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グリーンカフェは『町家ギャラリー栖水舘』の一部を借りて、運営している。
たつやは、カフェの裏側にあった5つの蔵を見せてもらって、
150年の歴史と、そのあまりにも立派な蔵が並んでいる様子に驚いた。
お茶をした後、表側に回ってみると、
そこが栖水舘となっていて、一階にはこの家の家主さんが
描かれた絵が展示されていた。
東京で長い間、証券会社に勤めていた家主さんは、
今はこの小浜に戻ってきて、好きな絵を描いているらしく、
半分東京半分小浜という生活形態をとっていると言う。
ちょうど放生祭の絵がたくさん展示されている。
感心して、絵を眺めていたら、そこにいた品のある女性から、
「2階も是非ご覧になってください。」と声をかけられた。
2階は大きな座敷があって、そこには古い美術品や工芸品が並べられていた。
最初に目が留まったのは、古九谷の赤絵の焼き物だった。
以前に加賀市の九谷焼美術館で見たような繊細な赤絵が施されたものが、
表現はあまり良くないが、無造作に並んでいた。
栖水舘の女性スタッフさんは、
「良かったらどうぞ手に取ってご覧ください。」
とったつやに言ってくれた。
「ホントに触ってもいいんですか?」
「はい、持ち主の方もそうおっしゃっていますから遠慮なく」
両手で包み込むように、そっとその器を手にした。
古美術品の良し悪しなんてほとんど分からないが、
持った瞬間に、すごくいいものだと感じた。
次に心魅かれたのは、香遊びをしたという漆の小箱だ。
大きさと言い、カタチと言い、デザインと言い、実に可愛い工芸品だ。
こんなモノで遊んだ人はどんな人なのだろうか?
ちょっと想像するだけで、楽しくなってくる。
地元、小浜の若狭塗の工芸品も手の込んだモノばかりで、
昔の職人の技と魂を感じるものがずらりと並んでいた。
いずれも、直接触れることが出来た。
「どちらからお見えですか?」と聞かれ、
「鯖江からです」と答えると、
表情がさっと変わって、
「牧野さんはお元気ですか?」
と聞かれた。
牧野さんとは、今の鯖江市長牧野百男さんのことだ。
小浜に来て、たつやが鯖江の人だと知ると、
かなりの確率で、百ちゃんは元気?とか百男さんによろしく!
とか言われることがあって、正直驚いている。
牧野百男さんは、鯖江の市長をする前に、
2年間だけ小浜市の副市長をされていた時期がある。
たった2年間、しかも市長ではなく副市長という立場でありながら、
小浜の人たちのハートをがっちり掴んでいるのだ。
たつやも牧野市長のことは大好きで、最も尊敬している人なので、
そういうことを聞く度に、誇りに思うと同時に、とてもうれしくなる。
この栖水舘の女性スタッフさんも、牧野百男ファンだと言ってくれた。
牧野市長の話になると、とても饒舌になり、想い出話をたくさんしてくれた。
魅かれた入ったグリーンカフェ、そこから続く栖水舘、
築150年という町屋の良さと、家主さんの小浜の絵画、
そして古い伝統工芸品の数々・・・
益々、小浜に惹きこまれていくような気がする。
栖水舘(せいすいかん)
福井県小浜市酒井95-2
TEL:0770-52-1503
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