設立は 1917年(大正6年)5月19日。
間もなく創業100年を迎えようとしている。
1976年(昭和51年)に
日本で初めて蒸気機関車の動態保存を始めた鉄道で、
現在でもほぼ毎日運転されている。
国鉄が無煙化を進め、
国内から走っている蒸気機関車が見れなくなるという時代に、
大井川鐵道は、敢えて古い電気機関車や蒸気機関車を譲り受けて、
それらの車両を実際に今でも現役で使用している珍しい形態の鉄道だ。
そのため映画やドラマのロケに使われることが多い。
実際に昭和20年代に走っていた客車がそのまま蒸気機関車に引かれている。
たつやが北海道を訪れた昭和49年では、
ほとんど変わらない車両が使われていたので、
何とも言えない懐かしさを感じた。
大井川鐵道は、金谷駅から千頭駅までの39.5km間、
風光明媚な中を悠然と走る蒸気機関車を見ることが出来る。
茶畑が続く丘と、大井川沿いの緑の中を、
煙を吐きながら、気持ち良さそうに走っている。
千頭駅では、ちょうど蒸気機関車の進行方向を変えるべく、
ターンテーブルと呼ばれる回転台を操作していた。
操作と言っても、「えっ!?」と思われる光景が繰り広げられる。
客車からの連結を外した蒸気機関車だけが、回転台へ向かう。
回転台の中央に停めると、乗務員が集まって、手動で回転台を動かすのだ。
気温35度の中での作業は、見ているだけでも汗が出る。
そういえば機関室にいた若い運転助手に聞いたら、
窯の前は70〜80℃にも達するのだそうだ。
実にハードな仕事だ。
これは好きじゃないと、絶対に出来ないだろう。
1949年(昭和24年)日立製作所製のE10型電気機関車を運転しているのは、
若い女性運転手だった。
バックで客車と連結の作業を見ていたが、
客車に一切の衝撃を与えることなく完璧なまでの連結だった。
大井川鐵道は、本当に鐵道好きな社員さんが集まっているのだろう。
蒸気機関車や電車がとても大事にされて、愛されていることは一目瞭然だ。
たつやのような元SLマニアや現役鉄ちゃん、鉄子にはたまらない
魅力溢れる大井川鐵道だ。
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