それはカニの解禁日なのである。
特に雌のセイコガニは福井県民のソウルフード
といっても過言でないほど、人気があって、
11月6日〜中旬までの間、
SNSを見ているとセイコガニの画像に溢れている。
結局、ルカンケの古屋シェフの心を動かしたひとつの要因は、
このセイコガニだったかもしれない。
11月19日の夜が『ルカンケ×ソニョーポリのコラボディナー』
に決定しました。
いろんな経費のことを考えると、たくさんの人に参加してもらい、
かつ、ある程度の料金をいただかないことには、
このイベントは成し得ないことはなんとなくわかっていました。
SNSでちょっと告知をしてみたら、
3時間という驚くような早さで予約が埋まってしまう
という人気ぶりで、企画したたつやが一番驚きました。
なので、多くの人にお断りをせざるを得ない状況になってしまいました。
後からもたくさんの方から参加したかったという声をいただき、
本当に申し訳ない想いでいっぱいでした。
もしまたこのような機会があれば、先にご案内しようと思っています。
さてルカンケの古屋シェフは定休日と、その後2日間お店を休んでまで、
都合3日間、スーシェフの花岡さんと支配人の田中さんと3人で
このコラボディナーイベントにかけつけてくださいました。
前日18日の午前中の新幹線と特急を乗り継いで、敦賀に入られました。
折角、敦賀まで来ていただいているので、
以前から仲良くさせていただいている奥井海生堂の奥井隆社長とアポを取り、
古屋さんたちと会社訪問をさせていただきました。
今や世界的に昆布の旨味(世界共通でumamiとして通用します)に注目が集まり、
世界中の一流シェフたちは昆布を基本のダシとして使っているのです。
しかも奥井社長は北海道の利尻昆布の最高級のものを毎年買い付けて、
その半分近くを蔵の中に寝かせて熟成させているのです。
一番古いものでは平成元年の昆布から、2年、3年〜30年のものまでが
しっかり分けられムシロにくるまれてずっと蔵の中で眠っています。
新物よりも2年物、3年物とどんどん味がまろやかになっていくのです。
古屋シェフたちもお店で昆布は使っていますが、
これだけの熟成昆布を大きなビルの中で温度・湿度管理されている中で、
保存されていることにとても驚いていました。
今後はルカンケの料理にもどんどん昆布を使って行きたいとおっしゃっていました。
その後、敦賀の名店、うお吟さんにて、名物の海鮮丼と、
越前ガニmeotoスペシャルを食べました。
これには皆さん大感激してくれました^^
仕込みは前日の夜遅くまで、本番19日の朝からも行われました。
ソニョーポリは当日のお昼もランチ営業をしながらの仕込みだったので、
大勢のスタッフが集まり、準備に追われました。
またこの日は、山中温泉でイタリアン料理店ラ モンベッタの笹次シェフ、
地元敦賀市でイタリアンレストランRenatoを開店したばかりの岸本シェフ、
そして若狭町上中の人気店オムライスとスパゲッティ和伊和伊亭の竹中シェフ
が特別に料理のお手伝いで入ってくれました。
なんか知り合いのシェフたちが同じ場所で一緒に料理をしているのが、
とても不思議な感じだったのですが、とってもうれしかったです。
それにフロアや調理のお手伝いをしてくれるスタッフさんたちも含めて、
知らなかった人たちが段々チームのようになってくるのを感じていました。
60人のお客様を迎えるのに、果たしてどれだけの人たちの手によって、
またどれだけの手間暇と時間をかけて準備するかを、
一緒に過ごしていたたつやにとっては、とてもいい勉強になりました。
古屋シェフが調理の仕方や盛り付けの指導をスタッフに伝え、
そのやり方を皆がひとつになって熱心に聞き入っている姿を見て感動しました。
山本シェフ、古屋シェル中心の最終ミーティングの中では、
たつやのこの企画に賛同してくれて準備を進めてくださっている方々に
挨拶とお礼を言わせていただきました。
さぁ、準備は整ってきました。
後は会場準備を整えて、お客さんが来られるのを待つだけです。
やっぱりたくさんの方にブログを見ていただきたくなりました。
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