たつやも木工の真似事をしていますが、やっぱりプロは凄い!
ファニチャーホリックの山口さんの工房に行って来ました。
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1990年代半ば頃、池田町の木工の販売所に立ち寄った際に、
幅6cm、長さ35cm、厚さ9mmくらいの木片が量り売りされていました。
手に取ると、木肌が美しい軽い木で、
これを使って何か作ってみたい!と突然思いました。
籠に入れて秤に乗せて、数百円を払って家に持って帰りました。
その頃は電動工具は何にもなく、ノコギリと錐とサンドペーパー、
金槌に釘というもっともシンプルな木工スタートでした。
その時に初めて作ったのが、トイレットペーパーホルダーでした。
ペーパーをカットする部品はサランラップの切るための
金属の刃を再利用し、雑貨店で買った木馬を正面に取り付け、
丁寧にペーパーがけした結構かわいくて
実用的なトイレットペーパーホルダーでした。
そのことがきっかけとなり、どんどん木工の楽しさを知り、
その後は家具やお客さんのキッチンを手掛けたりしたこともありました。
10年ほど前に、木工工房が欲しいと、アメリカ製のキットハウスを購入し、
それをセルフビルドしました。
数年前までは結構、工房にこもって木工三昧の日を送ったこともありますが、
最近ではめっきりそんな時間が少なくなっていきました。
さて、数年前に越前市にUターンしてきた家具職人さんがいます。
ファニチャーホリックという会社の山口祐弘さんです。
たつやにすれば憧れの職業の方です。
ちょっとしたご縁が繋がったのですが、
プロの木工家の人と聞いたら、ますます興味が沸いて、
知り合った日から、あまり日が経っていない日に、
彼の工房を訪ねることとなりました。
工房は越前市の郊外の大虫という地区の
建築会社の倉庫を改造したところでした。
おそらく資材を置いておいた倉庫のようで、
天井が高く、広い空間でした。
こんなところで木工が出来るなんて、素晴らしい環境だと思いました。
最初に事務所で山口さんが作った小物やロッキングチェアなどを
見せてもらいながら、いろんな話を聞かせてもらいました。
ふるさと武生に帰ってきたのは、4年程前で、
自分の会社、ファニチャーホリックを設立したのは、
一昨年の2014年のことなのだそうです。
木と木をつなぐにはいろんな方法があるのですが、
ホゾを切ってつなぐのが基本です。
たつやもそれの真似事はやっていますが、
山口さんがそれをするとモノの見ごとにピッタリあって、
つないだ後はビクともしません!
その後は、いよいよ工房見学です。
いろんな機材が整っていて、見ているだけでわくわくしてきます。
大抵の機械は何をするものなのかわかるので、
余計に楽しくなってきます。
大きなパネルソーまであるのには驚きました。
2階は木材の倉庫になっています。
ブラックチェリーの無垢板がありました。
こんな贅沢な材料を使って、山口さんに家具に仕上げてもらったら、
それは最高でしょうね!
それにしても、山口さん、
とっても穏やかで真面目な木工アーティストさんです。
それに何かカッコイイ!
もっといろんなことを話してみたいと思いました。
実は、たつやは山口さんに小物をひとつオーダーしてあります。
もう出来ているという連絡をいただいたのですが、
バタバタしていて、まだ取りに伺えていません。
またもらってきたら、このブログでも紹介したいと思います。
山口 祐弘 (やまぐち ゆうこう)さんの経歴
昭和50年 福井県越前市生まれ
平成10年 近畿大学 生物理工学部 機械制御工学科卒業
建設機械メーカー(株)タダノ入社 設計開発を担当
平成17年 同社退社
長野県立上松技術専門校 木工科入校
平成18年 同校卒業
特注家具メーカー(有)シティング入社
平成22年 同社退社
越前指物工芸入社
平成24年 同社退社
Furnitureholic設立
Furnitureholic ファニチャーホリック
福井県越前市大虫町6-2
Tel/Fax:0778-43-5375
e-mail info@kaguchuudoku.com
http://www.creema.jp/c/furnitureholic
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