2012年08月09日

丹後半島の旅・廃校編

左手に日本海を臨む道は快適で、
初夏の心地よい風を運んでくれる。
エアコンをつけて走るより、窓を全開にして走る方が絶対気持ちいい。

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たつやは旅先で、美しい景色によく出会えると自負していると同時に、
いろんな鼻が利くと思っている。
この路地を入ると何か面白い風景が広がっているはず・・・だとか、
このお店の雰囲気は絶対に美味しいに決まっている、
この辺りには神社やお寺がある、
などという勘は、ほぼ100%に近いほど当たる。

それにちょっと怪しい言い方になるかもしれないが、
行くべきして、行った場所というのがあると思っている。
そこで出会った人や風景やモノが、
偶然ではなく何か意味があるのではないかと思うことがたくさんある。

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だから旅は面白いし、止められない。
マルシェワンダーランドを終えた6月下旬に、
無性に何処かへ旅に行きたくなった。
あまり行ったことのない土地がいいな〜と思っていたが、
時間のことを考えると、距離的にはそう遠くまで行けない。

グーグルの地図を見ながら、何処がいいだろうと旅先の候補地を探した。
で、出した結論は丹後半島一周の旅
いつものように、カメラと旅先での必要最低限の荷物を積んで出かけた。

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小さな海沿いの集落に差し掛かった時に、
右に折れる細い上り坂があって、
何の迷いもなく、その細い道を上がった。
たつやの予想としては、少し高台へ通じる道で、
そこから眺める海と集落の景色は、素晴らしいのではないだろうか?
というものだった。

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ところが、予想はある程度は当たったが、
たつやにとっては、ちょっとうれしいサプライズが待っていた。
道は途中から、さらに狭くなり登りきると、小さな広場に出た。
そこには随分前に廃校になったであろう小学校分校の木造校舎があったのだ。
行き止まりである小学校の校庭の一番奥に車を停めると、
そのすぐ隣に小さな神社があって、
そこから眺める海は想像通りとってもいい景色だった。

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休憩にはもってこいの場所だし、
小さな海辺の集落には、人の気配がまったくなくて、
のんびりするには最高の場に思えた。

小学校の木造校舎には入り口の横に渡り廊下があって、
そこの屋根が朽ち果てて、落ちていてそこから学校の中には入れそうな気がした。

どう考えても、廃校になってから数十年は経っていそうだし、
人影もまったく見えないということを勝手な理由を作って、
ちょっと中を見学させてもらうことにした。
(要するに忍び込んだということになりますが^^;)
ちょっぴり怖い感じがしない訳ではなかったけど、
まだ明るい時間だったし、昔のやんちゃ気質や好奇心の方が勝ってしまい、
ひとり木造校舎見学会を実施することにしたのだ。

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渡り廊下の左手には一番大きな講堂があって、
外からの光が優しく差し込んでいて、なんだかとても懐かしい気がした。
天井の梁の雰囲気や、古びた床がいい感じだ。
もしココが地元だったら、間違いなく貸してもらいたいと思うだろう。

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実はたつやは小学校3年生〜5年生の間、
福井県小中学校音楽大会・独唱の部に出させてもらったことがある。
歌ったのは「シャボン玉」「富士山」「線路は続くよどこまでも」の3曲。
そのどの曲も、もう40年以上まともに歌ったことがなかったのに、
この行動の真ん中に立った時に、何故か急にこれらの歌が歌いたくなった。

せ〜んろはつ〜づく〜よ〜♪ どぉこま〜でも〜♪

おお!いい感じで響いて気持ちいいじゃん^^
当時、3年連続優秀賞だったから、昔取った杵柄でそこそこうまい(自画自賛)

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これ、もし誰かにこの行動を見られていたら、
間違いなくしかるべきところに通報されてるかも?
50男が廃校に忍び込んで、講堂で大きな声で歌ってる・・・
あ〜、今こうして他人事のように、ブログを書いてる時も、
自分の取った行動は、普通じゃないなぁ〜って思いますが^^;


宿直室と給食室?の間には古い水道の蛇口がありました。

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用具が書かれた紙をよく見ると、
昭和34年5月20日という文字が見える。
この年はたつやが生まれた年と一致する。
いつまでこの学校が使われていたのかは定かではないが、
廃校になってから、かなりの年月が経っていることは容易に想像がついた。

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たつやが通っていた小学校は、鉄筋コンクリートの建物だったが、
旧校舎がまだ残っていて、そこは木造だったし、
中学校は全部木造校舎だった。
雑巾がけをすると、床の板の棘が雑巾に刺さって、前に進まなかったり、
節穴から消しゴムを落としてしまうと、もう拾えなくなってしまったり、
窓の開け閉めには、コツが必要だったり、
廊下を走った時の床の感触などは、何故かよく覚えている。

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この学校の渡り廊下や教室に差し込む光は、
古い窓ガラスを通して、優しく中に届いていて、
まるでタイムスリップしたかのようなひと時だった。
加えて、小学校の中にいた時間の概念がまったくなくて、
いったりどれくらいの時間いたのかさえ、
夢を見ていたかのようで、はっきりいていなくて、非現実的な空間だった。

うん、やっぱり旅はいいね!





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ラベル:木造校舎 京都府
posted by たつたつ・たつや at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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