2020年04月03日

たつやの茶飯

福井県今庄町に古くから伝わる茶飯がある。

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たつやがこの茶飯を初めて食べたのは、
今庄の同級生、和一の親父さんが開いていたそば店だった。
そばを頼むと、それに小さな器に
ほんの少しの茶飯が添えられていた。
あまりにも美味しかったので、
いろいろ話を聞かせてもらったものだ。

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茶飯は元来、お寺で食された健康食だった。
お茶は非常に貴重なもので、薬として大切にされていた。

今庄では、茶飯を弔事で出した。
今では茶飯をお通夜のときに配る家も少なくなったらしいが、
昔はどの家でも茶飯を出したらしい。

お通夜は、長い時間をかけてお寺さんにお経をもらい、
村の人が全員集まり、手伝い、最後までその家にいた。
米のご飯が食べられる家は少なく、粟や稗を食べたり、
芋が主食の家が多かった当時は、
もち米が入った茶飯は大層なご馳走だった。
『最後までお参りいただき、ありがとうございます
どうぞ、これをお持ち帰りください』
という意味で、茶飯を配った。
茶飯を配れない貧乏な家の人は、その集落のまとめ役が、
代わりに用意した。
子どもたちは(きっと大人もそう)茶飯を目当てに、
通夜に出かけ、最後にご馳走を貰って帰った。
だけど、そういう風習の中で、死を見つめたり、
親が子に、子が孫に、仏事の大切さを伝えていったとのこと。

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親父さんの話を聞いて、妙に納得した。
古いことがいいことではないが、
古いことの中に、勉強する
今の世の中だからこそ役に立つ何かがあるように感じた。

親父さんの店、そばの里で出される茶飯は、
番茶で焚き、味付けは醤油と酒。
もち米6に対してうるち米4の割合だ。

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あれから十数年が経って、昨年末に
今庄の友人の奥様が作った茶飯をいただいた。
そのあまりの美味しさに驚愕した。
正直、今まで食べたどのご飯より美味しかったのだ。
味、香り、食感、見た目に至るまで、
たつやにとってはパーフェクト!

どうしてもこんな茶飯が作れるようになりたくて、
そしてそのレシピを教えてもらった。
以来、何度かチャレンジしているうちに、
少しづつコツがわかってきて、
たつやの自分なりのこだわりをそのレシピに
加えることで、たつやの茶飯を作りたいと思った。

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主な材料は米と大豆。
という超シンプルな食材なのに、
本当に奥深い味わいがこの中にある。

他にたつやが使う調味料などは以下の通り。
利尻昆布・無添加のパック出汁・沖縄の塩
醤油(あなんだん醤油・かき醤油・地元鯖江相木屋の藤のブレンド)
みりん(小笠原味醂のみねたから)日本酒(早瀬浦上撰)
加賀棒茶(丸八製茶所)
それなりにこだわってるつもり^^

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この剥いた大豆の皮をそのまま捨てるには
もったいないと思い何かに利用できないか?
この香りを残すためにこの皮に
熱湯を注いで、お茶にして利用した。

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本当はガス窯で焚くのが一番美味しいらしいが、
たつやは持っていないので、家庭の電気釜を使った。
炊き終わった後、一旦消して、
お酒を振りかけて再度スイッチオン。
5分後に消す・・・なんていうテクニックもやってみて、
何とか人さまにも食べていただけるような
たつやの茶飯が完成した。

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これ作るのは慣れたら多分簡単です。
大豆をカラカラに炒って、
外皮を剥くのがかなり面倒ですが、
ある程度、どうすればいいのか閃いたので、
次回はその方法を試してやってみようと思います。

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茶飯、奥深し!
料理は楽しい!







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posted by たつたつ・たつや at 23:09| Comment(0) | クッキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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