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9月14日に『まちかど歴史浪漫コンサート』を鯖江市深江町にある
曹洞宗の古刹、萬慶寺(ばんけいじ)の本堂にて開催しました。
このまちかど歴史浪漫コンサートは鯖江市の事業ですが、
数年間から市民主役事業のひとつとして、
民間が主管して行う形式を取っています。
弊社、藤田印刷所として、印刷業だけではなく、
イベントやライブ、パーティなどの企画運営も行っているので、
4年前から、毎年企画書を出して、内容や効果、収支案、
そしてどうして民間でする価値があるかなどの審査を経て
企画・運営をさせていただいています。
鯖江市の文化財を使用し、夜間のライトアップなど、
市側からのいくつかの制限はあるのですが、
基本は、自主企画が中心として開催が出来ます。
萬慶寺は鯖江藩主間部(まなべ)家の菩提寺でもあり、
7代藩主の間部詮勝(まなべあきかつ)公が描いた天井絵が有名です。
最初にご住職の久我先生からお寺や天井絵の説明をしていただきました。
「どうぞ、畳にゴロンと横になってご覧ください」
という話で始まり、会場が和みました。
たつやはこのまちかど歴史浪漫コンサートは、
従来の音楽だけの事業ではなく、歴史講演会を織り交ぜたカタチで、
企画・運営をしてきました。
それは、音楽ファンと歴史ファンでは年齢層がかなり違うということで、
これをきっかけに幅広い年齢の方たちに、
鯖江市の文化財の素晴らしさや、
歴史・文化に興味を持つきっかけとなればいいと考えたからです。
昨年までは歴史講演会と音楽ライブを一部・二部と続けて開催したのですが、
長時間に渡って、お客さんにも出演者側にも迷惑をおかけしたことを反省点とし、
今年のまちかど歴史浪漫コンサートは会場は同じですが、
一部、歴史講演会を午後2時〜、二部、音楽ライブを午後7時〜
と完全に切り離して企画しました。
今までの会場に比べると若干狭いので、お客さんの数が限定されるため、
2部制の入れ替えをすることで、人数が倍のキャパになることも、
その理由のひとつでした。
さて、今年のまちかど歴史浪漫コンサートの第一部は、
三国町出身の歴史小説家、中島道子先生のお話でした。
「三国で語られるおはる狐」という意味深なタイトルです。
ところがお市は生きていた・・・
北の庄城で柴田勝家と亡くなったとされているお市だが、
実は城から足羽川までの地下通路を使って、早船で秘密裏に三国まで運ばれた。
勝家とお市は年齢が20歳ほども離れていて、ましてや天下の信長の妹、
その人を死なせるわけにいかない。
何としても生き延びて欲しいと願っていた。
三国の海辺では、近頃この世の人とは思えない美しい女がいる。
あれは狐が化けているのではないかと、人は噂した。
それが今回の題目となった「おはる狐」である。
その後、お市は三国の3軒のお寺で匿われ、
数年後に密かに伊賀上野の山中へ逃れた。
その村では、今でもお市はここで亡くなったという・・・。
密かにお市を守っていたのは、浅井長政の部下たちだった。
何と浪漫のある話だろうか!
中島先生は自分の足でいろんなところへ取材に行き、
この話を本に書いたのだそうです。
知らなかった歴史の面白さに目覚めた人も多かったみたいです。
集まった100人近いお客様もとても満足されていました。
2部は、たつやが大好きなアーティスト。
岡崎倫典さんのアコースティックライブでした。
日本を代表するアコースティックギタリストの倫典さんは、
オリジナルから、クラシック、ポップス、演歌、洋楽まで
幅広いジャンルの曲を演奏してくれました。
音響は倫典さんがお気に入りの越前市の棚田さんにお願いしたこともあってか、
本当に素晴らしい音を作ってくれました。
会場を埋め尽くした140人のお客さんからは大絶賛でした。
後から、このライブで心が安らいだり、幸せな気持ちになったり、
元気になったり、生きる力をもらえたり・・・
など、本当にうれしい言葉をたくさんいただきました。
演奏終了後、倫典さんとスタッフさんとで、反省会に行ったのですが、
会場の素晴らしさや環境の良さ、
そしてお客さんから伝わって来る温かい波動が素晴らしかったと
とてもご満悦で、喜んでいただくことが出来ました。
個人的なお付き合いでかけつけてくださったお客様がとても多く、
本来ならば、おひとりおひとりにお礼を申し上げるべくところ、
この場を借りて、御礼申し上げます。
連休の中日というお忙しい時期にも関わらず、
メールやフェイスブックで呼びかけていらしてくださったこと、
心より感謝しています。
本当にありがとうございました。
また来年も企画が通れば、是非いらしてくださいませ。
また面白く、勉強になる歴史講演会と、
素敵なライブを企画したいと思っています。
いつもありがとうございます。
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