2020年04月07日

アナゴの醤油干し

結構昔っから料理をしていた。
子どもの頃と言えば、袋めん。
うちのじいちゃんが好きだった
日清焼きそば、出前一丁。
そして付録が欲しくて買っていた
イトメンのちゃんぽん麺。

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大学で東京に行き、初めての一人暮らしを
始めた時に、自炊を覚えた。
野菜炒め上に2個卵を乗せて蒸し焼きにして、
それにウスターソースをかけて食べるのが好きで、
よく作っていた。
一時期はお弁当を自分で作っていたこともある。
その頃には冷蔵庫や食器棚の奥で眠っている
食材を利用しての創作料理とかもやっていた。
ま、それはお金がなくなり食材を買えないので、
仕方なくあるもので作っていたのだけど・・・。
麻婆スパゲッティとか、あるものカレー素麺とか。

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結婚してからはかみさんに作ってもらうことが
ほとんどだが、時折材料とかめちゃめちゃ拘った料理を
作りたくなることがある。
カレーだったり、炒飯だったり。
30代〜40代には結構パスタとかも作っていたし、
50代では手作りコンニャクとか干物とか、
ジンジャーエールとか、そばダシとか・・・
ちょっと人がやらないようなことをやってみた。

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若い頃にはまったく興味もなかった
魚を3枚に卸すことや、刺身や干物、
時には粕漬けなどもやってみるようになった。

今日のブログもずっと前のことだが、
ある日、小浜の市場へ行ったら、
穴子が箱にいっぱい入っていて、
ちょっと信じられないくらい安い価格で売っていた。
とても個人消費できるような量ではないが、
ばら売りはなかなかしてくれないので、
冷凍すればいいか?と買うことにした。

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穴子の捌き方は、小浜の民宿さわのご主人から
以前に教えてもらったので、大体は覚えている。
とにかく冷凍するにしても、
まずは捌かないことには始まらない。

アイスピックで目打ちをして、
穴子を固定して腹から包丁を入れる。
骨に沿って包丁を入れていけば、
意外に簡単に骨だけを取り出すことが出来る。
後は、黒い背びれを包丁でカットすればいい。

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あまりにも量が多いので、4割くらいを天ぷら用に、
そして残りの6割は、アナゴの醤油干しを作ることにした。
小浜に行けば、アナゴを軒先に吊るしているという風景は、
街の魚屋さんで見かける風景だが、
ここ鯖江ではたつやの家だけだろう。

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天ぷらは揚げたてをいただき、
その美味しさに感動した。
そして醤油干し・・・
まずはグリルでさっと焼いて、
アツアツのご飯の上に乗っけていたたく。
干したことで旨味が増し、
アナゴからじわっと脂が沁み出してきて、
もう口の中は天国状態!

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これまた絶品。
たつやは飲めないけど、
これで日本酒飲んだら旨いだろうな〜。

あぁ、いろいろ思い出してきて、
またアナゴが食べたくなりました。
今度、小浜に行ったらアナゴ買ってきて、
また醤油干しを作ります。

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posted by たつたつ・たつや at 23:59| Comment(0) | クッキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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