それはたつやが大好きだったお店のシェフとの再会だったから。
小松市郊外にデリカテッセン・レアールというお店があった。
最初この店を教えてくれたのは、ガッツさん、もう6年近く前のことだ。
シェフがバイク好きで、たつやが乗っているkawasaki Z2が一番!
と言ってるとガッツさんから聴いて、
このシェフは絶対に素晴らしい人だと確信したのだった。
いつ行っても美味しいフレンチ食材をテイクアウト出来るし、
彼が手がけるドレッシングやオリーブオイルなどは、
ちょっとした料理にかけるだけで、絶品フレンチになってしまうという
魔法の調味料で、とても重宝した。
その後、イートインが出来るビストロレアールとしてリニュアルして、
時折、ランチを食べに行っていたが、その後閉店してしまい、
福井シェフのあの美味しい料理を食べる機会を失ってしまった。
しかし腕のあるシェフだから、何処かで復活すると信じていたら、
本当に素敵な出会いがつながって、素晴らしいレストランの
シェフとして、今年、復活したのだ!
しかもこのレストランを経営しているのは、
金沢では超有名なふとん店『石田屋』さん。
gamadan・石田屋は
ロケーションも建物も、中にある調度品も、
レストランもそしてスタッフさんもすべてが洗練されていて、
お客さんを非日常の世界にいざなってくれる。
Gamadanは、寝具を体験出来るショップ空間が奥にあるが、
レストランを通らないと、その空間には行けない設計になっている。
なので、お客さんは必然的にレストランを通ることになるが、
その雰囲気があまりにも素敵なので、食事やお茶をする人も多い。
もちろん、レストランだけの利用のお客様はひっきりなしにやってくる。
オープンしてすぐに人気店になったこともあって、
予約をしないと食べられない場合もあるとのこと。
たつやは前もって、再会する福井シェフに連絡を取って、予約を入れておいた。
gamadanは、その特徴的な建物ですぐに分かった。
お店横の駐車場すら超オシャレ!
しかし満車。。。
第2、第3、第4とか駐車場が裏通りにある。
入口の反対側には、それもオシャレなガーデンやさんがある。
中にあった観葉植物などを見せてもらったが、
その元気良さがとても印象的だった。
どれもがイキイキと、葉っぱ一枚一枚が輝いているのだ。
さていよいよレストランに入った。
名前を言うと、窓際の席に案内してくれた。
テーブルには、たつやの名前が書かれたウエルカムカードが置いてあった。
席からは、厨房の入口が少し見える。
福井シェフがこちらをチラリと見た。
あぁ、とってもいい顔してる!
やっぱりここに来て良かったんだ。
メニューの中から、選んだのは
『七十二候めぐり飯(税別2000円)』
一年を24に分けて「二十四節気」で表現することがあるが、
そこからさらに細かく分けたのが「七十二候」で、
このコースは七十二候に沿って、旬の献立が出される。
もうこのコンセプトだけで、うれしくなってくる。
やがて運ばれてきた品々。
(Gamadanに行ったのは7月)
ずっと食べたかった福井シェフの料理が運ばれて来るのは、
幸せという二文字以外、見つかりません。
一口、一口、ゆっくりゆっくりいただきました。
もう、めっちゃ旨いし〜^^
カボチャももったいないので、皮も全部いただきました^^
大満足で、あまりの幸せにぼ〜っとしていたら、
隣に福井シェフが立っていました。
「たつやさ〜ん、お久しぶり〜、ありがと〜」
ハグしながら、
「シェフ〜、会いたかったわぁ、めっちゃ美味しかったぁ〜」
再会を喜んだ2人でした。
Gamadan(ガマダン)
石川県金沢市高尾3-4-1
076-298-7800
営業時間 10時〜19時
定休日:火曜日
頑張るたつやに愛のポチを^^;
記事:2525