食事するところを探すことにした。
旅先でこのように、まったく情報に頼らずに、
自分の勘だけを頼りに、店を選ぶことは多い。
というか、そういうのが好きだ。
知らない店に入るのは勇気がいるように思ったこともあるが、
今では、何の抵抗もなく入れる。
そこで勘がバッチリ当った時は、
たつやのアンテナの性能は間違いない!
なんて一人悦に入ることも^^;
それに、これはちょっとした自慢だけど、
95%以上の確率で当るのだ。
勿論、選ぶ店の条件はいくつかある。
今回も、結論から先に言えば大当たり〜
知らない街に出たときに、
必ず歩いてみるのは駅前商店街。
そこから、小路や路地をいくつか曲がると、
ちょっとした飲み屋街がある。
駅前を選ぶのは、新しい店やチェーン店が少なく、
古くから営業している店が多いから。
少なくとも、その土地で数十年、あるいは百年近く
お店を続けているということは、
お客さんに指示されている証拠だ。
高山も同じように駅前に車を停め、裏通りを歩いてみた。
高山の名物と言えば、飛騨牛。
だけど、その辺りの店は、
どこも観光客相手の派手な看板に思えて、
たつやのアンテナは反応を示さない。
もう少し歩いていると、ちょっとした通りから
右に折れる路地の入り口に、
「→うなぎ陣代」という看板が目に入った。
ピピッ、とアンテナの針が振れたように思えた。
高山でうなぎ?とも思ったが、
今までの経験上、岐阜県にはうなぎの旨い店はたくさんある。
先日、NHKの家族で乾杯という番組で関市の辻屋が
出ていたらしいが、ここのうなぎは絶品だった。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/52585535.html
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/75561549.html
ガラガラと戸を開けると、左手にカウンター、
奥に小さな座敷がふたつあるこじんまりとした店だった。
カウンターに3人のお客さんが座っていて、
奥の座敷に案内された。
メニューを見て・・・
やっぱうな重かなぁ?
ん?ひつまぶしもあるんだ、名古屋文化圏なのかなぁ?
んんん?うなぎ釜飯、これはあまり見たことない!
よし、これにしよう!
おばちゃん曰く、
「米から炊くのでしばらく時間がかかります」
ハイ!それはむしろ大歓迎です。
待つこと20分少々で運ばれてきた。
蓋を取った瞬間、感じてしまう。
これは凄いぞ!って。
ふわ〜っと上がる湯気と共に、鰻のいい香りが
鼻腔から入ってきてたつやの脳を刺激する。
海苔の具合、鰻の旨さ、タレの奥深さ、
どれを取っても非の打ち処のない逸品なのだが、
それにも増してご飯の焚け具合が抜群。
年季の入ったお釜の下から出てくる
タレが浸み込んだご飯のオコゲ!oh my god!
それだけではなかった。
なんと、お茶漬けのように食べるように、
別の器にダシが入れられている。
最近、ダシに凝ってるたつやとしては、
結構お吸い物や味噌汁、スープ類の評価は
厳しいと思っているが、これもバッチリ合格点だ。
ひつまぶしを頼んだ訳ではないのに、
こんな食べ方を出来るなんて、驚きだった。
釜にはひとつのご飯も残さず、
しゃもじについたご飯さえ、きれいにいただきました^^
いや〜、ホント今回も大当たりでしたぁ
高山へ行ったら、この店は絶対行きたいですね。
陣代
岐阜県高山市花里町5丁目13
0577-32-3406
営業時間11:30〜20:30
定休日・火曜
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憧れだったのはたつやもおんなじですよ^^
高校時代にオレンジ色のZ2を見て世界一カッコイイバイクだと思い、
今もその思いはゆらぐことはありません。
kojiさんのDS,なかなか渋いカスタムで驚きました。
温かくなったら、ちょっとオシャレなカフェにでも、
一緒に走りたいですね〜^^