神無月は旧暦の10月。
ここ出雲ではその時期を神在月という。
日本全国の八百萬の神々が出雲の国に集まる月とされる。
他の土地では神様が留守になるので神無月という。
そしてその神々が集まってくるのが、ここ稲佐の浜と言われている。
いろんな出雲の旅ガイドブックを見ていても、
必ず稲佐の浜が紹介されていて、
是非ともここだけは行っておきたいと思った場所だ。
神話では、天照大神(アマテラスオオミカミ)より、
国譲りの使命を受けて高天原から下った建御雷命(タケミカヅチ)と、
出雲を支配していた大国主神(オオクニヌシノカミ)が、
砂に太刀を立て、国譲りの相談をしたといわれている。
出雲大社からはクルマで10分ほどの距離で、
30台ほどが停められる駐車場があった。
満車だったが、たつやと入れ替わりのように
出ていくクルマがあって、すぐに停めることが出来た。
少し雲が出ていたが、この時期としては明るい日だ。
目の前に弁天島が見える。
浜から吹く冷たい風に吹かれてながら、渚まで歩いた。
寒いけど、雲の間から射す日が心地よく、とても幸せな気分になる。
この弁天島は古くは「沖御前」といい、遥か沖にあったといわれている。
昭和60年前後までは、島の前まで波が打ち寄せていたが、
近年急に砂浜が広がり、現在では島の前まで歩いていける。
弁天島の上には鳥居と小さな祠がある。
どのようにしてあの上に作ったのだろうか?
海に向かって、目を瞑り両手を広げると
太陽だけではないエネルギーを感じる。
60年に一度の式年遷宮の年の神在月に
ここ稲佐の浜に来ることが出来たことを想うと
あらためて感謝の気持ちでいっぱいになった。
こうしてブログに写真をアップしてみると、
稲佐の浜の上空からのエネルギーを感じますね。
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ラベル:島根県