特にヨーロッパから輸入された時計を舶来時計という。
随分古臭い言い方にも思えるが、舶来という響きもいいし、
何となく高級感があっていい。
18年前に、知り合いの時計屋さんで、
当時大人気だったタグホイヤーというダイバー時計を買ったのが、
たつやの最初の舶来時計への一歩だった。
それまで時計に興味がなかった訳ではなかったが、
所謂ファッション腕時計、アメ横辺りで見つけた数千円の時計を
いくつか所有していた程度だった。
しばらくその時計屋さんに通ううちに、
店主があるカタログを見せてくれた。
「うちでは扱ったことがないんですが、この時計カッコイイでしょ」
それは今までに見たこともない計器のような時計だった。
確かにカッコイイ!
大きさも色も、そして何よりデザインに惹かれた。
Breitling『ブライトリング』というメーカーの
ナビタイマーという飛行機乗りのための時計だった。
そして数ヵ月後、その時計はたつやの左腕に巻かれることとなった。
コレクターの気があるたつやだったから、
それから10年程は腕時計、
特に機械式と呼ばれるアンティークの
手巻きや自動巻きの腕時計にどんどんのめりこんでいった。
いかにも70年代といったデザインのコスモノート
24時間時計で、かなりの大きさ。
ナビタイマー14611940年代のクロノマット
70年代クロノマット50年代?プリミエール
時々、ネジを巻いて動かしてみる。
もう製造から70年以上経っているものもあるし、
たつやが気に入っているのは、50年代のナビタイマー。
そんな時計たちだから、いつ壊れるかわからないが、
機械式のいいところは修理ができることだ。
50年代の通称ブラックオンブラック・オールドナビタイマー
50年代のコスモノート
アンティーク腕時計、面白かったな。今はとっても買えません・・・
1920.30年代のクロノグラフ 下はワンプッシュクロノグラフ
70年代のブライトリングの竜頭は左側に付いているものも多い。
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(いつから海の男になったって? 今日からで〜す。がは!)
でも、舶来時計といえば、持ってるのは、スイスのRADOをひとつ。
RADO florence(ラドー フローレンス)ってやつ。
角型の超うすい時計です。皮ベルトで。ずっと昔に貰ったんだけどね。
そんで、貰ってすぐぐらいかな。ダイヤのピアスを買いに(あっ、自分のですよ。)
とある宝石店に入ったら、そこはRADOの特約店で、男性の店長がするどく
腕の時計を見つけて、
「それは、RADOでございますね。あっ、florenceですか。
ちょっとよく見せて頂けませんでしょうか。」
腕から外して、しげしげと見て、
「このタイプは見たこと御座いません。どこでお買い求めになられましたか?」
「えっ!贋物なの!」
「いえ、間違いなく本物のRADOです。でも、このようなタイプは、記憶に、、、」
「これは、もらい物なんだけどさ〜、、、」
店長は、失礼しますと言って、時計を持ったまま、奥に入ってちゃって
出てきたら、物凄い量のカタログを持ってきて、調べ始めたのね。
それで、片っ端から調べるんだけど、ワカラナイ。
似たようなものはあるんだけど、やっぱり違う。
本国のカタログにも、全くおんなじものはなくて、
で、結局正確なところは、分かんないだけど、
日本では、確実に発売されてないもので、日本未発売ね。
向こうでもカタログ記載しない少量生産ものだろうという結論でしたね。
えっ、ダイヤのピアス? だから〜自分のだって。海の男にはピアスがお似合いなのさ。
なんだよ〜。買ったのかって? しつこいなぁ〜。
8万と12万のを見せられて、つい見栄張って12万の0.5カラットのピアスを
買っちまったよ。がはは!!
たつや氏へ
ギターなら今からでも遅くない。6才の子でも頑張っているのだぞ〜。
舶来モノですな!
硬質ガラスタイプのものをたつやも一本持っています。
代理店の人が見ても、わからないっていうのが
すごいですね。
超レアモノかも?
世界にはすごい6歳がいるもんやね〜
ギターするかなぁ・・・?