2007年09月16日

なかむら(丸亀市飯山町)

初めて香川のうどんを食べに来るきっかけになったのが、
ここ飯山のなかむらだ。

村上春樹が、もっともインパクトを受けたのが、
この店だったようだ。
今ではセルフといううどんやのスタイルも
認知されるようになったが、
ネギを自分で刻んだり、生姜をおろしたり
するだけでも驚愕だった上に、
ネギが切れると裏の畑で客がネギをとってくる
という伝説を作った店だ。

hnakamura8.jpg

2001年に行った時には、かなり迷ってやっとたどり着いた。
ドラム缶が置いてある角を曲がり
なかむらの駐車場に入るのだが、
その入口は軽自動車ならば大丈夫だが、
普通車にはかなり際どい角度だった。
そのため、近所のおじさんがボランティアで誘導係をしていた。

そのなかむらも、いつしか土器川の堤防側からも
駐車場に入れるようになったし、
ドラム缶があったキツイ角度もなくなり、
片側は空き地になっていた。

hnakamura3.jpg

hnakamura1.jpg

農作業小屋?風のうどんやさんの建物はそのままだったけど、
外壁をきれいに張り替えて、きれいになっていた。

この日は、十時半過ぎに行ったため、並んでいる人も30人程度。
駐車場の車は、9割以上が県外ナンバーだ。

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hnakamura2.jpg

建物の中には大きな釜が置かれ、次々とうどんが茹でられている。
釜あげをもらい、玉子を入れた通称釜たまでいただく。
うどんの熱で、玉子が微妙に固まり実に美しい。
うどんのカルボナーラ状態という感じだろうか。

hnakamura4.jpg

太陽の光を浴びて、なかむらの釜たまが黄金色に輝く。

hnakamura5.jpg

ツルツルといくらでも食べられるなかむらのうどん。

みんな美味しそうに、うどんを食べている。


hnakamura7.jpg

なかむら
香川県丸亀市飯山町西坂元1373−3
0877-98-4818
営業時間 9時〜14時 売切次第
定休日 火曜日 


posted by たつたつ・たつや at 00:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 麺グルメ・うどん編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
久しぶりに村上春樹の「辺境・近境」読み返してみました。たしかにこのお店を絶賛してますね。

ぼくは二度、さぬきうどんを食べに行ってますがあまりディープなところへは行かなかったので・・

ここと「がもううどん」には死ぬまでに一度は行ってみたいと思ってます。
Posted by poptrip at 2007年09月16日 22:53
そうなんです!
この「辺境・近境」を読んでいってみたくなったんです。
さぬきに行くなら絶対に行くべきうどんやさんの
ひとつであることは間違いないと思います。
今回がもうは行けませんでした。
ここもなかなかですね〜^^
Posted by たつや at 2007年09月18日 23:24
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