2012年08月15日

丹後半島の旅・日吉神社@宮津市

宮津市内の旧道を選んで適当に車を走らせていると、
その辺りに神社があるような気がした。
別に第六感があるという訳ではないが、いろんな町を旅していると、
どういう場所に神社やお寺があるか?などということは、
パターンが決まっている。
それにそういうことを意識して町を歩くと、
いかに日本にはたくさんの神社仏閣があるのだろうということにも気が付く。

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宮津の裏路地を右に折れると、目の前に鳥居があって、
何とそのすぐ後ろに線路の鉄橋が見えた。
おっ?最近神社好きのたつやと昔鉄道少年だったたつやには
ぴったりの風景ではないか!?


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神社の右手にあった駐車場に車を停めた。
山王宮日吉神社という名前の神社だった。
どうやら格式高い神社みたいだ。
正面に回ると、桜のご神木がある。
説明文を読んでみると、こう記されていた。

含紅桜は江戸時代初期の延宝四年(1676)に宮津藩主であった永井尚長が命名した桜で、
ヤマザクラの仲間ではないかと分類されていますが、
枝は美しく垂れさがり、開花後日を重ねると共に薄紅色に変化してゆき、
やがて艶やかな桜吹雪を散らせます。
この桜はその当時すでに見事な花を咲かせ、藩主はこれを含紅桜と名付けました。
やわらかな紅色に染まる桜の意でしょうか・・


何の知識もないまま訪れたのだが、本当に歴史ある立派な神社のようだ。
ただ石段を上がって、本殿がある広場に出ると、ぱっと開けて明るい感じがするのだ。
どちらかと言えば、威厳があるというより、表現は適当かどうかわからないが、
楽しい感じがして、それがたつやにとってはとてもいい感じなのだ。

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神社で笑ってはいけないのかもしれないが、
この狛犬さんを見て、思わず「か、かわいい〜ハート(トランプ)
最近は神社めぐりをしていて、いろんな狛犬を見ているが、
これほどまでにユニークでかわいい狛犬は初めてだ。

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本殿も何となく明るい。
ちょっと庶民的な親しみを覚える感覚がちょっと不思議だった。
他の末社にある狛犬も何処かユニーク。

DSC_0046.jpg DSC_0047.jpg 

帰り際に土俵を見つけ、その前の看板を読んでやっと理解出来た。
この宮津の日吉神社は、赤ちゃん相撲で全国的にも有名な神社だったのだ。
なんとこの日吉神社は江戸時代から続く伝統的な行事で、
赤ちゃんが神様と相撲を取れるのだそうだ。

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赤ちゃん「初土俵入」は山王宮境内にある杉末神社の例祭に執り行われる神事で、
化粧廻しを付けた幼児が見えない神様を相手に相撲を取るという、
全国でもきわめて珍しく、また可愛らしい神事といわれています。
宮津の町では江戸時代初期から地元力士により奉納花相撲が執り行われていました。
その影響を受け、江戸中期に氏子中の有力な家々が屋号などをもとにした化粧廻しを作り、
その息子たちを土俵に上げたのが始まりです。
神社に残る文献によりますと延宝九年(1681)より「花相撲仕り・・・」とあり、
その頃から寛政年間(1789)にかけて徐々に現在の形が作られていったと考えられます。
旧家には昔使われた化粧廻しを残す所もあり、
またその一部は神社に寄贈され保管されています。
初土俵入は見えない神様と相撲を取る神事です。
神様を土俵際まで押し出そうとしますが、押し戻されて赤ちゃんは負けてしまいます。
しかし、神様と相撲を取り、
神聖な土俵の砂をお尻に付けることで健康を授かるという微笑ましい神事です。

日吉神社HPより抜粋

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宮津城下を見下ろす丘の上を神域として平安の御代より宮津郷を鎮護する山王宮日吉神社。
神域は樹齢一千年ともいわれます椎の御神木をはじめとした巨木に囲まれ、
ご本殿を中心に八社の摂・末社が鎮まります。
ご本殿や幣殿また神輿、灯篭にいたるまで、神域の多くは歴代の宮津城主が再建寄進したもので、
山王宮と宮津藩との深い繋がりを方々で窺うことができます。
江戸時代初期に再建されたご本殿は京都府指定文化財に、
また神域全域は文化財環境保全地区に指定されています。
境内は四季折々の美しい花々や野鳥のさえずりに包まれ、
清らかで心癒される神域として古来変わらずに神々しい環境が守り続けられています。


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機会があればその赤ちゃんが神様と相撲を取る様子を見に行きたいなぁ。。。

山王宮日吉神社
京都府宮津市字宮町1376
0772-22-3356




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信州の友人の別荘へお邪魔したり、相変わらずぶらりと気ままに・・・
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ラベル:京都府 神社仏閣
posted by たつたつ・たつや at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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