だけど、それは意外に出来そうで出来ないの現状で、
このブログを書いている6年の間でも、姉の住む鹿児島に5日ほど行ったきりで、
他にはほとんどないということに気がついた。

なので気軽に旅することは、どうしても日帰り出来るような距離の中で、
探すようになってくる。
以前は滋賀の面白さに惹かれて、滋賀ばかり行っていたが、
最近は石川県の南部の小松や加賀エリアに行くことが増えた。
ここはまず、景色が抜群に美しい。
高い山々は白山連邦として、君臨していて、
そこからは広くて穏やかな丘陵地が続き、
たくさんの湖や川に囲まれた緑溢れる自然豊かな場所である。
温泉があって、美術館があり、お洒落なカフェやレストラン、ギャラリーがあり、
それに加えて、アーティスティックで個性ある人たちに、
どっぷりと魅せられている。


さて、先日小松市のお旅まつりに行った。
これは小松のビストロレアールさんがフェイスブック上で、
お旅まつりのついでに来てね〜というコメントに、興味を持ったことがきっかけとなった。
小松には馴染みの時計屋さんがいて、
以前から何度も訪れている町だが、このお旅まつりのことはまったく知らなかった。

少し離れた市営駐車場に車を停めて、
いつものようにカメラと財布だけを持って、裏通りを選びながら町の中心部へ向かった。
町からは太鼓のトントンという音が流れて来て、
穏やかな日曜日の午後を耳からも感じる。


ある路地を入ると立派な4輪山車の曳山が目に飛び込んできた。
近づいてみると、日本の伝統工芸のオンパレードの様相を呈している。
こういう曳山を地域の人たちがお金を出し合って、
大切に守られていること自体に、感激せざるを得なかった。


それに子どもたちが獅子舞をしていることにも驚いた。
一軒一軒訪ね歩きながら、その家の主に挨拶をして、
笛を吹き、獅子舞を舞う。
一同揃って、ありがとうございましたぁ!と大声で挨拶している。
見ていても、気持ちがいい!

老舗料亭の佇まいに見とれていたら、
何と女将さんが、招き入れてくださった。
祭りの日当日の一番忙しい時間帯にも関わらず、
中を案内して、ご説明を聞かせていただく機会を得た。



丸屋楼さま、ありがとうございました。

夕日が西に傾く頃には、自然のスポットライトに照らされる無邪気な女の子。
隣には、目を細める優しそうなお父さんがいて、
撮影の許可をいただくことが出来た。

美しい夕日をしばし時間を忘れて眺めていました。

お旅まつり
小松市のまちなかに莵橋神社(うはしじんじゃ)と
本折日吉神社(もとおりひよしじんじゃ)があります。
5月13日〜16日にこの2つの神社の春のお祭として行われるのが「お旅まつり」です。
みこしが町の中を回ることを「旅」をするといい、お旅まつりという名前が付きました。
お旅まつりには、京町、中町、材木町、西町、龍助町、八日市町、大文字町、寺町
の8つの曳山が展示され、その年の当番町の2つの曳山の上で「子供歌舞伎」が上演されます。
小松市で一番大きなお祭で、毎年20万人以上の人が見物に来ます。
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ついに年号を超えました^^
少し更新頻度が落ちてるのに、いつも応援ありがとうございます。