2015年12月14日

越前箪笥モバイルキャビネット

たつやが住んでいる福井県鯖江市近郊は、ものづくりの産地です。
鯖江市・越前市・越前町は丹南地区と言いますが、
この地区はいわゆる伝統産業の町でもあります。
鯖江市には越前漆器、越前市の旧今立地区には越前和紙、
越前市の旧武生地区には越前打刃物と指物、箪笥
そして越前町には越前焼があり、
それぞれ長い歴史と高い技術があるモノづくりの町です。

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越前市で越前箪笥の職人として活躍されている
山口祐弘さんとは、ちょっとしたご縁があって、
ちょうど一年前からご懇意にさせてもらっています。
時折、工房にも遊びに行って、越前箪笥や家具を見せてもらいます。

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さて、こんな作品をじっくり見せていただきました。
日本の伝統技術と新しい発想で生まれた
この『越前箪笥モバイルキャビネット』です。
箪笥をそのままキャリーバックにしてしまい、持ち歩こうというもの。
こういう遊び心のある作品は、たつやのハートを直撃します。
ただ遊びと言っても、本格的な箪笥使用になっています。
木材には、強度を増すために樹脂の含浸をさせていたり、
パソコンが縦に入るように、設計されています。
キャリー部分は箪笥とフラットになるように作られ、
箪笥を持ち上げたりするための着物の帯が持ち手として巻かれています。

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金具は古い越前箪笥のものを参考にして、作っています。
越前箪笥の金具の特徴としてハート型に穴が開いています。
色もクルマの塗装で使われる塗料を使ってくれるので、
オーダーする人は好みの色に仕上げてくれるのだそうです。

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遊び心と伝統的な技術が組み込まれているのは、
一番下の引き出しです。
この引き出しを出したり閉めたりすると、
ファーという音がするのです。
ハーモニカが仕込んであるので、
誰からがそっと開けようとすると、
すぐにわかってしまうという仕組みみたいです。

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11月中旬に放映されたガイアの夜明けという番組の中でも、
山口のこの越前箪笥モバイルキャビネットが紹介されたようです。

こんなキャリーバックに
越前漆器や越前和紙、越前打ち刃物、越前焼き、メガネのサンプルを入れて、
全国各地を回って行商したいですね〜。

どうですか?福井県知事さん、こんなので全国にPRをお願いします。

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福井県越前市大虫町6-2
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posted by たつたつ・たつや at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 気になるお店編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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