2020年02月28日

鮨の神さま@金沢市

最初のマグロの漬けの握りをいただいた時、
気が付いたら泣いていました。

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食べ物を食べて、泣いたのは初めてかも知れません。
ずっと何にも食べられなくて、
ようやく何十日ぶりに食べ物を口にしたとき、
きっと涙が流れるのでしょうが、
まさにそんな感じだったのかもしれません。

たつやがこの店は初めてだと言うと、
一緒に行った3人のお友だちは、
たつやをカウンターの一番いい場所に座らせてくれました。
最初、ここへ座るよう言われた時には、
なぜこの席がナンバーワンなのか
意味がわかりませんでした。

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そうだったんです。
この席は、この店の大将が
目の前で握ってくれる最高の場所だったのです。

噂には何度も聞いていたお店です。
たつや以外の3人のお友だちは、
常連さんだったり、何度かここを訪れています。
でもたつやは今までご縁がなく、
ようやく念願叶って、この店に行くことが出来たのです。

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実は、日本の鮨界でも伝説の職人、森田一夫氏が
ここの板長を務めています。
西の小松弥助・・・とまで言われる
まさに鮨界の最高峰のお店なのです。

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たつやたちが訪れたのは、午後2時半からの部。
一緒に連れて行ってくれた方たちから聞いていたのは、
この時間帯だと森田さんはカウンターに立っていないかもしれない・・・
ということでした。
お店に行ってみないとそれはわからなかったのですが、
普通に森田さんが板場にいて、たつやの目の前で握ってくれてて・・・
とにかくたつやは超ラッキーだったということなのです。

というのは、この時間帯では珍しく森田さんが板場にいたこと。
カウンター席が取れたこと。
そして何より全部で20席ある店内で、
たつやが座らせてもらった席がまさに超SSS席、
これ以上ないという席だったのです。

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なにが凄いかって、
森田さん自身の鮨に対する姿勢と、
わたしたちお客さんに対する愛だと思いました。
大げさに聞こえるかもしれませんが、
たつやにすれば、
森田さんは本当にお鮨の神さまだと感じました。

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イカはあの薄いイカを三枚におろして、
それを今度は縦に切って、手で混ぜます。
右手で鮨桶の中のシャリを取って、
力はまったく入れずにふわっと握るのです。
左手の人差し指と中指を乗せて、
軽くカタチを整えます。
そのシャリの上に混ぜたイカを乗せ、
ほんの少しの塩を上から、パラっと振りかけて、
小松弥助のイカの握りの完成です。

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森田さんは、その握りに、
「おいしい」と魔法の言葉を付け加えて、
たつやの左手に乗せてくれます。
もうその一つ一つの動きや、声掛け、
に感激しっ放しでした。

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たつやの右隣には、地元から来たという
年配のお母さんと娘さんの二人組でした。
たつやが初めてだと言うと、
お母さんは、少し驚いて、
「でも初めてで、この場所で大将のお鮨を食べられるなんて、
めちゃめちゃついてますね〜」
と言われました。
やっぱり特等席だったんです。

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たつやは食べてる以外は、
ず〜っと大将と、
周りにいる3人のお弟子さんたちの動きを見ていました。

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一緒に行ったI社長が、
「たつやさん、この次に出てくる鰻の巻物が凄いんです」
鰻!うなぎ!ウナギ!unagi!
たつやがもっとも好きな鰻を、目の前で、
お鮨の神さまが巻いてくれる・・・
もうそれを想像しただけで、
頭がクラクラするくらいでした。

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弟子に焼かせたアツアツの鰻を
大将は手に取って、
海苔巻きにしてくれるのですが、
鰻の焼きの温度をいちいち支持しています。
焼きたての鰻なんて、素手で持ったら火傷するはずなのに、
大将は平気なのですね。

小松弥助の海苔は、すべて有明の有名な海苔職人さんが、
この店だけのために作っている特別な海苔なのだそうですが、
その海苔に巻かれたアツアツの鰻とすし飯を、
「はい、どうぞ。おいしい」と言って、
たつやにくれるのでした。

・・・・・・・・
はぁ、もう言葉に出来ません。
劇的に美味しい!
もしかするとこの世で一番美味しい食べ物
と言っても過言ではないかもしれません。

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隣のI社長が解説してくれます。
「それとね、ネギトロがまた凄いんです。
大トロの柵を、そのままスライスすれば、
大トロの握りになるのに、それをあえて
細かく包丁で叩いて、ネギトロにするんですよ」

またしてもたつやの目の前の大将が、
弟子が叩いたマグロの大トロを、
海苔巻きにしてくれています。
巻き終わった後に、海苔巻きを縦にして、
その上に更にマグロをトッピングしてくれるのです。
「はい、どうぞ。おいしい」

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なんですか!?コレ。
こんなネギトロ食べたことがありません。
お鮨の神さまは、ずっとニコニコしながら、
お客様に声をかけながら、
すべてのお客様のお鮨を握ります。
3人の若いお弟子さんたちの整然とした準備と、
大将を尊敬しているというオーラが出ている弟子との
チームワークがあって、成し得る世界なのだと思いました。

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お土産用のちらし寿司・・・見た目の美しさも味も絶品でした♪





この日、たつやはお鮨の神さまを見ました。
年齢は関係ないかもしれませんが、
森田さんは御年88歳。
今も日々、努力、そして研究に余念がありません。
いつまでもお元気で、
またあの涙が出たお鮨を食べさせて欲しいです。

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この小松弥助の予約を持っていて、
たつやに声をかけてくださった金沢のYさま、
ご一緒していただいた福井のI社長、Sさん、
こんなに食を通じて感動したことは
ほとんど経験がありません。
心より御礼申し上げます。

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posted by たつたつ・たつや at 23:30| Comment(0) | 店グルメ・和食・アジア他編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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