2008年04月11日

パン窯の屋根作り(1)

昨年末に完成したパン窯は、
暖かくなったら、屋根を作ろうと思っていたが、
なかなか手をつけることが出来なくて、
ようやく先週から取り掛かった。

pany01.jpg

このパン窯には、2点大きな問題が残った。
ひとつは、何度か火を入れているうちに少しずつ乾いてきたが、
目地が雨で流されてしまい、痩せて少なくなっていたこと。
もうひとつは、床材として敷いた大谷石が、
何箇所も表面が割れてしまい、
床が平でなくなってしまったことだ


パン窯披露会を前に何とか、
これらの問題点をクリアしたい。
一つ目の問題は、再度目地を入れることなので、さほどでもない。
それに、早急に屋根を付ける必要がある。
ふたつめの問題は、割れた石の表面に耐火セメントを塗って、
その上に厚さ10mmの鉄板を敷くことにした。

みらい塾の後輩Sが、(たつやと同じ苗字、同じ誕生日
鉄工所をやっているので、お願いしたら、
余った材料を切って持ってきてくれた。
代金は、ここで作ったパン&ピッザでいい
・・・ということらしい^^


pany6.jpg

鉄板は窯の入り口の大きさピッタリにしたため、
窯の中に入れると、内部の方が若干広いため、
左右に石と鉄板の高さが出来てしまう。
それも目地を入れる時に、このパン窯を作ってくれた
職人、邦彦にお願いして段差をなくしてもらった。
追加工事の代金は、ここで作ったパン&ピッザでいい
・・・ということらしい^^


さて、窯の問題は解決したが、
いよいよ屋根造りを開始した。
90mm角の杉材を数本と、2×4材、OSB合板を使って、
パン窯全体を囲む形の屋根を作ることにした。

角材にホゾを入れるため、丸ノコで、切り目を入れます。

pany02.jpg

ノミを使って、ホゾを完成させていきます。

pany03.jpg

pany04.jpg

こうして部材を加工してトラス部分の仮組みをしてみます。

pany05.jpg

角度を計算するのに、三角形の内角の和などの知識が必要でした。

pany07.jpg

雪が降る地域なので、ちょっと太めの部材を選びました。

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posted by たつたつ・たつや at 22:37| Comment(4) | TrackBack(0) | モノ作り・家具他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
大谷石がストレスに弱いなんて・・・
何か親近感を覚えるのは、気のせいかしら(笑)
パン窯披露に行けないのがホントに残念です。


たつやの百面相、今回は「大工のたっちゃん」編ですか。
そのうち本物の家を建ててしまいそう。
その時はぜひ、弟子にしてくださいね。
Posted by お-ちゃん at 2008年04月12日 09:28
おーちゃん石、隙間に水分が入っていて、
それが原因なのかなぁ・・・。
よくわかりませんが、世の中失敗しないと、
次に工夫しないから、いいんです。
ちゃんと使えるようになったし、ネッ♪

大工のたっちゃん!いいネーミングありがと!
時々コックさん、時々旅人、時々変な人???
いろんな顔がある方が、楽しいです、きっとね。
Posted by たつや at 2008年04月12日 21:35
はじめまして。

私は、福井市在住です。いつも拝見して、その知識の豊富さにただただ感心しております。しかし、すごいですね。屋根をご自身でつけるなんて、私にはできないです。これからも拝見させていただきます。
Posted by おんちゃん at 2008年04月13日 14:01
福井市のおんちゃん、ご訪問&コメントありがとうございます。
たつやは鯖江のおんちゃんです^^;
木工は見様見真似なのですが、道具さえあれば、
何とかなるものです。
3年半前に、自分でキットハウスを作ったんです。
その経験が生きているかも^^
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/17242473.html
今後ともよろしくです。
Posted by たつや at 2008年04月13日 19:16
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