ありがとうございます。
皆さまのお蔭でホント、久しぶりの1位です。
ブログカテゴリーの麺グルメ・そば編を更新するのも久しぶりですが、
新店紹介は、それこそ何年振り?かも知れません。
お蕎麦は福井に帰って来た20代半ば過ぎから、
たつやにとっては、なくてはならないソウルフードな訳ですが、
ブログを始めた頃に比べると、多少、そばを食べる割合は、
減ったかもしれません。
それに新しい店だからと言って、
わざわざ遠くまで出かけることも、
若干億劫になってきたのかも知れません。
そんなことを言ってると、
たつやのブログを参考にそば店や、
ランチを食べ歩いている人から
怒られるかもしれませんね^^;
この店は、そばのレベルがとても高いと思っている
旧今立地区に出来ました。
たまたま仕事で、この辺りを通りかかって、
『そば』という幟を見かけて、新しいお店が出来たことを知りました。
すぐに食べてみたかったのですが、
時間の都合がつかず、食べることは叶いませんでした。
そして先日、この店『生蕎庵(ききょうあん)』へ行って来ました。
入口にかかっている暖簾は左右の長さが違う
ちょっと珍しいデザインのものでした。
左に比べて右が短いのです。
右側からお店に入ろうとすれば、
軽く手を当てるだけで、暖簾をくぐることが出来ます。
左手からだと、大げさに言えば、下から持ち上げて、
暖簾をくぐるという感じです。
引き戸の入口は右手なので、
それらを考えてのデザインなのかも知れません。
中に入ると、一番奥にそば打ちの部屋が見えます。
覗いてみると、大きな石臼が回って、そば粉を挽いていました。
たつやが普段見る石臼よりはひとまわり以上大きく、
立派な臼がぐるぐる回っていました。
へー、ここは自家製粉なのだ。
席に座ってメニューを見ると、
おろしそば、もりそば、かけそばの3種だけ。
こういうメニュー構成は、すっきりしていてとても好感が持てます。
友人とふたりだったので、
3種とも頼んで、シェアして食べることにしました。
最初に出てきたのはかけそば。
茶褐色の綺麗な出汁の中に、
存在感たっぷりの幅広い力強い麺が泳いでいます。
麺の中には星が見えるので、これはかなり粗挽きのそば粉を
使っているのがよくわかります。
続いて、おろしそば。
基本的に麺はかけそばと同じ。
冷たいので、麺がしっかり引き締まっていて、
とても噛み応えがあり、腰の強い麺に仕上がっています。
香りも十分あり、甘味もしっかり感じることが出来ました。
最後にもりそば。
たつや的にはこの蕎麦が一番の好みでした。
おろしそばの麺に比べて、明らかに細かく挽いていますが、
それでもまだまだ普通の蕎麦屋さんに比べたら粗いと思います。
おろしそばの麺が幅広麺に仕上がっているのに比較して、
もりそばのそれは、普通のカタチをしています。
この蕎麦は、更に香りが立ちます。
ダシはもりそばのつゆとすれば、少し薄い感じがしました。
これだけ麺に主張があれば、
つゆもカエシを効かせた関東風の濃い味でも合うのではないかと思いました。
今立辺りのそばやさんにはそれぞれ特徴があるのですが、
この生蕎庵は、2種類の圧倒的存在感の麺が素晴らしいです。
旧今立町の粟田部近郊には、美味しいそばの名店がいくつかありますが、
この生蕎庵も間違いなく、その仲間入りを果たすお店だと思います。
生蕎庵(ききょうあん)
福井県越前市千原町7-7
0778-42-0589
営業時間:11時半〜15時 17時〜18時半
定休日:火曜日・第三水曜日
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