Tierra Cuatro(ティエラクワトロ)という4人組のアーティストに来ていただき、
鯖江市にあるお寺『西光寺』にて、素晴らしいライブを披露してもらった。
ギター、ピアノ、ドラム、そしてケーナ(またはサンポーニャ)
という編成で、ヴォーカルはない。
このような音楽が鯖江の人たちに受け入れてもらえるかどうか、
多少心配はしていたのだが、まったくそんなことはなく、
集まったたくさんの人たちからは惜しみない拍手が送られて、
大盛況のライブとなった。
ティエラクワトロはその後も、全国各地を精力的に、
ライブツアーで回っているが、
昨年は南米ボリビア、アルゼンチンでのツアーも実現し、
その活躍の場を海外にも広げている。
昨年末に、今年最初のTierra Cuatroのライブが、
神戸市の旧グッゲンハイム邸にて開催されることを知って、
久しぶりに彼らの音楽にどっぷり浸りたいと思った。
旧グッゲンハイム邸は、三ノ宮駅から20分ほど姫路方面に行った
塩屋駅から歩いて数分のところにある。
たつや自身、三ノ宮近辺は行ったことがあるが、
この辺りも、この駅で降りるのは初めてだったし、
この建物のことも知らなかった。
こんな機会でもない限り、塩屋へ来ることはなかっただろう。
旧グッゲンハイム邸のことを調べてみるとこのように書かれている。
神戸・塩屋の海を臨む旧グッゲンハイム邸は、
明治大正期に神戸に滞在したドイツ系の貿易商の家族にその名を由来します。
コロニアルスタイルの洋館は、1909(明治42)年に
アレクサンダー・ネルソン・ハンセル(1857年〜1940年)
の設計で建てられたと考えられ、
グッゲンハイム家はこの地を『Pines』Shioyaと呼び
1915年までの6年あまりの間、ここに暮らしていたようです。
その後、複数の所有者を変遷しましたが、地震にも台風にもめげず、
取り壊しの危機をも逃れて、海を臨んで建ち続けて100年が経ちました。
塩屋の駅から線路沿いに少し歩くと人しか渡れない踏切がある。
その踏切を渡ると旧グッゲンハイム邸の入口となった。
石段を少し登って行くと、芝生の広がる庭があって、
古い西洋建築の風情ある建物が建っている。
振り返ると塩屋の海が広がっている。
たつやは明治期から昭和初期に建てられた西洋建築が好きで、
今までも旅先ではそういう建物を求めて歩いたこともあるので、
旧グッゲンハイム邸で、大好きなティエラクワトロのライブがあるのを、
とても楽しみにしていた。
中に入って受付を済ませて、席を確保した。
ツイテルことに一番前の席がまだ空いていた。
こんな席でライブを楽しめるなんて、最高に幸せ!
ティエラクワトロのライブは今回で4回目だけど、
今回のライブは、メンバーそれぞれの聴かせどころが満載で、
たつやとしては、めちゃめちゃ楽しませてもらった。
4人のメンバー全員が作曲をするので、
それぞれの曲が個性を持っている。
ヴォーカルがない分、
メロディやリズムだけがストレートに響いて
聴いている人たちの魂を揺さぶってくれる。
嬉しいことに、日頃はスパニッシュコネクションで、
ご活躍されているバイオリンの平松加奈さんと、
たつやも懇意にしているブラジル音楽シンガーの
ジョイアさんもゲスト出演!
休憩を挟んでの2時間半をたっぷり楽しませてもらいました。
出演者のティエラクワトロの4人のメンバーも
たつやのことを良く覚えていてくださって、
再会を喜んでくださいました。
演奏が終わった後も、たくさんの方たちに囲まれて、
雑談したり、あちこちで記念撮影をしていたり、
終始アットホームな雰囲気の中の素敵なライブでした。
こんな素敵な建物の中で、大好きな人たちの演奏を楽しむ。
何と幸せなひと時なのだろう。
ちょっと遠かったけど、ここまで来れて良かったな。
おかげで、田仲とうふ店、ワンダカレー、TRUNK DESIGNさんたちとも、
出会うことが出来ました。
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