2014年03月12日

龍泉刃物のステーキナイフ

覗いたついでに応援してくださ〜い。
また上位を目指します!あと20人ほどご協力いただけましたら^^

人気ブログランキングへ




星野リゾート軽井沢ホテル・ブレストンコートの浜田統之シェフが
フランス料理のワールドカップと言われる
ボキューズ・ドール国際料理コンクールに出場が決まった時に、
越前市にある打ち刃物の老舗、龍泉刃物の増谷社長にステーキナイフの開発の相談をしました。

写真00881.jpg

浜田シェフの得意な料理のひとつに
薄くスライスしたキノコや野菜のミルフィーユ仕立てがあり、
市販されているナイフで切ると潰れてしまったり
切り口がボロボロになってしまうことに不満を持っていて、
良く切れるステーキナイフを探していました。

写真00880.jpg

以前から厨房で使う包丁は龍泉刃物のものを使っていた浜田シェフは
その品質の良さに絶大な信頼を持っていたからです。
増谷社長は、良く切れるナイフならお手の物と、
すぐにミルフィーユをつぶすことなくスーっと一度引いただけで切れるナイフを試作し、
浜田シェフに送りました。
戻ってきた答えはNGでした。
それは切れ過ぎることにありました。

写真00884.jpg

たつやも時々やってしまうことがあるのですが、
ナイフとフォークを使って食べる際に、
ソースをナイフの上に乗せて舐めることがあります。
お客さんがどのように使うか分からないので、
口の中を切ってしまうようではいけないのです。

そこから増谷社長の試行錯誤が始まりました。
そして刃を付ける場所を限定したり、角度を調整したり、
様々な試作品を作り、1年以上の年月を経て、ようやく完成しました。

写真00885.jpg

そして第14回ボキューズ・ドール国際料理コンクールに於いて、
日本代表の浜田シェフは日本人として初めて第3位になりました。
その時に使用されたのは龍泉刃物のステーキナイフでした。
その時に各国から24名の審査員がいたのですが、
何とその半数がステーキナイフを持ち帰ってしまったのだそうです。
(ある意味、そっちの方が驚きますが・・・)

写真00875.jpg

その後、このステーキナイフは「ガイアの夜明け」やNHKの「先よみ」などの番組でも紹介され、
一本19800円という価格に関わらず、限定600本を数日で完売しました。
毎日のように問合せや注文が相次ぎ、追加注文は3ヶ月待ち、6ヶ月待ち、
ついには1年待ちという状況になり、
今年に入って注文を打ち切らざるを得ない状況になりました。
たつやが龍泉刃物さんへ遊びに行った時には、1年待ちという状況でしたが、
今は残念ながら買うことが出来ません。

写真00877.jpg

さて、もともと龍泉刃物は打ち刃物でも包丁がメインです。
刃物好きなたつやにとって工場見学は夢のような時間でもありました。
増谷社長に説明していただきながら写真に収めていく・・・。
日本刀を作る技術がそのまま越前の刃物に残されていました。
真っ赤に焼いた鉄に鋼を貼り付けてハンマーで叩いて金属同士をくっつけます。
このスピードや温度が刃物の切れ味や強さを決定してしまうのだそうです。

写真00879.jpg

これが出刃庖丁になります。

写真00883.jpg

一本一本、こうして叩き成形し、粗砥ぎを繰り返し仕上げていく工程を見ると、
包丁一本が数千円、数万円しても当たり前、むしろ安いとさえ思えました。
しかも自分で砥ぐことが出来れば、一生モノです。
例え砥ぎに出したとしても安いものです。
龍泉刃物で作った包丁であれば、いつの時代に作られたものでも砥いでもらえます。
(有料ですが)

写真00876.jpg

たつやはステーキナイフ開発の原型とも言える
このぺティナイフ(一番下)を一本分けて貰いました。
実にカッコイイぺティナイフです。

写真00872.jpg

家に帰ってからミニトマトを切ってみて驚きました。
厚さ0.3mmくらいでトマトが切れるのです。
1mmあれば3枚切れます。
目には見えませんが細胞までスパッと切れる感じがします。
料理をしていて包丁が切れないのはストレス以外なにものでもありませんが、
これを使えば楽しくて仕方ありません。

写真00878.jpg

わが福井県にはこの丹南地区には実にたくさんの伝統産業があります。
どこも素晴らしい技術と歴史がある素晴らしい産業であるにも関わらず、
後継者不足や安い中国製品に押されて売り上げが落ち込んでいます。
しかしながらそれぞれの産業のポテンシャルは限りなく大きく、
何かのきっかけで世界に売る事が出来るのだと思います。

写真00873.jpg

たつやももっともっと地元のことを知って、
少しでも多くの人にその良さをお伝えしたいと強く思いました。






以前のようになかなか毎日更新することが出来ませんが、
たくさんの方に応援いただいて、いつも上位にランキングいただいています。
また、どうぞ応援してやってくださいませ〜


いつもありがとうございます。
あなたの応援クリックがたつやの元気の素ですぴかぴか(新しい)

ココバッド(下向き矢印)をちょちょっとクリックしてね(は〜と)

人気ブログランキングへ

2310記事目



posted by たつたつ・たつや at 22:42| Comment(4) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
オールダマスカスステンレスナイフ 値段 いくら?
Posted by 福田秀明 at 2015年11月18日 22:52
福田秀明さま
2万円くらいからだと思います。
ペティとか愛用していますが、めちゃめちゃいい感じです。
Posted by たつや at 2015年11月19日 18:11
昨日のテレビで拝見し、絶対欲しいと思いました。主人がドイツ人でしたので、、ドイツのナイフが主でした。でも昨年主人を亡くし、ドイツに行くことも無いでしょう。ぜひ私の使う一本でもよいので、出来れば購入したいと思っております。
Posted by 浪岡 延子 at 2015年12月02日 10:49
浪岡延子さま、ご訪問&コメントをありがとうございます。お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
私の姉も26年ほどベルリンに滞在していました。今は鹿児島に住んでいますが。
このステーキナイフ、ものすごい人気でして、数年待ちという状況です。それでもよろしければ聞いてみることも可能です。

ご希望でしたら、メールをくださいませ。
junchan.p@vega.ocn.ne.jp
Posted by たつや at 2015年12月22日 10:41
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック