家具の仕上げには大抵塗装をして、
家具が傷まないようにする。
白木のままがいいと思えば、このまま仕上げることも出来るが、
天板だけは汚れたり傷が付くことを想定して、
オイルフィニッシュをすることにした。
以前家具を作っていた場合は、色をつけることも多く、
ほとんどがオイルステインという化学塗料を使っていた。
これはコストも安いし、乾燥するのも早く、
手軽に塗ることが出来るが、
かずの机にはそれを使いたくなかった。
天然の素材の中から何が一番いいのか調べて、
最終的には亜麻仁油を塗ることにした。
ネットで調べると塗装用の亜麻仁油も販売しているが、
コストもそれなりにかかるし、送料もかかるので、
食用の亜麻仁油を福井市の西武のデパ地下で買うことにした。
この亜麻仁油ではっきり覚えていないが、
確か1000円くらいだったはず。
天板を粗目のペーパーから細かい番数のペーパーに変えて、
表面をきれいにすることから始めた。
そして亜麻仁油をきれいなタオルに浸み込ませて、
机の天板と棚の一部(机と面一になるところ)に
なじませていく。
ムラにならないように気を付けながら、
タオルで拭き取るようにした。
亜麻仁油は乾くと固い皮膜を貼るようになるらしい。
そして1.2日乾燥させる。
再びペーパーをかけ、亜麻仁油を塗りタオルで拭き取る。
そして乾燥・・・
この工程を3回くらい返したので、最終の組み立てが出来たのは、
ゴールデンウィークの最終日前日のことだった。
作り始めてから気が付いた電気のスイッチの位置に、
棚板の一部がぶつかることがわかり、
棚の一部を削った。
この位置がピッタリ合った時にはホッとした。
工房の中で組み立てて見て、
ひとりご満悦で何枚か写真を撮った。
うん、なかなかいい出来栄えではないか!?
それこそかずが生まれるず〜っと前に、
カンパネルラ(うちのお店)の頭文字である「K」
を何処かで買って工房の片隅に眠っていたものを
引っ張り出して来て、棚の一番上の部分に
手作りのアイアンの釘で取り付けて完成をひとり祝った。
まさかこの「K」がかずの机になるとは・・・。
もちろんかずはとっても喜んでくれました。
今では棚の上はレゴが所狭しと並んで、
机の上には現在おもちゃが散乱しています^^
かずの机編・終わり
やっぱりたくさんの方にブログを見ていただきたくなりました。
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