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福井県鯖江市河和田地区には古くから伝わる薬味があります。
それも尾花町辺りで伝えられ、各家庭の味で作られ、
それを地元の人たちは『山うに』と呼んでいる。
たつやがこの山うにのことを知ったのは、30代の頃で、
たまたま河和田の方からいただいたから。
その時の印象はモミジおろしのゆず味・・・
と言った感じで、鍋に入れて食べた。
なかなか特徴ある面白い薬味なので、商品化すれば面白いと思っていた。
さて、山ウニとはなんぞや?
柚子と福耳トウガラシ(赤ナンバ)、鷹の爪や塩を
丁寧に丁寧にすり込み、練り上げたもの。
一説によると2時間以上、すり鉢で練っているとのことだ。
なぜウニというネーミングが付くかといえば、
福井の名物で日本三大珍味の「塩ウニ」にそっくりな、
色やカタチなので、そういう名前になったそうだ。
十数年前に、香川のさぬきうどんにハマっていた頃、
現地で『ゆず胡椒』なる調味料を食べた時に、山ウニのことを思い出した。
その後、ゆず胡椒はヒット商品となり、山ウニは商品化されることはなかった。
しかしながら数年前から、河和田地区のおばちゃんたちのグループや、
地域の若者が、この山ウニを商品化し、
今は鯖江の西山公園にある道の駅などで販売をしている。
たつやもいろんな食べものの薬味として、使っている。
鍋やうどんやそばの汁物には鉄板だが、
意外に揚げ物に添えると、油のしつこさが抑えられ、良く合う。
さて、その河和田地区は越前漆器の産地でもあるが、
同地区に『うるしの里会館』という建物の中に、
喫茶『椀椀』がある。
そこで山ウニ丼を食べることが出来る。
平日だったせいか、お客さんはたつやオンリー。
地元のおばちゃんたちの手料理が食べられるランチ。
ヘルシーで美味しいお袋の味で、リーズナブルという三拍子揃っているのに、
お客さんがいないのは実にもったいない。
これが都会にあれば、行列が出来るのではないかとさえ思う。
しばらくしてから運ばれてきた山ウニ丼。
いろんな副食が朱い漆の器に並べられ、
見た目の美しさにまず魅かれた。
メインの山ウニ丼は、朱色の器に、
白の山芋が乗っていて、真ん中に山ウニが添えられている。
見た目も楽しませてくれる。
木製の漆のスプーンで、一口!
ん、んま〜い!!
お米の美味しさ、山芋の甘味、
そして山ウニのさわやかな柚子の香りと、
唐辛子のピリリとした味のハーモニーが広がる。
これはうまい!
あっという間に完食してしまった。
おばちゃん、美味しかったざ〜、ありがとう!
に笑顔で応えてくださいました^^
喫茶『椀椀』
福井県鯖江市西袋町40-1-2(うるしの里会館内)
070-5145-8101
営業時間 9:30〜16:00
定休日:毎月第4火曜日
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