

バイクでふらりと出かけたある日。
敦賀の町中で、太陽が少し西に傾きかけた頃に、
裏通りで気になる建物を見つけ、エンジンを切った。


邪魔にならないように、バイクを停め、その建物に近づいてみた。
石を積み重ねて作った壁の古い洋風のそれは、
もろ昭和の香りを漂わせていた。
いったい何の建物なんだろう?
裏手に回ってみると、高校生らしき女の子が数人いたので、
聞いてみたところ「パン工場です」という答え。
ちゃんと現役のようだ。

そのまま感性赴くままに、更に裏路地を歩くと、
長屋や古い懐かしい建物が続く。
日曜日の夕方の町は静かで、人影もまばらだ。

さすがにこの長屋には、今は誰も住んでいないようだった。


ゆっくりゆっくり歩く。
匂いが昭和、
空気が昭和、
音が昭和、
見えるものが昭和・・・
いつしかたつやの心も昭和に戻っていた。
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偶然にもたっちゃんのプログを観ていたら、お袋さんが
「ねぇ お祖母ちゃんの箪笥の整理していたら、こんなの出てきたわぁ!」
と、昔の紙幣が納められた封筒を持ち出してきた。
15年前に亡くなった祖母はコレクターとまでもいかないが、多くの古銭や紙幣と切手を収集していたのだ。
遺言に従い形見として親父の兄弟や孫たちで分けたのだが、この封筒には、私の名が記されていた。
中身を取出すと数十枚の古い紙幣が。
見覚えのある板垣蓑輔の百円札や岩倉具視の500円札 聖徳太子の百円札と千円札が連番で10枚ずつと
壱銭から壱拾円までの札が数十種類も出てきた。
早速、祖母ちゃんの遺産をネットで鑑定。
お宝といえるような高価なものはなかったけど、十枚あった壱円札が一番高額でオークションでは数万円していた。
私の悪い癖で、急に金持ちになった錯覚が・・
今夜もオークションに数点の入札しちゃったよ・・^^ヾ
これ売って憧れのデジイチ買おうかしら ^^;
金持ちD様の今夜の落札は、リーバイス501の70年代モデルで五百円也〜!
まだ、遺産を売ったら祖母ちゃんが夢に立ちそうで出来ませんでした・・・。(汗;
おばあちゃんが残してくれた紙幣もお宝でしょうが、
そのDさんの名前が書いてあった封筒が
一番の宝かもしれないですね。
お金はたとえ換金したとしても、その封筒だけは
大事にとっておいてね。