2007年04月24日

フカヒレとアワビのスープ

thai002.jpg

バンコックの中心街からチャイナタウンまでは、
そう遠くはないがウィークデイの昼間は特に渋滞がひどく
夜なら10分なのに平気で一時間近くかかってしまう。
そのためタクシーを止めてもヤワラー
(チャイナタウンの有名な通り名)
と言うと乗車拒否をされることも少なくない。

中にはメーターでなく口頭で料金交渉をしてくる
運ちゃんもいるが、料金は通常の倍から三倍。
そんなときはドアを閉めて次のタクシーを待つが、
今回はどうしても行きたい中華料理店があったこともあって、
1.5倍ほどの料金で乗せてもらうことにした。

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知る人ぞ知るヤワラーの名店。
満州系華人の主人が30年ほど前に開業し、
味にうるさい華人の町でずっと人気を保ち続けてきた実力派だ。
店がまえはくすんでいるが味は抜群。
フカヒレや鮑などのシーフードや点心も
リーズナブルな値段で楽しめる。


ガイドブックにはこう記されている。
これは絶対に行くっきゃないでしょ!?

タクシーを降りて店を探す。
道行く人に
「ティーナイ フアセンホン?(フアセンホンはどこ?)」
と聞くがよく分からないようだ。
通りにあったコンビニエンスストアの
レジを打っていた兄ちゃんに聞いていたら、
たつやの後ろにいたおばさんが、
「知ってる知ってる、着いていらっしゃい」
と身振りで教えてくれた。
(タイの人は親切な人が多いですよ)

和盛豊(フアセンホン)はヤワラー通り沿いにあった。
うっかりすると通り過ぎてしまう。
とても外観からは超有名店には見えない。

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中に入ると暗い店内にライト付きの
赤いメニュー看板がやたらに目立つ。

メニューはタイ語と一緒に漢字が書いてあるので、わかりやすい。
日本ではなかなか(というかまったく食べられない)
口に入らないモノを選ぶことにした。

当初の目的通り、フカヒレのスープ
それにが入っているものをチョイスした。
それにガイドブックイチオシの
カオパットプー(蟹入り炒飯)。
デザートに燕の巣のスープを選んだ。

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待つこと、十分ほどで出てきたフカヒレと鮑と蟹のスープ!
器の下に炭火が入っていてグツグツ。
一番小さいサイズをオーダーしたが、かなりの量。

そ、それにこの贅沢な切り方のフカヒレと鮑!がく〜(落胆した顔)わーい(嬉しい顔)

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レンゲでそ〜っと口に運ぶ。

なんじゃ〜これぇ!パンチ

思わず目をつぶって、舌先に神経を集中する。
美味しい食べ物は五感を使っていただくけど、
やっぱりその瞬間だけは味覚に集中してしまう。

続いて出てきたカオパットプー
ワタリガニの身がまるまる一匹入ってるの?
と思えるくらいの量。

しかもご飯はパラパラ。
一粒一粒にちゃんと火が通っている。

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マジうま激うま

やたらうなずいたり目をつぶったり
集中して食べていたら視線を感じて顔を上げた。
店員さんたちがどうやら「変な日本人が来てる
と思われたようだ。

初めて食べる燕の巣のスープ
かわいいコーヒーカップみたいなのに入って来た。

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食感は、細かくした白キクラゲって言う感じ。
甘くて口当たりはスッキリしている。

食べ慣れると美味しいのかもしれないが、
たつやの好みとまではいかないかな。

シメテ700バーツ
日本円に直して2300円

屋台で食べる汁そばや焼きそばが20〜30バーツくらいだから、
この700バーツが高いか安いかの判断は難しいところだが、
たつやには、十分納得・大満足の『和盛豊』でした。

写真はチャイナタウンの路地裏の中華食材やさん

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和盛豊(フアセンホン)
371-373 Yaowarat Rd
TEL 0-2222-0635
午前8時〜午前1時 無休
posted by たつたつ・たつや at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・海外編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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