彼女は3歳でオルガンを始め、5歳でピアノを弾き始めた。
そのため好む好まざるに関わらず、
たつやは生まれた時から鍵盤楽器が身近にあった。
その後、姉は音楽大学へ行き、
結婚後はベルリンにあるドイツの国立音楽大学を卒業し、
結局28年間をベルリンで過ごした。
たつやは自分では意識したことがなかったが、
姉から「あんたは耳がいいから下手な演奏は出来ない!」
とよく言われた。
たつやの音楽好きは姉の存在がかなり影響している。
さて6年ほど前に、敦賀信用金庫に勤めるMさんから、
たつやさん、ファツィオリってピアノ知ってますか?
と聞かれたことがある。
当時のたつやはそんな名前のピアノがあることを知らなかった。
ピアノと言えば、YAMAHAかKAWAI 。
後は姉もベルリン時代に使っていたドイツ製のシュタインウェイくらい。
どうやらイタリアの家具メーカーが理想のピアノを作りたくて、
40年ほど前に生まれたピアノとのことだった。
現在ではショパン国際ピアノコンクール、
チャイコフスキー国際ピアノコンクール、
ルービンシュタイン国際ピアノコンクールの
公式ピアノとして採用されている。
その数年後にはこの最高峰とまで言われる
FAZIOLIのフルコンサートモデルF308の音を、
福井県の美浜町にあるなびあすホールで聴くことになるのだが、
そのあまりにも美しい音にすっかり魅せられてしまった。
ここなびあすホールはFAZIOLIの最高峰ピアノF308を
日本国内のホールで初めて導入している。
さて先日、美浜町在住の世界的ソプラノ歌手の野原広子さんから
紹介していただいたが敦賀市在住のピアノのh先生が、
ご自宅にFAZIOLIのピアノをお持ちとのことで、
学生バイオリニストの近藤諒くんと2人で見学に行ってきました。
わたし、このピアノを買ってからもう幸せなんです。
ただの和音を弾いただけでもうっとりするんです。
良かったら弾いてみてください。
なんてHさんはおっしゃってくれたのです。
初めてFAZIOLIのピアノの前に座りました。
なんて美しいピアノなのでしょう。
それに裏側も覗いてみたのですが、
その木目の美しさにも感動しました。
鍵盤にも触れて、いくつかの和音を弾いてみたのですが、
なんて素晴らしい響きなのでしょう。
倍音の響きが半端ないのです。
ず〜っと余韻を楽しませてくれました。
諒くんも興奮して、その場で
2人がチャイコフスキーのバイオリン協奏曲を
少し演奏してくれました。
なんて贅沢な空間なのでしょう♪
Hさんも一人でもたくさんの方に
このピアノの魅力を知って欲しいと
思っているようでした。
たつやはこのFAZIOLIのピアノを
どうしても演奏して欲しいと思っている音楽家がいます。
金沢在住の音楽家、北方寛丈さんです。
作曲家であり、ピアノストでもある北方さんは、
劇団四季の音楽で参加したりする素晴らしい方ですが、
音楽を通して世の中を明るく元気にしていこうという
様々な社会活動もされている素晴らしい方です。
Hさんにその話をすると、
是非、北方さんのコンサートをやってみたいと
おっしゃってくださって、
たつやはもうその気になっています。
来年は『北方寛丈×FAZIOLI』をやるぞ〜1
北方さんの許可はまだですが^^;
やっぱりたくさんの方にブログを見ていただきたくなりました。
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