「たつやは生きているんか?」
と同じく同級生の伊太郎に連絡をしてきたのだそうだ。
長い間、ブログを書かないということは、
そういう風に思われるのかも知れないと、
少しばかり反省をしたたつやです。
かつてたつやは『福井天龍隊』というグループの隊長をしていました。
福井県勝山市出身のプロレスラー、天龍源一郎さんの
地元のファンクラブのような組織です。
27年前、天龍さんは全日本プロレスを辞め、
SWSという新団体を結成しました。
旗揚げは横浜アリーナという大舞台だったのですが、
その前のプレイベントとして、
福井市体育館にて『越前闘い始め』と銘打った試合が企画されたのです。
SWSはメガネスーパーがメインスポンサーということもあって、
それまでのプロレスのイメージを変える勢いを持っていて、
そのプロデュースを大手広告代理店のH堂が請け負っていました。
越前闘い始めを迎えるにあたって、
地元のプロレスファンが集まって、福井天龍隊を結成したのです。
なぜかたつやが隊長になり、
お揃いの黒のレボルーションTシャツとハチマキをして、
黄色の幟を作って仲間たちと応援に行きました。
数年間は、天龍さんの試合をあちこちで見せてもらいました。
地方巡業で福井に来られた時には、試合後に皆で食事に行ったり、
飲みに連れて行ってもらったことも、何度もありました。
さて、その天龍さんは一昨年の11月に引退をされたのですが、
その試合は福井市の映画館でライブビューとして観戦しました。
引退の相手は、今や日本を代表する最強で最も華のあるレスラー、
新日本プロレスのオカダカズチカでした。
素晴らしい試合で、たつやはずっと泣きっぱなしでした。
たつやが天龍さんが好きだった理由は、
『受けの美学』でした。
相手のどんな技もすべて受け切ってしまう・・・。
この状況で、こんな技を食ったら、大けがをしてしまうのではないか・・・
動けなくなってしまうのではないか・・・
毎回、そんな試合を繰り返していました。
先週、天龍さんが福井に来られました。
それは天龍さんの引退までの一年を綴った映画
「LIVE FOR TODAY」の舞台挨拶でした。
この映画は本当に素晴らしい。
プロレスファンだけでなく、一般の方にも是非観て欲しいです。
大相撲、プロレスと格闘技人生50年。
レスラー天龍源一郎としての生き様。
『プロレスは伝承文化』この言葉が忘れられません。
人としての天龍さんの生き方、家族への想い。
途中、何度も涙が流れて来ました。
天龍さんの同級生のY田さんが持って来られた写真です。
中学時代の天龍さんです。
舞台挨拶終了後に、地元勝山の方たちと一緒に、
おそばやさんで食事をしました。
天龍さんのかつての同級生の方や、
力士になったゆかりの散髪屋さんとか、
天龍さんのご親戚の方たちも皆、一緒でした。
お店の外で、記念撮影をしました。
撮影は福井市のマイクヨコハマさん。
かつて福井天龍隊の副隊長でした^^
天龍源一郎さん、そして天龍プロジェクトの代表を務める嶋田紋奈さん、
こんな素晴らしい方とも人生の中で、ご縁をいただけたことも、
今更ながら感謝しています。
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メガネスーパーの本社は地元なので、駅とかでお見かけしたこともあります。