『フラメンコダンサーで演出家の佐藤浩希さんのおっかけ』
佐藤さんを知るきっかけになったのは10年前に鯖江市文化センターで開催された
「フラメンコ曽根崎心中」鯖江公演で、
その後、福井市や横須賀市、再び鯖江市と何度も足を運びました。
そしてしばらく時間を置いて昨年夏の国立劇場で音楽関係を一新した
「フラメンコ曽根崎心中」東京公演に行きました。
その日の楽屋で佐藤さんから大阪松竹で片岡愛之助さんの歌舞伎とのコラボ
「GOEMON」の話をお聞きし、大阪へも足を運びました。
昨年の暮れに新潟県上越市の「赤いロウソクと人魚」
の創作フラメンコ舞台を観に行きました。
この日は年末ぎりぎりの最終公演。
大雪の夜でした。
舞踊団の方たちの半分はその日に東京へ帰る予定だったのですが、
大雪で電車がストップしてしまい、結局また上越市内に戻ってくることに。
その日の打ち上げは盛り上がるのなんのって・・・
延々と続き、たつやも一泊することなったのでした。
でもそのおかげで鍵田真由美さん、佐藤さんをはじめ、
舞踊団の方やミュージシャンの方と、とても仲良くなりました。
今年に入ってからは、2月に新橋演舞場で「和とフラメンコ」。
和楽器とフラメンコと歌の共演でした。
この日ただ一回の舞台のためだけに
演出、振付、作曲、編曲をするという贅沢な舞台でした。
5月のGWには福井県の地酒をお土産に、初めて佐藤さんのスタジオに行きました。
福井のお酒の美味しさと、たつや手作りへしこが大人気で、
本当に楽しいひと時を過ごしました。
新橋演舞場の打ち上げの時にお会いした里アンナさんが出演されている
帝国劇場の「レ・ミゼラブル」へも行きました。
6月には、マルシェワンダーランド2015にご出演いただきました。
佐藤さんたちの舞台をどうしても福井の人たちにも観て欲しいという一心でした。
7月は茨城県ひたちなか市で、障がいを持った子どもたちとの共演。
そして8月、臨済宗妙心寺派南浦山永福寺にて、
大般若祈祷とフラメンコというコラボが実現したのです。
たつやはこれほどまでにいろんな世界を巻き込んでいく佐藤さんと出会えたこと、
そして様々な舞台を見せていただけることを本当にラッキーだと思っています。
僧侶が7人で大般若祈祷の大合唱の中、
中島千絵さんがこのためだけに書き下ろした曲が加えられ、
キーボードと歌、それにフラメンコギターが加わる世界は、
想像を絶する存在感で、魂に迫ってきます。
鍵田真由美さんの踊りはまさに神がかり?仏がかり?の別世界でした。
まさに鍵田さんが観世音菩薩のようです。
どう表現していいのかわかりませんが、
永楽寺の本堂が地球のてっぺんにあって、
遥か大宇宙に何かを発信しているような不思議な感覚にさえ囚われました。
佐藤浩希さん、末木三四郎さん、工藤朋子さんの踊り、
斉藤誠さんのギター、もう最高です!
この日この場所にいることが出来た奇跡に感謝せざるを得ません。
中島千絵さんという天才ミュージシャンの無限の引き出しには、
毎回、驚愕すると同時にたくさんの感動を与えてもらえます。
主催者の永楽寺ご住職の藤澤無学・恭子さまご夫妻、スタッフの方々、
この公演の橋渡しをされた佐藤さんの恩師の池田幸也先生、
それにあの佐藤さんを呼び捨てにしちゃう同級生の神谷尚世さんたちの
熱意と行動力で成し得たこの素晴らしい舞台に本当に感謝しています。
こんな場所にいることが出来て、たつやは世界一幸せです。
実は・・・今週末も東京でアルテイソレラの公演に行って来ます^^
お久しぶりのポチを^^;
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