2016年06月02日

ミルク工房そら@久美浜

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比沼麻奈為神社からは、日本海側を目指すことにしました。
久美浜方面に向かい、
ミルク工房そらという牧場が経営している
カフェレストランに立ち寄ることにしました。

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それは前の日にインターネットで検索していて見つけたカフェレストランで、
たつやが魅かれたのは、ジャージ牛のソフトクリーム
その牧場の歴史でした。

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実はたつやはアイスクリームと言う食べ物が好きではありません。
有名なHとか皆美味しいというのですが、
まったく食指が動かないのです。
自分で買って食べたことはここ10年で1回あるでしょうか?
ですが何故かソフトクリームだけは別です。
とは言っても、年に数回食べる程度で、
牧場直営のようなお店のソフトクリームだけです。
特にミルク工房そらのソフトクリームは、
ジャージー牛のミルクから作っているので、余計に魅かれました。

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もう一つの歴史はこんな風に書かれていました。
ミルク工房そらさんのホームページより抜粋しています。

昭和24年12月、大急ぎで裏の味噌小屋を片づけて、
村で初めての乳牛が我が家にやってきました。
村のどの家にも、黒牛がいるのが当たり前の時代でした。
川原で放牧している時も、黒牛の中に1頭だけホルスタインの乳牛が、
ポツンとはねっこで草を食べていたそうです。
我が家は、小さな村の地主だったため農地解放にて、
ほとんどの田んぼはなくなり、生きるための手段として選んだのが、
乳牛を飼うことでした。
初めは一人でしたが、そのうち仲間ができ、酪農組合を結成するまでになりました。
そして、だんだんと乳量が増えてくると、牛乳の出荷に困りました。
当時は、搾った牛乳は隣町まで、汽車にのせて運んでいました。
駅のプラットホームで時間がすぎて、腐敗してしまい、
受け入れてもらえないこともしばしば起こったようです。

誰かが牛乳を処理すればいいのでは・・・
妙案もたらいまわしで最後に回ってきたのが我が家でした。

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昭和31年、小学校の廃屋をもらってきて、手づくりの処理場を建て、
牛乳屋さんとして出発しました。
朝2時から起きて、牛乳を作り、手製の布袋に入れた熱々の牛乳を
自転車で両脇に下げて配達し、
牛の世話、草刈り、牛の世話、田んぼ、畑・・・毎日休まずに作業しました。
もちろん、家族全員です。
村の中ほどに、池があります。
村の人たちは、「いつ、あの家族が浮かんでいてもおかしないなぁ...」
と噂をしていたそうです。

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あれから、60年。
牛乳工場は、昭和48年には「平林乳業株式会社」として、法人組織を結成しました。
「丹後の牛乳」として、地域の方々にご愛顧いただき、
60校を超える学校への給食で子供たちに飲んでいだたけるようになりました。
そして、牛の頭数も増え、牧場は「神野牧場」と名付け、
昭和58年には最初のホルスタイン種からジャージー種に変え、
平成12年には「ふれあい牧場丹後ジャージー牧場」として有限会社を設立しま した。
現在、35頭のジャージー牛を飼育し、
創業当時からの「牛乳のおいしさを皆さんに伝えたい」という思いで、
平成16年3月、乳製品製造工房「ミルク工房そら」をオープンしました。


何だかとっても心温まるストーリーだと思いませんか?






ちょうどゴールデンウィークのお昼時ということもあって、
たくさんの家族連れやカップルが訪れていました。
少し休憩したかったこともあって、
とりあえず牛乳でミルクブレイク。

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瓶の牛乳って久しぶりです。
それに紙の蓋を取るのもとっても懐かしい感じがしました。
一口飲んで、その美味しさに驚きました。
スーパーの紙パックのそれとはまったく別の飲み物です。
小学生だった頃、牛乳はがぶ飲みしないで、
噛んで味わって飲みなさい!と先生に言われたことを、
それこそ何十年ぶりに思い出したのです。

ジャージー牛の牛乳は、まさに噛んで味わうと、
その美味しさがよくわかりました。

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さていよいよソフトクリームです。
旅先で食べるソフトクリームは美味しさが増しますが、
それだけではなく、間違いなく激旨でした。
ミルクは乳脂肪が多いので、濃厚なのですが、
甘味を抑えたあっさりした味になっていました。

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ミルク工房そらに隣接されている牛舎の中に、
たくさんのジャージー牛がいます。
一頭だけ、子牛のジャージー牛が外のゲージの中で、
気持ち良さそうにお昼寝をしていました。
ネコも・・・

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さて、エネルギーも補給したところで、
そろそろ出発しますか。

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有限会社 丹後ジャージー牧場『ミルク工房そら』
京都府京丹後市久美浜町神崎411
TEL:0772-83-1617
営業時間:10:00〜17:00
定休日:木曜日





                  

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ラベル:京都府 カフェ
posted by たつたつ・たつや at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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