おかげ様で本当に久しぶりに北陸のブログランキングで1位になれました。
気にしないでおこうと思っていても、やっぱり覗いてしまうたつやです。
いつも応援感謝しています。

鯖江市には鯖江が世界に誇る伝統野菜があります。
その名は吉川ナス。

お恥ずかしい話ですが、この吉川ナスを意識するようになったのは、
せいぜい5.6年くらい前からのことです。
たつやが時々出かけているマーシンという地元のレストランでは、
この時期、何気に旨いナスを贅沢に使っていたりするので、
食材は何かと聞くと吉川ナスだったりするのです。
マーシンさんからこのナスをいただいたり、
最近では鯖江の道の駅や市民ホールつつじでも販売しているので、
晩ご飯用に買って帰ったりします。

この吉川ナス、めちゃめちゃ美味しいのですが、
ちょっと調べてみたら、すんごい歴史や物語があったのです。

吉川ナスは、鯖江市内で生産されている伝統野菜で、栽培の歴史はかなり古く、
諸形質の類似性および地理的・文化的なつながりからみて、
京都の「大芹川」(賀茂ナス)とは類縁関係にあるとみられています。
ソフトボール程度の大きさに育つ吉川ナスは、
黒紫色で光沢が良いため、黒い宝石のようです。
外皮が薄く、肉質は締まっていて緻密で煮崩れすることがないので、
油との相性も良く、田楽に適しているが煮物や漬物にも使われます。
生産全盛期には、リヤカー一杯の吉川ナスが関西方面に
続々と出荷され人気を博していましたが、吉川ナスはその高度な栽培技術や
伝統野菜であるが故の種の毎年の自主確保などが障害となり、
農業の衰退に伴って栽培農家・出荷数量ともに激減していきました。
平成も20年を数える頃には栽培農家は市内で1軒のみとなり、
地域の宝である伝統野菜としての継承も危ぶまれるようになりました。
こうした背景を受け、市内農家有志が立ち上げたのが伝統野菜等栽培研究会です。
ただ1人吉川ナスを守り続けた農家から種を譲り受け、
育苗から収穫までの間に定期的な栽培講習会を開き、
栽培技術の向上・生産量の増加に努めています。
失われつつあった鯖江の伝統野菜を後世に継承していきたい、
多くの人に食べて欲しいという思いがつまった吉川ナスを
みなさんでぜひ応援してください!
さばえおいしいもの応援団フェイスブックページより抜粋

先日、鯖江の道の駅で販売されている
吉川ナスバーガーを食べに行って来ました。
友だちの何人かがフェイスブックページに写真をアップしているのを見て、
これは絶対に美味しい!と確信しての行動です。
たつやの会社から道の駅までは歩いて5分というめちゃめちゃ近所なのです。

カメラ片手に道の駅のレストランに行きました。
ちょっと怪しい客かもしれません^^;
目的は吉川ナスバーガー一点に絞っていたので、
迷うことなく、自動販売機で食券を買いました。
思わす、え〜!安〜い!
金額は280円しかも税込でした。
たつやは今までご当地ハンバーガーや、
大手ではない個人商店の手作りハンバーガーを何度か食べていますが、
鯖江の吉川ナスバーガーは格安だと思いました。

もちろん安くて美味しければ、ますます吉川ナスファンが増えて、
若い人から年配の方までが、この食材の素晴らしさに気が付いてもらえるので、
消費者としたら、こんなにありがたいことはありません。
カウンターで食券を出して、待ちます。
数分後に、「吉川ナスバーガーのお客さまぁ〜」と呼ばれます。
おお!見た目も美しいじゃないか!
しばらくモデルになってもらい写真を撮ります。
それにしても吉川ナスの大きさって、
ハンバーガーにはもってこいの大きさなんです。

中を開くと、鳥そぼろ味噌ソースと吉川ナス、トマト、
薄切りされたグリーンマロー(これも鯖江特産です)
レタスに辛子マヨネーズがかけられていました。

いっただきま〜す。
ガブリといただくと、ナスのジューシーさと、トマトの酸味、
とりそぼろ味噌味と辛子マヨネーズの何とも言えない
複雑な美味しさが口の中に広がります。
これは旨い!
新しい鯖江の名物として、十分にポテンシャルがあると思います。
まさに地産地消の名物ご当地バーガーに相応しいと感じました。
バンズは鯖江が誇るパンの老舗、ヨーロッパンキムラヤ製というのがいい!
しかも吉川ナスが採れる時期の10月までという限定というのも、
学生さんでも気軽に食べられる金額というのも話題になると思います。
これは実際にホント美味しかったですね。
でも、たつや的には辛子マヨネーズの量がもう少し少ない方が、
ナスの味を感じられるのではないかと思ったので、
次回頼む時はマヨネーズ少な目でオーダーしようと思っています。

でもこんなに美味しいものが食べられるのは、
吉川ナスをただ一人、栽培続けた農家の方がいらっしゃったこと、
またそれを周りの人たちや行政が一緒になって応援したことのおかげだと思います。
これは鯖江の道の駅だけで吉川ナスが生産される10月くらいまで、
食べることが出来ます。
鯖江に来られた時には、是非食べてみてくださいね〜。
たつや★★★です^^

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ココ


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おかげでこんなに美味しいナスを食べることが出来ます。
生産量がまだまだ少ないのが現状ですが、もっとこれを作る農家さんが増えるといいですね。
売れれば作るモチベーションもアップしますもんね^^