
スペイン、バルセロナを訪れた人のほとんどは、
このサグラダ・ファミリアを訪問するのではないだろうか。
それほどまでに有名で、世界的観光地となっている。
たつやが滞在したAmiliaの家はこの場所から1.5kmほどの距離で、
比較的治安のいい北部の住宅街だった。


午前中の気温は30度を超えていて、
体調の優れないたつやにとっては、
この短い距離がとても遠く感じた。
しかし・・・
その圧倒的存在感の歴史ある重厚かつ芸術的な巨大な建築物の前では、
ただ茫然と立ちすくむしかなかった。
感覚的にはそのサグラダ・ファミリアとたつや以外は、
すべて見えなくなっていた感じで、時間が過ぎた。


その時間が3分だったのか、10分だったのか、30分だったのか・・・
まったく音のない世界にいたような感覚だった。
気が付くと、周りにはたくさんの観光客がいて、
スペイン語や英語、フランス語、
そして中国語、韓国語、日本語などが聞こえてきた。
そうだ!写真を撮らなくっちゃ!
ようやく携帯電話をバッグから出して、写真を撮り始めた。

外観も凄かったが、中は更に感激した。
なんというデザインなのだろう。
もしかすると巨大宇宙人の体内にいる?
ずっと上を眺めていた。
エレベーターで上まで上がる予約を入れておいたので、
内部のかなり高いところまで行くことが出来た。
後は内部のらせん階段を一方通行で歩いて降りることになる。
それこそ巨大宇宙人の胎内巡りか!?



とても文字では表現できないサグラダ・ファミリア。
この建物は1883年から建設が始まって、
今なお、建築が続いている。
日本語のパンフレットには2026年に完成予定と書いてあった。
8年後(訪問時は2018年6月)には完成するのだ。
その時はサグラダ・ファミリアの上部にある巨大クレーンが降ろされて、
その全容が明らかになるのだろう。
アントニ・ガウディが亡くなって、ちょうど100年目に完成を迎える。
7年後、完成したサグラダ・ファミリアに会いに行きたいと思う。


以下、Wikipediaより抜粋。
サグラダ・ファミリアは、カタロニア・モダニズム建築の
最も良く知られた作品例であり、
カタロニアの建築家アントニ・ガウディの未完作品である。
バルセロナ市のシンボルであるこの建物は、
綿密に構成された象徴詩的なシンボロジーと共に、
パラボリックな(放物線状の)構造のアーチや、
鐘楼に据えられた自然主義と抽象主義の混在する彫刻などで、
大胆な建築様式を誇っている。
2004年の統計によれば、サグラダ・ファミリアは
アルハンブラ宮殿やマドリッドのプラド美術館を抜いて
スペインで最も観光客を集めたモニュメントとなり、
2008年には270万人を集めた。
生前のガウディが実現できたのは地下聖堂と生誕のファサードなど、
全体の4分の1未満であるが、
これらは2005年に「アントニオ・ガウディの作品群」を
構成する物件としてユネスコの世界文化遺産に登録された。
贖罪教会なので、資金調達は信者の喜捨に頼ってきた。
資金不足により工事が遅々として進まない状況であったが、
1990年代以降に拝観料収入が増えて資金状況が好転した。
2010年11月7日にサグラダ・ファミリアを訪問した
教皇ベネディクト16世が
ミサと聖別(聖堂に聖水を注ぐこと)を行ったことにより、
サグラダ・ファミリアはバシリカとなった。
教皇によるミサには司教ら6500人が参列し、800人の聖歌隊が参加した。
9代目設計責任者のジョルディ・ファウリは、
ガウディの没後100年にあたる2026年に完成予定と発表している。
彫刻家の外尾悦郎が1978年から従事している。

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