
福井市東の米どころ「東郷地区」。
こののどかなエリアに3つもの酒蔵が集中していることは非常に珍しく、
まさにお米と水が美味しい証拠でもあります。
そんなまちのメーンストリートを流れる堂田川に
この日限りの風情豊かな川床レストランをしつらえます。
限定16名様に味わっていただきますのは、
東郷地区の人々に長年愛され続ける地元料理屋さんが
この日のために一堂に会してできた12品の料理と、
3つの酒蔵から選ばれた日本酒とのマリアージュ。
久保田酒店(鯖江市)の女将、久保田桐子さんによる
お酒の解説やお料理とお酒をより深く味わうための
レクチャーもぜひお楽しみください。

フェイスブックではたくさんのイベント案内が掲載されているが、
この川床レストランというのに、すごく魅かれた。
行こうかどうか迷っているうちに、限定16名なので、
あっという間に定員に達してしまっていた。

ま、お酒飲めないし、仕方ないか・・・
と自分で自分に言い聞かせて納得させていたが、
3日前にそのイベントを開いてみると、
キャンセルが出たので、急遽1名募集します。
というコメントが出ていた。
おっ!これは神さまからのプレゼントだ♪
と直ぐに参加申し込みをした。


東郷の町はとても魅力溢れるところで、
町の中心の道の真ん中に川が流れている。
ほんの小さな川だけど、清らかな流れが心地よい。
それに何と言っても、東郷の人たちの何とも言えない温かさ、
それにパワフルな人が実に多い。
水がとてもきれいなところなので、米どころとしても有名で、
この地で採れたお米で作ったおにぎりは最高に美味しい。
また東郷は決して広いエリアではないのに、
この水を使った素晴らしい日本酒を作っている蔵元が
3箇所もあるのだ。

たつやはまったく飲めないにも関わらず、
いずれの酒蔵も訪れたことがあるし、お酒も購入している。
この川床レストランでは、その3種類のお酒が楽しめる。
青木蘭麝堂の蘭麝酒(らんじゃしゅ)
これは薬用のお酒で、昔から健康長寿の酒として飲まれている。
安本酒造の純米吟醸と毛利酒造の特別純米酒毛利の3種類だ。

飲めない人用にちゃんとノンアルコールも用意されている。
これまたオシャレな2品。
一乗谷ジンジャエールとスパークリングワイン(ノンアルコール)

出された料理がこれまた東郷オールスターズが作った品々が14種類。
胡麻豆腐・あさひ屋の厚揚げ、毘沙門寿司のだし巻き玉子、
角ます屋のお刺身本日のおすすめ、トックリ軒のひね足、
さといもの胡麻和え、沢庵の煮たの、生姜の佃煮、
福井産甘海老のフライ、蛸の酢の物。
それに東郷まいたけのお吸い物、東郷米の塩おつくねと赤飯おつくね、
毘沙門寿司のまかない寿司が付いてきた。
最後のデザートは東郷ミルクアイスに手作りジャムを乗せて。



いやはやすべてが美味しかった!
まぼろしのあさひ屋の厚揚げを食べられたのは、
このイベントに参加したからの他ならない。
おばあちゃん一人が、気が向いた日(週に一日くらいらしい)
薪で炊いて、わずかな量の油揚げを作っている。
欲しくても手に入らないまぼろしの厚揚げなのである。

トックリ軒や毘沙門寿司、角ます屋が作った一品もさすがである。
他の手作りのお惣菜も本当に丁寧に作られていて実に美味しかった。


このイベントは東郷の若い人たちのグループが
企画運営してくれたのだが、食を楽しむのは勿論、
ちゃんとしたまちづくりの想いがつまったとてもいい企画だった。

季節のいい時、限定3か月とかで、
毎週末、様々なジャンルの料理人を呼んで、
こんな食事会を企画してくれたらいいと思う。
ちゃんと採算ベースに乗せることも十分可能だし、
発信力の強いイベントになるはずである。

しっかしこの手の美味しいイベントは、
女性の参加者が圧倒的に多いですね。
フェイスブックで呼びかけたイベントだったので、
知ってる方もちらほらいらっしゃいました。
美味しく楽しく、勉強になった一日でした。
うん、やっぱり東郷の人は熱いわ!
頑張るたつやに愛のポチを^^;

記事:2529
質問があります。ラジオ深夜便は次回はいつ出演されるのでしょうか?教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
かくいう私もまったく飲めません・・・乾杯のビールさえです^^;
でもとっても美味しい料理を堪能させていただき幸せでした。
さてラジオ深夜便、次回は11月11日の予定です。
またお時間がございましたら、是非お聞きくださいませ。