白いかわいい花をつけるそば畑を見ることが出来ます。
来月の中旬頃には刈り取りが行われ、
下旬には県内のそばやさんに新そばが出回ります。
福井県のそばの作付面積は今では
全国で七番目までに上がってきました。
それは40年近く前から福井のそばを広めたいという思いから
県内のお百姓さんを一軒一軒訪ね歩き、
転作にはそばを、と奨励していったことが
きっかけになっています。
また福井県の名物と言えば、
おろしそばが越前ガニと双壁を成しています。
それらは、すべてある人の情熱と努力によって
カタチ作られたと言っても過言ではないと思っています。
10月14日はたつやが最も尊敬する
福井のそばを、福井のそば文化を全国に向けて
生涯をかけて発信し続けている
中山重成氏の米寿を祝う会がありました。
二十年以上前に、たつやが発刊していたミニコミ誌に
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/31150024.html
そばの特集を組むことになり、
当時日本にひとつしかない氏のそば道場に
取材に行ったことが最初の出会いでした。
以来ずっとこんなたつやにも声をかけていただいて、
数年前には氏が執筆された『越前おろしそば文化』
という本をたつやの印刷会社
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/40039343.html
で印刷させていただきました。
その中山重成さんが今年めでたく88歳を迎えられ、
そのお祝いの会『中山重成翁米寿祝賀会』が
福井ワシントンホテル3階天山の間で開催されました。
越前手打ちそば競宴と言うオープニングで
中山先生と6人のお弟子さんが一斉に7台のそば打ち台で、
そばを打ちます。
途中で、いろいろ説明をされ、
時折軽いジョークを交えながら楽しそうに、
かつ真剣にそばを打たれる姿に感動しました。
途中、たつやも面識のある元福井地検検事正、
現水戸地検検事正の勝丸充啓氏からの心温まる手紙が紹介され、
福井のそばを愛する出席者は聞き入っていました。
乾杯の後には、ご馳走と共に
オープニングで打たれたおろしそばが振る舞われ、
感動しながらいただきました。
相撲甚句替え歌を披露するふくいそば打ち愛好会会長の岡本幸廣氏
ちょうど当日、福井のそば発展立役者として
先生の紹介と米寿祝賀会についての記事が
朝日新聞に大きく取り上げられていました。
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000000710150003
最後の先生の挨拶の中で、そのことに触れられました。
取材に来られた記者の方から、
これからの中山先生はどうされるのですか?
と聞かれました。
私は言いました。
さすがそば処だね、
と日本中の人に言ってもらえるような
日本一スケールの大きなそば道場を作ることです。
記事を書いた記者の方と握手する中山重成氏と奥様
総勢150名の招待者からは惜しみない拍手が送られ、
たつやも益々先生のことが好きになりました。
88歳にして元気溌剌!
夢を追い続ける姿勢は私たちに力を与えてくださいます。
中山重成先生、おめでとうございます。
そしてありがとうございます。
これからも益々お元気でご活躍されますことを
心よりお祈り申し上げます。
微力ながらたつやも福井のそばの発信をしていきたいと思います。
こんなに可愛い携帯ストラップいただきました
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