2006年11月28日

マリンクロノメーター

アンティーク好きだと人様から認知されると
時折ありがたい話があったりする。
他人にはいらない粗大ゴミでもたつやにとっては宝ものだったり、
欲しいと思うアンティーク品がかなり安く買えたりする。

もちろんそうでない場合もあるが。
(○○を買ってくれないか?といらないものを
売りつけようとされることも・・・)


最近、ある方からアンティークの時計を預かった。
この場合は嬉しい出来事。それがこれ。バッド(下向き矢印)

marin2.jpg

マリンクロノメーター
船舶用に作られた時計で、旧ソ連製

大きな軍艦についていたものだから、かなりの貴重なモノだ。

marin3.jpg

marin4.jpg

マホガニー製の外箱と中箱からしても、
いかに大切にされていたかが伺い知れる。

年代は1940〜1950年頃の製造。  
機械はスプリングデテントクロノメーター脱進機 鎖引機械 
パラジュウム提灯ヒゲ使用している。
誤差は2〜4秒/日で、非常に精度の高い時計だ。

marin1.jpg

旧ソ連では1930年頃からスイスのユリスナルダン
マリンクロノメーターのキャリヴァーをモデルに製作を始め、
第二次世界大戦を期にマリンクロノメーターの需要が増え増産を重ねた。

しばらくはカンパネルラにて展示している。
興味のある方は、ご一報を。

 
posted by たつたつ・たつや at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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