誰もが認める武生にあったうるしやに他ならない。
ただ残念なことにもう十年以上前に
店主が体調を崩され店を休まれていたが、
再開されることなく昨年、亡くなられた。
昭和天皇が食され、お代わりを所望した、とか
若い人が行くと、お前に食べさせる蕎麦はない、と言ったとか、
はたまた美味しいからお代わりが欲しいというと怒られた・・・
など数々の伝説を残したのもこのうるしやのご主人だった。
そして、今県内のそばやさんでも、有名店として
常に名前が出るのが、ここ旧今立町粟田部の「森六」だ。
以前はおろしそばオンリーの店として、
オーダー時は、「何にしますか?」ではなく
「何杯しますか?」という聞き方だった。
たつやが最初に行ったのは、もうかれこれ23年ほど前。
その頃に比べて、外観も店の中の雰囲気も
ほとんど変わることのない森六。
古い民家を改造した森六は、暖簾をくぐって中に入ると、
時代を感じさせる大きな丸テーブルがある。
そして奥は一段高い座敷になっていて、
ここにもやはり大きな丸い座卓がある。
店内にはふたつのテーブルしかない、という訳で、
混雑時はほとんどのお客さんが相席になる。
かといって大きなテーブルなので、さほど気にならないし、
むしろ、隣の見知らぬ人とそば談義になったりするくらいだ。
さて、メニューはといえば、おろしそばに、
2種類の蒸篭そばが数量限定で、出される。
つぶウニや本ワサビがつくスペシャル蒸篭と、
通常の蒸篭そばだ。
この日は、割とお客さんが少なかったので、
蒸篭そばがちゃんと残っていた。
普段なら95%おろしそばを頼むたつやだが、
森六の蒸篭は初めてだったので、
それをオーダーすることにした。
麺は、想像していた以上にかなりの細麺で、
通常のおろしそばに比べて色も白っぽい。
更科とまではいかないが、福井ではあまり見られない色だ。
程よい旨味のあるダシにつけて、ズズっとすする。
細い麺の喉越しが心地いい。
ただ、ちょっとたつやには量が少ないのが残念なところ。
今立エリアは比較的太い麺が主流だが、
老舗森六が新しいそばにチャレンジして確立した味なのだろう。
もちろんここのおろしそばもおススメ!
契約農家から仕入れる4種類の大根をブレンドする
というこだわりのおろしそばだ。
旧今立エリアは、そばの名店が多く、
一杯づつ食べ歩きすることも楽しいと思う。
森六
福井県越前市粟田部町26-20
0778-42-0216
[営業時間]
11:00〜17:00(そばがなくなり次第終了)
[定休日]
毎月6・16・17・26日(17日が日曜の場合は営業)
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ありがとうございます。
みなさんからの応援で、たつやも頑張れます!
わたしもあの限定蒸篭は、あたってません・・。
したがって眼にするのもお初! まぁ〜!
おろしのとは違い、上品な もり蕎麦やね〜♪
土間の丸テーブルで召し上がっていらっしゃるお客様も遠路来られたご様子ですね (*^。^*)
しかも記事アップしてすぐの書き込みも^^
まったく違うタイプのそばですね。
新そばの時期にもう一度食べてみたいそばです。
900円だから、もう少し大盛りにしてくれ〜
っていうのは、たつやだけでないはず・・・^^;
Bさんご夫婦と一緒にD福とM六のはしごでした。
何度も私のブログにコメントを頂きながら、こちらには顔を覗かせずにすみませんでした。
実は今日敦賀のブラドメールさんに取材に言ってきまして、たつやさんのことが話題になりました。
このお店は、わたしの知り合いの紹介で訪れたんですが、なかなか良いお店でした。
たつやさんもこのお店とご縁があるとかでご主人が話していました。
いつかたつやさんのお店にお邪魔したいと思っています。
それではまた・・・・・・。
あの違いは嬉しかったです
(^o^)
日本橋の高島屋で全国名店会みたいな催しがあった時に「森六」さんのご主人が打ってくれたお蕎麦を食べました。そりゃー、美味しくて、素晴らしかったです。
その時は平皿のぶっかけでした。蒸篭で出すんですね。あれっ!写真に写っているお2人は・・・。またお会いできた。
ここに来たら、「エスポワール」に寄ってケーキを買って帰るというのがお決まりのパターンです。
ぼくの新しい住処は石川県。おろしそばが恋しくなります。
先月行こうと思いましたが、
結局今立の「勘助」に行きました。
次は森六で蒸篭を食べたいと思います。
美味しそうです。
もう最高に面白くて^^
お互いに福井のいいところを発信していけたら
いいですね。
でもケントさんのは、福井県から表彰ものですね♪
ブラドメールさんは、ホントに素敵なご夫婦の、
美味しいフレンチレストランで、大好きです。
それからうちのお店にも是非遊びに来てくださいね〜
森六はおろし一本でいいような気もしましたが・・・
やっぱ、ここはおろしそばのぶっかけがいいと思います。
店で食べると雰囲気も違っていいですよ^^
それとも栄転?
単身赴任は辛いとこと気楽なとこが混じってるのでしょうね。
でも、折角違う地での生活ですから、
いろんな能登のいいところを紹介してくださいな♪
ファミリーとおろしそばが恋しくなったら、
すぐに帰ってきてね〜
今立エリアは、そばやのレベル高いっすよ。
大福・森六・勘助・あみだそば・より処
食べ歩きも楽しいです。
一軒一軒それぞれの味を比べてみてね♪
福井にはたくさんの美味しいそばの名店があります。
是非、食べに来てくださいね〜
「蕎麦」「森六」!と聞いて、出てきました。
私も、ロンドさんと同じで、森六の蕎麦を初めて食べたのは、日本橋の高島屋の「味百選」!
おろし蕎麦を2杯と、「限定」と銘打たれた、細身に切られた手打ち蕎麦を手繰りました。
あれは、江戸前の蕎麦を意識して作った「もりそば」だと見ています。
店主と一緒に、東京の名店と言われる蕎麦屋を何件もハシゴして食べた記憶があります。
おろし蕎麦を2枚頼むのが、やっぱり、いつもの定番です。
やまちゃんも日本橋で森六、初体験だったんですね。
東京の名店のそばはいかがでしたでしょうか?
たつやは東京のそばをあまり食べたことがないので、
一度、オノボリさんして、そばツアーしたいです^^
あ、そうそう、先日ひしほ醤油+大根のしぼり汁だけで、
手打ち蕎麦をいただきました。
あまりの旨さにビックリ!
そばの甘味が引き立つダシになりました^^
知ってます!!
その通りなんですー!!!
そのお話を聞いて、とても嬉しいです。
実は、私、おろし蕎麦というものを、生まれて初めて食べたのは、金沢の「器屋」という陶器屋さんでした。
越前陶器の窯元の方が、ご自分で焼いた蕎麦猪口を試すために、来店のお客様に、手打ち蕎麦=大根ジュースに醤油をチョロリ!鰹節をほんのチョッピリ!という食べ方を教えてくれました。
衝撃的な味でした。
蕎麦って美味しい!って生まれて初めて思った瞬間でした。
今から、もう、20年以上も前のことです・・・・が、昨日のことのように鮮明な記憶があります。
あの時に、使ったお醤油は、私の持ち込みの「ひしほ醤油」でした!!!
だから、大根おろしのジュースに、ひしほ醤油タラリ!は、絶品でだということは、私も経験して知っていました。
素材の味が楽しめる、役に立つ調味料です!
ひしほ醤油!
感謝します。
山本晴一