3連休の初日だからか朝早く目覚めた。
布団の中でスマホで時間を確認すると
午前5時40分。
いつもならそのまま再度寝てしまうが、
春分の日ということに気が付いて、
朝日を見ようとベッドから出た。
カーテンを開けると外は曇り空・・・。
日の出は無理かなぁ。

今の時間から行ける場所は限られている。
まだかなり冷えている感じだったので、
厚手のダウンジャケットを着て、
近所にある舟津神社へ向かった。
舟津神社は鯖江に古くからある延喜式の神社で、
後には王山古墳群がある王山があり、
正面には鯖江と今立に跨る三里山がある。
以前から、この神社の日の出は、
春分秋分の日には三里山の正面から登ることを
予想していたので今日は検証だ。

最近はスマートフォンのアプリを使うと、
日の出、日の入りの方向が地図上で示されたり、
カメラを開くと、その日の太陽の軌道が分かるものまである。
しかも日付を変えることで、
別の日の太陽の動きもわかるという優れモノだ。

舟津神社の参道はほぼまっすぐで、
本殿の手前で少し曲がっている。
このほんの少し角度が変わるのは、
もしかすると三里山の仰角で
太陽が正面に登る方向なのではないかと
思っている。
残念ながら、参道の周りには大きな木があるので、
それを肉眼で確かめることは出来ない。

最初に本殿でお参りをした。
日の出前でまだ少し暗い感じで、
誰一人としていない境内は
気温以上に肌寒く感じた。
たつやにとって舟津神社はちょっと怖いかも・・・。
右手にあった桜の花がきれいに咲いていて、
それを見ると心が落ち着いた。


参道を戻り、鳥居の前で日の出を待った。
日の出時間は午前5時58分。
三里山のシルエットがより鮮やかになってくるが、
肝心の太陽が昇るところには
厚い雲があって、太陽は見えない。
アプリで確認してみると、
想像通り、三里山の中央辺りから太陽は登る。


元々、この王山古墳群は、
白山の夏至冬至のレイライン上に位置する。
もっと平たく言えば、ここは
夏至の日の出は、白山から登る。
寄って王山古墳群は白山と三里山を
意識して作られたのだろう。

帰りにたつや家の墓参りに行った。
この王山古墳群の一角に位置するお墓だが、
この辺りの墓石は同じ方向を向いている。
それは白山を正面にしている。
ということは夏至の日は正面から太陽が昇る。
考えてみたら最高の場所にあることがわかった。

これから段々暖かくなり、
明るい昼の時間が長くなっていく。
桜の季節もすぐそこまで来ている。
やっぱりたくさんの方にブログを見ていただきたくなりました。
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