いろんなモノが見えてきて、
ちょっとした旅気分を味わえたりする。
たまには、たつやのふるさと鯖江の街を
旅人の気持ちで歩いてみたらどうだろう?
たつやの家は代々この鯖江の中心市街地で
江戸時代から商売をしている。
わかっているだけでも、
料理屋→道具屋→印刷屋+新聞販売店
(たつやの食べ物好きとアンティーク好きはここから来てるのか?)
家からほんの5分も歩けば、いくつかの
歴史的建造物や文化の香り高い場所がある。
この日は、建物を中心に歩いてみることにした。
まずは毎月誠市でお世話になっている鯖江本山
「誠照寺(じょうしょうじ)」
人影も少ない境内は、冬の冷たい空気と、
凛とした緊張感のあるたたずまいが気持ちいい。
屋根の美しさが一際映える。
すっかり冬の準備をしていた。
たつや家→誠照寺(2分)
御影堂
御影堂は境内のほぼ中央に在り、
二十間四面の総欅入母屋造り。
以前の建物は文久2年(1862)失火により焼失したが、
明治10年(1877年)に再建されたものである。
宗祖親鸞聖人の御木像並びに歴代法主の連座の御影を安置し、
両余間には九字(南無不可思議光如来)
十字(帰命盡十方無得光如来)の名号が掛けられている。
四足門
四足門は秀応上人(第七代)の御代に後土御門天皇の勅許により、
文正元年に創建せられたもので、
現大門は安永8年(1779)に再建された本山最古の建築物である。
俗に「棲まずの門」とも、また「北陸日暮し門」とも呼ばれ、
一木一材からなっている。
向梁には、左甚五郎苦心の作が多いが、
中でも「駆出しの竜」や、「蛙股の唐獅子」などは
特に有名で端麗荘重な姿を今にとどめている。
誠照寺→恵美写真館洋館(3分)
古い洋風建築好きのたつやには結構たまらない建物。
何度か中も見学させていただいたことがある。
古い門をくぐって洋館前の庭も素晴らしい。
恵美写真館は明治28年創業で、この建物は明治38年建造。
洋館は正面約5.6m、側面約7.5mの規模を有する
木造寄棟造桟瓦葺(よせむねづくりさんがわらぶき)の2階建てで、
前面中央に間口・奥行 ともに約1.9mの
入母屋造桟瓦葺(いりもやづくり)の2層の車寄せを設けている。
和風に洋風を取り入れた擬洋風建築。
恵美写真館洋館→植田家長屋門(4分)
子どもの頃の遊び場、松阜(まつおか)神社の
すぐ横にある植田家長屋門。
鯖江市の指定文化財となっているが、たつやにとっては
中学時代ブラスバンド部の先輩の家。
その先輩は今も音楽活動を続けている有名先生です。
植田家は代々鯖江藩家老の家柄でした。
長屋門というのは、門を兼ねた一屋根の横に長い建物のことで、
門をはさんで両脇に幾つかの部屋があるものです。
植田家にはこの長屋門が現存しています。
旧藩時代の数少ない遺構の1つで
鯖江市文化財に指定されています。
植田家長屋門→旧鯖江地方織物検査所(1分)
このあたりもたつやはよくポコペンをしていたエリア。
大人になってこの建物の良さがやっと理解できるようになった。
世界一の絹織物生産を誇った福井の繊維の栄華を
感じ取れる数少ない歴史的な建物だ。
旧鯖江地方織物検査所のある一帯は、旧中小路町と呼ばれ、
旧北陸道から一筋東側の通りに面した旧士族の居住地であった。
明治時代の羽二重織物から大正・昭和初期の人絹織物へと
生産物の移行に伴い、市街地周辺にも大工場が建設されるなど、
明治から昭和初期まで市街地とその周辺には
多くの繊維産業関連の建物が建てられた。
建物は、桁行5間×梁間4間の寄棟造桟瓦葺の小規模な木造2階建て。
梁間中央に寄棟造桟瓦葺の車寄を持ち、
外壁は縦羽目のドイツ下見張り、その上部を南京下見板とし、
軒下に白漆喰の小壁を残すいわゆる下見板張りの
洋風建築の一つの典型である。
旧鯖江地方織物検査所→萬慶寺ばんけいじ(7分)
ここの住職さんはたつやの高校時代の恩師。
やんちゃたつやは指導部の久我先生にはお世話になりました。
詳しくは過去記事を^^;
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/32115944.html
開基は1721年(享保6)。
曹洞宗大本山永平寺の直末寺で、
歴代鯖江藩主・間部家の菩提寺でもある。
特に目を引くのは本堂の天井に描かれた墨絵。
7代藩主の間部詮勝[まなべあきかつ]が描いた
竜神、風神、雷神の3枚の墨絵は縦が5.4mほどもある大きなもので、
大胆な構図と力強い筆遣いが迫力満点。
時間にすればほんの1時間半ほどのぶらり旅でした。
こうして旅人の視点で我が町鯖江を歩くのは、
まさに温故知新でした。
県外から来た友人・知人を、県内有名観光地に案内するのではなく、
たつやが生まれ育った地元に誇りを持って
このエリアを紹介したいものです。
こんな街、鯖江に来られませんか〜
一夜漬けですが、たつやガイドがご案内しま〜す^^
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鯖江って面白そうですね。西山は有名ですが、他はあまり知らなかったのでたつやさんのを参考にして行ってみます。
営業で週に2回くらい鯖江に行ってますけど、お客さんの会社に向かうだけ。だからこんな風景全然知らんかったです。知ってるのは誠照寺くらい。誠市に一度行ったので。
休みの日にじっくりのんびり散策してみたいです。
何にって、ココへおじゃまさせていただいて、
いろいろな素敵な町があることを知りましたが
たつやさんを育てた鯖江だって
こんなに素敵な町なんだ!って事。
そしてこんなふうに誇れると言う事は
すごく素敵な事ですね。
いい事はどんどんまねさせていただきます^^v
たつやさんの目で切り取られた風景を眺めてみると
ホントにいろんな発見があるものですね。
旅人の目で我が街を歩く、か。
いいですね!
わたしもやってみよーっと。
もう少しあったかくなったらね。
確かに他の市町村から鯖江に来られる人は、
西山公園とか、一部目的地だけになると思います。
西山や誠市に来られた人が、街中を歩いてもらえたら、
そんなにうれしいことはありません。
是非一度お越しくださいね〜^^
仕事ですからゆっくりはできないですよね。
雪が融けて暖かくなったら、奥様と一緒に
ゆっくり散策してみてください。
よろしければ、奥様のみたつやがご案内いたしますが^^;
たつやさんを育てた鯖江・・・だなんて。
とってもありがたいお言葉です。
自分の街の歴史を知ることって、
とっても大事なことなんですね。
でなければ、他所の人をご案内なんてできないし、
自分の街に誇りを持つなんてできないですよね。
よろしければたつやがあずき専属ガイドで・・^^;
いつも見慣れているはずの風景も、
旅人の感性を働かせて歩くと、
また違ったモノが見えてくることを知りました。
武生の街も大好きですよ。
路地裏ひとつひとつに、発見があります。
だけど、さっぶーい日は勘弁ですよねぇ・・・
早く温かくな〜れ〜^^
今朝(18日)の新聞、載ってましたね。
『おおっ!』っという感じです。
鯖江の風景、どこも「見たことある〜」な風景でした。
地元の散策、してみたいんですが、今しようと思うと4歳と5歳の子供付になってしまい、「抱っこ〜」「つ〜か〜れ〜た〜」となってしまうのでまだまだ先になりそうです。
新聞販売店もやってらっしゃるんですか?
てことは、あの書店さん?!
学生時代はお世話になりました。m(__)m
祝
福井新聞 掲載
おめでとう。 今後も 応援しています。
カウントアップに 大幅に協力している
K より
意外と灯台元暗しで、見えていないところもありますが、
まだまだ面白い発見がありそうです。
歴史も勉強したら、それらがつながってもっと
楽しくなるように思います。
どんよりとした雲や寒さは、今の鯖江には
たっぷりありますよ^^;
見たことある景色も、写真として切り撮ってみると、
また違う場所に見えたりしませんかぁ?
4歳と5歳のお子様がいるのは、羨ましいです^^
今のうちたっぷり子育てを楽しんでね♪
たつやの曽祖父が印刷屋と新聞販売店を始め、
祖父が印刷屋を、祖父の妹が新聞販売店を受け継ぎました。
ですから、あじゅんさんが学生時代にお世話になったのは、
たつやの親戚の本屋さんです^^
そば友として、韓国料理友として、よき兄貴として、
いつまでもお付き合いくださいまし♪
また、南大門に行きましょ。