すごく惹かれたレストランがあった。
古いアーケードの商店街を当てなくブラブラ歩いていた時
ある看板がたつやに語りかけてきた。
うまいよ〜この店、
という波動が伝わってきて、誘っているのだった。
でもその日は食事は既に終えていたし、
夕食を食べて帰れるような時間の余裕もなく、
少ない後ろ髪を引かれながらも八日市を後にした。
連休中にバイク仲間と一緒に琵琶湖ツーリングに出かけた時に、
念願のABC食堂に行くことができた。
あの時たつやを誘惑した看板が
青空をバックに誇らしげに掲げられている。
木製のドアを開けると間口は広くないが奥に深い店内で、
白い漆喰の壁と天井の磔を出した空間が現れる。
真ん中にはかなり大きなテーブルが置いてある。
窓側にテーブル席が三つ、奥にひとつ。
少し迷ってメニューの中から本日のランチと公民館をオーダー。
置いてあったメニューにはたくさんの魅力的な
ランチやアラカルトが並んでいるのだが、
ふたつだけ不思議な料理名があった。
大抵のものは想像できる料理内容なのだが
公民館というメニューと村川というメニュー。
説明によると村川はコロッケ(メンチカツ)+ポークビーンズ+
野菜サラダのようだ(もちろんスープとご飯orパン付き)735円
やって来ました公民館。
ジューシーなオニクがたっぷり詰まったメンチカツ+
かわいいグラタン皿のコキール+野菜たっぷりの美味しいサラダ
+パン+スープで735円
これがなぜ公民館という名前なのかと店の若い女の子に尋ねたら、
その昔、公民館の人がよく食べたからという答えだった。
すかさず村川は村川さんが好きだったの?と聞くと、
はい!そうですという答え。
ヨッシャ〜。
これからABC食堂に毎日通って一年後には
たつやというメニューを増やすぞ〜などという
アホなアイデアが湧いてしまう
本日のランチ(はっきり言ってめちゃお得です)
野菜サラダ+オムレツ+付け合せの野菜+
マッシュポテトのハッシュドビーフがけ+
ごはん+スープ+珈琲で、閉めてジャスト1000円
どちらもホントに美味しい由緒正しい昔ながらの洋食でした。
それにしてもお得なランチです
ちゃんとひとつひとつ丁寧に作られていて、感激しました
ちょっと遠いですが、八日市近辺に行ったら、
また食べてみたいお店です。
ABC食堂
滋賀県東近江市八日市本町15-17
0748-22-0164
営業時間 : 11:30〜14:00 18:00〜22:00
定 休 日 : 木曜日