荘重な姿を今にとどめている。


誠照寺→恵美写真館洋館(3分)

古い洋風建築好きのたつやには結構たまらない建物。
何度か中も見学させていただいたことがある。
古い門をくぐって洋館前の庭も素晴らしい。

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恵美写真館は明治28年創業で、この建物は明治38年建造。
洋館は正面約5.6m、側面約7.5mの規模を有する
木造寄棟造桟瓦葺(よせむねづくりさんがわらぶき)の2階建てで、
前面中央に間口・奥行 ともに約1.9mの
入母屋造桟瓦葺(いりもやづくり)の2層の車寄せを設けている。
和風に洋風を取り入れた擬洋風建築。


恵美写真館洋館→植田家長屋門(4分)

子どもの頃の遊び場、松阜(まつおか)神社の
すぐ横にある植田家長屋門
鯖江市の指定文化財となっているが、たつやにとっては
中学時代ブラスバンド部の先輩の家。
その先輩は今も音楽活動を続けている有名先生です。

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植田家は代々鯖江藩家老の家柄でした。
長屋門というのは、門を兼ねた一屋根の横に長い建物のことで、
門をはさんで両脇に幾つかの部屋があるものです。
植田家にはこの長屋門が現存しています。
旧藩時代の数少ない遺構の1つで
鯖江市文化財に指定されています。


植田家長屋門→旧鯖江地方織物検査所(1分)

このあたりもたつやはよくポコペンをしていたエリア。
大人になってこの建物の良さがやっと理解できるようになった。
世界一の絹織物生産を誇った福井の繊維の栄華を
感じ取れる数少ない歴史的な建物だ。

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旧鯖江地方織物検査所のある一帯は、旧中小路町と呼ばれ、
旧北陸道から一筋東側の通りに面した旧士族の居住地であった。
明治時代の羽二重織物から大正・昭和初期の人絹織物へと
生産物の移行に伴い、市街地周辺にも大工場が建設されるなど、
明治から昭和初期まで市街地とその周辺には
多くの繊維産業関連の建物が建てられた。
建物は、桁行5間×梁間4間の寄棟造桟瓦葺の小規模な木造2階建て。
梁間中央に寄棟造桟瓦葺の車寄を持ち、
外壁は縦羽目のドイツ下見張り、その上部を南京下見板とし、
軒下に白漆喰の小壁を残すいわゆる下見板張りの
洋風建築の一つの典型である。


旧鯖江地方織物検査所→萬慶寺ばんけいじ(7分)

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ここの住職さんはたつやの高校時代の恩師。
やんちゃたつやは指導部の久我先生にはお世話になりました。
詳しくは過去記事を^^;
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/32115944.html

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開基は1721年(享保6)。
曹洞宗大本山永平寺の直末寺で、
歴代鯖江藩主・間部家の菩提寺でもある。
特に目を引くのは本堂の天井に描かれた墨絵。
7代藩主の間部詮勝[まなべあきかつ]が描いた
竜神、風神、雷神の3枚の墨絵は縦が5.4mほどもある大きなもので、
大胆な構図と力強い筆遣いが迫力満点。


時間にすればほんの1時間半ほどのぶらり旅でした。
こうして旅人の視点で我が町鯖江を歩くのは、
まさに温故知新でした。
県外から来た友人・知人を、県内有名観光地に案内するのではなく、
たつやが生まれ育った地元に誇りを持って
このエリアを紹介したいものです。


こんな街、鯖江に来られませんか〜
一夜漬けですが、たつやガイドがご案内しま〜す^^

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ラベル:鯖江市 神社仏閣
posted by たつたつ・たつや at 23:54| Comment(14) | TrackBack(1) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月13日

ふたりでお散歩

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おやおやなんだろうアレ? ん?何でもないわ

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犬えっ、何見てたんだろ、アレですか〜?

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犬えっ、アレなんだろう…

もう行っちゃうんですか?

もうちょっと見てみたかったのに。


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犬…仕方ないですね

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posted by たつたつ・たつや at 19:30| Comment(9) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月29日

常神半島

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初めて常神半島のことを知ったのは、二十年近く前のこと。
当時デザインコミュニティという福井の宝探し運動
推進していた組織に訳も分からず参加していた時だった。

その名前に惹かれたこともあって、
初めて行った時には、
なんて神秘的なエリアなのだろうと思った記憶がある。

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それから、何度か出かけているが、
その時に感じた神秘的な感覚は、
いささかも衰えていない。

もちろんその間に道が整備されたり、
公園が出来たりはしているが、
美しい天然の湾内に点在する島々を見ているだけで、
落ち着き心が穏やかになるようだ。

一番奥にある集落の常神には狭い場所に民宿が並んでいて、
その路地をちょっと入ったところで、
楽しそうな子どもの声が聞こえてきた。

声のする方に歩をすすめると
家の影からたくさんのシャボン玉が飛んできた。

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ふたりの女のコがシャボン玉を次から次へと飛ばしている。

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シーカヤックの赤が映える常神の海

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・・・・・がく〜(落胆した顔)

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ブログランキングにいつも応援ありがとうございます。
 お陰さまでずっとランキング上位です。
 いつもレンズが壊れたオカゲ?でちょっと違った風景を
 切り撮れるような気がします。 
posted by たつたつ・たつや at 19:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする