もっともモノづくりにのめり込んだ期間だった。
今になって思えば、時間もあったし、
モノづくりをする体力もあった。

家具作りがきっかけとなり、
自分で家具を作るための工房もセルフビルドしたくらい。
お暇があれば、カテゴリの『モノ作り・家具他』を
開いてみると、たつやが過去に作ったモノを見れます。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/category/4355383-1.html


さて久しぶりに作りたくなったものがある。
それはアイアンの椅子のリメイク。
数か月前に福井市内で厨房関係を扱っている先輩から、
倉庫を整理するので、来ないかと電話をもらった。
以前のたつやなら欲しいものだらけで、
山のように譲ってもらったけど、
流石に少しばかりモノを減らさなければ・・・
と思い、かなり自重した。


結局、先輩からは椅子を20脚ばかり譲ってもらった。
元々はヨーロッパのブランドIDEE製のアイアンのチェアだった。
かなりの年月は経っているので、
それなりに経年劣化して錆が出て、座面はかなり傷んでいた。
最初はこの座面自体を全面板張りにしようかと思い、
試作してみたが、どうもイメージ的にイマイチ!
これは座面の張替えをした方がいいのではないか?
と思い直した。


丈夫でセンスのある生地を探そうと思った時、
大切なお友だちのことを思い出した。
その友だちは赤ちゃんの抱っこ紐を企画販売していて、
全国的にファンがたくさんいるという方。
そうだ!彼女に相談しよう!

すぐに連絡を取って、赤ちゃんの抱っこ紐『wa baby wrap』
を自身で作って販売しているSさんに連絡を取ることにした。
彼女は自分の子育ての中で、母親としての視点と、
職業だった看護師としての視点から輪っかになっている
新しい抱っこ紐を開発し、今はそれを販売している。
たつやの娘もこの輪ベビーラップを愛用しているが、
一度経験すると、これ以外は考えられないらしい。
赤ちゃんも母親にぴったり収まっているので、
安心して寝てしまう。



昨年までは福井県に住んでいたが、今は金沢市に拠点を移している。
(近いうちにまた拠点を移すらしいが・・・)
すぐに返事をもらって、いろんな生地の写真が送られてきた。
その生地のセンスがあまりにも良かったので、
椅子18脚分、全部違う柄でお任せすることにした。
彼女もこういうのはとっても喜んでくれて、
今までに赤ちゃんの抱っこ紐に使った生地で
お気に入りで残しておいたものを格安で譲ってくれることになった。



まだ錆を落として、黒の塗料で再塗装まで至っていないし、
まだまだ布の張替えもたくさん残っているが、
こうして古いものを再生させることはとても楽しい。
また椅子としての再出発をさせてあげることが出来たら、
たつやとしては、とっても幸せなことだ。
まだほんの数脚しか出来ていないが、
そのあまりの変わり様にうれしくなって、
ブログでも紹介したくなった。
全部出来上がったら、また披露したいと思っている。

赤ちゃんの抱っこ紐を作っているSさんのホームページ
https://wababywrap.thebase.in/
たつやの娘も愛用して絶賛しています。
やっぱりたくさんの方にブログを見ていただきたくなりました。
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