それはもう40年近く前のことだろうか。
学生時代、東京の世田谷の木造アパートに住んでいたたつやは、
当時大流行していたオーディオマニアだった。
ある時、FMラジオから流れてきた音楽に衝撃を受けた。
それは3人のギタリストによる共演のライブ音源だった。
Friday Night In San Francisco
アル・ディ・メオラ、ジョン・マクラフリン、パコ・デ・ルシア
という世界三大ギタリストによる、
アコースティック・ギター3本だけの演奏を収録したライブだった。
衝撃を受けたたつやはレコード店に行って、
そのLPレコードを買って、木造アパートの壁が落ちる?くらいの音量で、
何度も何度も聞いた。
中でもフラメンコギターのパコ・デ・ルシアの演奏がたまらなく好きで、
いつしか彼のギターを聴いてみたいと思った。
そしてもう一つ。
東京に来たらディスコくらい行きたいと出かけた先で
流れていた曲はサンタエスメラルダというグループの
『朝日の当たる家』という曲。
この曲のイントロや曲中に流れるフラメンコ風ギターが
めちゃめちゃカッコイイと思った。
ディスコに行ってたのは19とか20だったし、
Friday Night In San Franciscoはたつやが21歳だったから、
この頃に聞いた音楽からスペインに魅かれて行ったのかもしれない。
新婚旅行の最初の国はスペインだったし、
その後、フラメンコ曽根崎心中に出会って、魂を鷲掴みにされ・・・
しかも前世を見てもらったら、近松門左衛門さんまで出てきて・・・
たつやの人生の中でスペインは必然で、
こうしてまた行くことが出来たことも、
昔から決まっていたことなのではないかと思っている。
やっぱりたくさんの方にブログを見ていただきたくなりました。
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