お店の名前は『ぽんた工房』という。
名前だけ聞けば、ここがそば屋さんだとはちょっとわからないだろう。
実はこのお店はそば屋さんだけでなく、名刺を見ると
『母と娘のハンドメイド水引 伝統の技から創作デザインまで』
と書いてある。

お店の前には、たつやの世代には懐かしいスバル360が展示されている。
通称テントウムシ。
ちゃんとナンバーが付いているのがまたいい。

まるで知り合いの家を訪ねるかのように、お店に入る。
中に入っても、ここがそば屋という感じではなく、
やっぱり友達の家に遊びに来たと錯覚する。
名刺の通り、たくさんの水引細工が並んでいる。
メニューの中から、おろしそばセットを注文した。
価格は1000円。
何やらそばがきとそばの春巻が付いて来るらしい。

しばらくすると、前菜風のお惣菜が出てきた。
この日はうぐいす豆と高野豆腐の間に肉団子が挟んだもの、
それに帆立の味付けしたものが出てきた。
ひとつひとつ手作りしたお惣菜は、優しい味付けでお袋の味だ。

そして運ばれてきたおろしそば。
注文の際に、そばは大盛にして欲しいとお願いしたが、
うちのそばは量が多いから普通でいいんじゃないですか?
とアドバイスをもらったので、普通を頼んだのだが、これが正解だった。

確かに普通のお店で食べる量よりかなり多目で十分の量があった。
ぽんた工房の娘さんが打ったという十割そばは、
エッジが効いた腰のある麺で、女性が打ったというイメージではなく、
力強いそばだ。
蕎麦の上に粗くおろされた大根おろしと鰹節、ネギがたっぷり。
ダシだけが別で出される。
鰹が効いたさっぱりした味のダシだ。

そばを半分食べた頃に出てきたのが、そばがき。
正確に言えばイナリそばがき?だろうか。
うすアゲの中にそばがきが入っている。
これは新しい食べ方で、たつやも初体験だ。
美味しい!

またおろしそばに戻って、そばを楽しんでいると、
今度は春巻と枝豆が出てきた。
切り口を見ると中から蕎麦が見える。
わさび塩をちょっと振っていただく。
揚げたてでサクサクで、これも新食感!


あ〜、これは確かに大盛にしなくて正解だった!
と思っているところに運ばれてきたのは、
そばプリンとビワミンという健康ドリンク。

これで1000円は拍手モノです^^
但し、決して大きなお店ではないので、
何人かで行く場合には予約をされた方がいいと思います。
お昼は11時半から2時くらいの営業で、夜は完全予約だそうです。

ぽんた工房
福井県鯖江市有定町2丁目1-7
0778-51-5985
営業時間:11時半〜14時 夜は予約
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ココ


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