目的はたつやが大好きな鰻やさん『しげ吉』で
夕ご飯を食べて帰ること。
KZの食品サンプルをネタに実はココへ行きたかった。
郡上八幡を出発した時間は3時半頃で、
しげ吉の営業時間にはまだ余裕があったので、
のんびり国道156号線を南下していた。
30分ほど走っていると、左手に神社が見えた。
ちらっと見えただけで通り過ぎたのだが、
なぜか強烈に魅かれて、少し先でUターンをした。
来た道を戻ると、神社方面に降りる小さな坂道があり、
そこを降りて行くと、駐車場があった。
なんていう神社なんだろう?
『洲原神社』あまり聞いたことのない神社だ。
車を降りて、ふと後を振り向くと、
明らかにこの山がご神山であることがはっきりわかる
すごい存在感の山があった。
その山の岩肌には人の顔のようなものも見える。
こりゃ、かなり由緒正しい神社なのではないかと
想いながら、神社の方へ向かっていくと、
右手に流れている川のど真ん中に、大きな磐座があった。
その存在感はまさに圧倒的!
磐座にはしめ縄が張られていて、
この岩が神域になっていることは間違いない。
しかも流れてる川の水の色がここだけ碧眼色なのだ。
156号線を挟んだご神山と、この川のど真ん中にある磐座
この二つがこの神社の神さまなのだろう。
たつやは参道の石段を上がりながら、
何処かで経験したような雰囲気だと感じていた。
それはたつやが心地いいと思う白山神社に
似ていると思った。
白山神社でも石川県の白山ひめ神社、
福井県勝山市、平泉寺の白山神社、
岐阜県の白山長滝神社や石徹白の白山中居神社
など、かなり大きな神社の雰囲気と
この洲原神社が似ている空気管だと思っていた。
それにしても何と立派な神社なのだろう。
まず大きな拝殿があり、その奥に本殿があるのだが、
3つの大きな建物から成っている。
屋根はいずれも桧皮葺で美しい。
中央本殿には、御祭神 伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
東本殿には、御祭神 伊邪那美命(いざなみのみこと)
西本殿には御祭神 大穴牟遅命(おおなむちのみこと)
がそれぞれ祀られている。
この神社の心地良さの原因が分かった。
洲原神社は、今より約1300年前、
元正天皇の御代養老元年に(西暦717年)、
越前国足羽郡麻生津村
神職三神安角の二男泰澄が加賀国白山の絶頂で
厳かな修行行うていられた時に霊夢を感じ、
其の状を具(つぶ)さに、天皇へ奏上されたので、
元正天皇より泰澄に斎鎮の勅命下り、又当社御造営使として、
伴安麿に御剣一口と封戸若干、従者二人に甲胃を添えて下し賜う。
養老5年5月、実に宏大荘厳な御社殿が御造営の工を竣え、
勅を奉じて泰澄が御祭神をお祀(まつ)り申し上げたのであります。
当社古来「正一位洲原白山」とも称奉り、
洵に御由緒深い大社であります。
この洲原神社は泰澄が開いた神社だったのです。
だから白山神社と同じような空気感が
漂っていたのだと思う。
Wikipediaで調べてみて、更になるほどと思った。
美濃から白山へのルートとして、
この洲原神社、長瀧白山神社、白山中居神社なのだ。
この3つの神社を別々で訪れているが、
やっぱり独特のひんやりした緊張感を持つ
心地良い神社であることは間違いない。
洲原神社(すはらじんじゃ)は、
岐阜県美濃市にある神社である。
全国に四十九社ある洲原神社(または須原神社)の本山。
正一位洲原白山ともいう。
白山登頂に至るまでの美濃馬場からの前宮であり、
長瀧白山神社・白山中居神社とともに白山信仰の対象である。
豊作、厄除け、夫婦和合、子授けなどに利益(りやく)があるという。
現在でも田畑に蒔く御砂や田畑札を受けに遠方より代参者が訪れ、
祀られている神々を総称しお洲原さん、洲原大神様として親しまれている。
運転していて、何かしら魅かれた神社には、
やっぱりお導きしていただいたような
とてもありがたい気持ちになった洲原神社だった。
洲原神社
岐阜県美濃市洲原468-1-1
0575-32-2363
やっぱりたくさんの方にブログを見ていただきたくなりました。ie
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