2015年10月05日

たつやのトウキョウ見聞録・岡本太郎とピカソ

たつやさん、また東京行ってるの?
と聞かれることが時々ありますが、
8月と9月に行った東京でのことを何日にも分けてブログに書いています。
なので、ちゃんと福井にいますよ^^

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花のお江戸は面白い!
まず車に乗って出歩くことがないので、必然的に電車と徒歩というのが日常だ。
それに少し地理的に慣れてくると、違う路線をいくつも乗り継いで、
気が付くと、すぐに何百円とかかってしまう交通費を節約するために、
グーグルマップなどを使って、歩くことが増える。
JRだけを使うとか、東京メトロだけを使う・・・といったルールを作れば、
交通費はかなり節約できることがわかった。

自転車とか原付があれば、都内ならかなり行動範囲が増えるので、
もし次に行く機会があれば、レンタルも考えてみたいと思っている。

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さて歩くことで、面白い景色や店に出会える確率は飛躍的に高くなる。
まちぶらの楽しさは、田舎の町とはまったく違うが、
知らない町を歩くという点では、どちらも魅力的だ。

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田舎者のたつやにすれば、井の頭線の渋谷駅に行って、
岡本太郎の巨大壁画『明日の神話』を初めて見た。
これがメキシコで何十年も行方がわかっていなかったということや
岡本太郎の最高傑作で、原爆をイメージして作られたというエピソードを
10年ほど前に興味深く新聞記事を良く覚えていた。

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立ち止まって、壁画をじっくり見ようと思ったが、
誰一人として立ち止まる人はいない。
常に人の波が押し寄せてきて、
全体を見渡せる場所に立つことさえ許されないような状況だった。
壁画が設置されてから、もう7年も経っているし、
この駅を利用する人にとっては、
毎日見る風景の一部となっているのだろうか。

それでもなお、この壁画からは圧倒的エネルギーが放たれていた。

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公式HPより
「壁画について」岡本敏子

『明日の神話』は原爆の炸裂する瞬間を描いた、
岡本太郎の最大、最高の傑作である。
猛烈な破壊力を持つ凶悪なきのこ雲はむくむくと増殖し、
その下で骸骨が燃えあがっている。悲惨な残酷な瞬間。
逃げまどう無辜の生きものたち。
虫も魚も動物も、わらわらと画面の外に逃げ出そうと、
健気に力をふりしぼっている。
第五福竜丸は何も知らずに、死の灰を浴びながら鮪を引っ張っている。
中心に燃えあがる骸骨の背後にも、シルエットになって、
亡者の行列が小さな炎を噴きあげながら無限に続いてゆく。
その上に更に襲いかかる凶々しい黒い雲。
悲劇の世界だ。
だがこれはいわゆる原爆図のように、ただ惨めな、
酷い、被害者の絵ではない。
燃えあがる骸骨の、何という美しさ、高貴さ。
巨大画面を圧してひろがる炎の舞の、優美とさえ言いたくなる鮮烈な赤。
にょきにょき増殖してゆくきのこ雲も、
末端の方は生まれたばかりの赤ちゃんだから、無邪気な顔で、
びっくりしたように下界を見つめている。
外に向かって激しく放射する構図。強烈な原色。
画面全体が哄笑している。悲劇に負けていない。
あの凶々しい破壊の力が炸裂した瞬間に、
それと拮抗する激しさ、力強さで人間の誇り、純粋な憤りが燃えあがる。
タイトル『明日の神話』は象徴的だ。
その瞬間は、死と、破壊と、不毛だけをまき散らしたのではない。
残酷な悲劇を内包しながら、その瞬間、
誇らかに『明日の神話』が生まれるのだ。
岡本太郎はそう信じた。この絵は彼の痛切なメッセージだ。
絵でなければ表現できない、伝えられない、純一・透明な叫びだ。
この純粋さ。リリカルと言いたいほど切々と激しい。
二十一世紀は行方の見えない不安定な時代だ。
テロ、報復、果てしない殺戮、核拡散、ウィルスは不気味にひろがり、
地球は回復不能な破滅の道につき進んでいるように見える。
こういう時代に、この絵が発するメッセージは強く、鋭い。
負けないぞ。絵全体が高らかに哄笑し、誇り高く炸裂している。


http://www.1101.com/asunoshinwa/asunoshinwa.html

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渋谷から表参道へ歩いていると、岡本太郎のこどもの樹という
モニュメントを見つけた。
大きな木から、枝分かれした先がこどもの顔となっている。
表情も色も様々で、世界各国のこどものように思えた。
『明日の神話』とかのイメージと違って、
とても穏やかで楽しい作品だった。
大きな木のエネルギーと、
こどもたちの無限のエネルギーや可能性を
ひとつの作品にしたのだと思う。

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子どもたちに表情豊かに語りかける樹
子どもの造形活動に深い関心を寄せ、
様々な活動をした岡本太郎が「こどもの城」のシンボルとして制作した作品です。
作品から飛びだすいくつもの顔は、それぞれが表情豊かに語りかけてきます。
「人間はその数だけ、それぞれ、その姿のまま、誇らしくなければならない。」
と太郎がいうように、子どもたち一人一人が個性を発揮し、
のびのびと自由に生きる姿を表現したのでしょう。

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東京駅近くの丸の内OAZOの一階にあったピカソのゲルニカの複製画。

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岡本太郎とピカソ、とちらも偶然に見たのですが、
世界の巨匠が二人ともが『反戦』をテーマに
凄い作品を残しているという強烈な印象がたつやの中に残りました。




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posted by たつたつ・たつや at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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