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福井県民それも嶺北の人にとっては「はまなみそ」と言えば、
大抵の人がわかると思いますが、
その他の人にとっては何ソレ?という感じだと思います。

はまなみそは、徳川家康が、戦時食として浜名湖周辺で開発した
「浜なっとう」が、元祖といわれており、
家康から越前を与えられた結城秀康が、越前に広めました。
今では全国で越前だけに残っているものです。
しかもこのはまなみそが食べられるのは冬限定の福井のふるさとの味です。
大豆を蒸煮したものに炒ったひき割小麦、または裸麦を加え、
こうじ菌を培養したものや米こうじを加え発酵・熟成させもろみにして、
なすやしその実、白ごまなどを加えて調理したおかず味噌です。
大豆を主原料とし、植物性たんぱく質を多く含み大変栄養価が高いため、
冬の保存食として重宝されました。

どうせやるなら大きな名前にしてしまおうと、でっかく
『世界はまなみそ学会』
というアカデミックなネーミングにしました(笑)
学会に集まったのは、20名ほど。
もちろん普段からはまなみそを食べている人がほとんどで、
それぞれご贔屓のはまなみそがあるようでした。
しかしながら、これだけの種類のはまなみそがあること自体、
たつやを含め、誰も知らなかったようです。

最初は炊き立てのあったかいご飯を用意しました。
お米は我が町鯖江のブランド『さばえ菜花米』を選びました。
さばえ菜花米は土中にさばえ菜花を緑肥としてすきこんで栽培したコシヒカリで、
化学肥料を使わず、農薬も通常の半分以下に抑えた安全・安心なお米です。
余談ですが、この『さばえ菜花米』は鯖江市にふるさと納税5万円以上すれば、
5キロもらうことが出来ます。


お椀にご飯を盛って、それぞれに配ります。
続いてはまなみそを好きなだけ、自分のお皿に入れ、
後は自由にいただくことにしました。
同じはまなみそという名前なのに、盛り付けてみると、
ひとつひとつがちゃんと個性を持っているのが良くわかります。

いやはや、はまなみそ好きにはたまらない至福の時間です。
日本酒も持ち込んだので、左党の人はお酒とはまなみそで堪能です。
甘めのもの、ナスがたっぷり入ったもの、エゴマやシソの実が入ったもの、
少し発酵した感じのもの、本当にそれぞれの味です。

途中からは新しい食べ方をしようと、
バゲットに、はまなみそとクリームチーズ、それに野菜を乗せて食べてみたり、
レタスに野菜とはまなみそ、それに好みによって少しのご飯を入れたり、
薄揚げを開いてはまなみそを塗って焼いてみたりしました。
パンとはなまみそ?と驚かれる人もいるかと思いますが、
是非一度試してみてください。
これが結構イケるんですよね。
きっとワインなんかと会うのではないかと思います。



お腹もいっぱいになったところで、
大野で美味しい野菜を作っているJ子さんに、
はまなみそを実際に作ってみようワークショップを開いていただきました。
短い時間でかなりの量を作るので、
前もって材料は下ごしらえをしてくださっていました。



それぞれが参加して、はまなみそを作ります。
意外に力仕事も必要で、これは男性がお手伝いする方がいいと思いました。
出来上がったはまなみそは、1週間から10日ほどすれば食べごろになります。
学会メンバーはみんな嬉しそうにパックを持ち帰りました。
J子先生、ありがとうございました。
たつやは一週間も待つことが出来ずに、3日目くらいからチビチビ食べてました^^;
自家製はまなみそ、めっちゃ美味しかったです。


この日、学会に参加した人は、それぞれの好みの味を話したり、
新しい味のはまなみそやレシピに感動したり、
また作り方を教えてもらい、
とても楽しく美味しく有意義な時間を過ごしたようです。
この学会で初めて顔を合わせたという方がほとんどでしたが、
あっという間に打ち解けて、実に和やかな雰囲気での
『第一回・世界はまなみそ学会』でした。


福井はカニやそばも美味しいけど、
へしこやはまなみそなど、ちょっぴりマイナーなふるさとの味が、
また自慢なんですよね^^
応援してくださってありがとうございます^^
本気で一位を目指します!


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