2012年05月05日

雨の日の大聖寺川 後編

町の中に川が流れていて、その川沿いに歩く道が整備され、
緑や花がたくさんあるというだけで、その町が好きになる。
大聖寺川には、誰もが憩うことが出来るように、
ちょっとした遊び心を含んだ設計がされているようだ。

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歩く人しか渡れない飛び石の橋?があったり、
その向こうには、ブロンズの像が優しく佇んでいたりする。
街中で見るカラスの大群は好きではないが、
こうしてのんびりしてるカラスなら可愛く見えるものだ。

写真00587.jpg

川沿いの道をずっと歩くと、行き止まりとなって、
そこから大聖寺の旧市内を歩き始めた。
民家の庭には水仙やパンジーなどの花が植えられていて、
みんな家の周りをきれいに飾っている。
そのうち広い通りのお店が並ぶエリアを歩いていて、
ふとショーウインドウの古い写真に足が止まった。

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それは昔の大聖寺の町の写真で、
何かの祭りで、すごい人で賑わってる一枚だった。
この手の古い写真は興味があるし、面白いのでガラス越しに眺めていた。
ガラガラっといきなり戸が開いた。
ひゃー、びっくりしたぁ
写真に集中していたたつやはそのふいに訪れた音にかなり驚いた。
そこにはお店の親父さんが立っていて、
他にもたくさんあるから中へ入りなさいと言って、手招きしてくれた。

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お、おはようございます。ありがとうございます。
中に入ると大きな模造紙にいろんな写真や印刷物が貼ってあった。
それは大聖寺のものもあれば、県外の観光地もある・・・
といった感じだったけど、折角のご好意を無駄にしてはいけないと、
何枚かを見せていただいた。

すると親父さんは、「欲しかったら持っていってください」と言われた。
たつやは丁重にお断りをしたが、どうやら耳が遠いらしくて、
こちらの話すことはあまり伝わってないようだった。

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お店自体は和服や洋服を扱っていて、
2年前に商売を辞めたのだと言った。
他にもあるからと、店の奥まで入れていただいた。
そこには大聖寺川にかかる橋の写真や新聞の切り抜きが貼られていた。
手前には、この家に古くから伝わる輪島塗の重箱や工芸品などが並べられ、
説明書きまでが添えられていた。
本当に手の込んだすばらしい細工がされた逸品だった。

DSC_6357.jpg

DSC_6360.jpg

親父さんはお茶まで入れてくださり、
家族の写真アルバムなども見せてくれた。
あまりの長居は遠慮して、親父さんにお礼を言って店を出た。

DSC_6361.jpg

旅先で出会う人は、まさに一期一会で、
たつやは今までにも何十人も何百人の人と出会ってきた。
だけどご縁があって、また同じ旅先で出会える人はほとんどいない。
数年前に行った町で自分がやっていた喫茶店に案内してくれた郡上八幡の老人は、
次に行った時には、その店はなくなり娘さんという人と出会い、
話を聞くと、その2年後には鬼籍に入ったということもあった。

DSC_6364.jpg

また八日市で町歩きをしていたときに、出会ったジャンクアートのお爺さん
この日のブログ、是非見てください↓ たつやの旅でもっとも好きな日記かもしれません。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/41289976.html

何と、そのお爺さんの息子さんがたつやのブログで自分の父親を見つけて、
わざわざ連絡をいただいたこともあった。
当時93歳だったお爺さんはその後岐阜県の施設に移ったということだったが、
あれからまた5年近い月日が流れた。
あの堤正三さんはお元気でいらっしゃるのだろうか?

写真00588.jpg

まだまだ旅はやめられない!
溢れる情熱と枯れることのない好奇心。
時代やその一瞬の人を切り取れるような写真を撮りたい!
そして、たくさんの人と出会いたいから。





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ラベル:加賀市 まち歩き
posted by たつたつ・たつや at 12:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
堤正三さんは云々でこの記事を拝見しました。残念ながら親父は4年前に大往生でおふくろのもとへと旅立ちました。いまでもたつやさんのブログの記事を読み返し懐かしく思い出しております。ほんの短し時間でしたがありがとうございました。自分の作品を自慢げに話す親父の顔が眼に浮かんできます。今後も活動がんばってください。じゃお元気で。
Posted by 堤 常彦 at 2013年04月01日 20:32
堤常彦さま、コメントありがとうございます。
こうして旅先でほんのひととき出会った方と、またコンタクトがとれることを不思議にさえ思うご縁ですね。
そうですが・・・。堤正三さんはお亡くなりになったのですね。
当時が93歳でいらっしゃったから、仕方ないのかも知れませんね。
あの時にいただいた石や人形は今でも大切に持っています。
それを見る度に、あの時の光景が目に浮かぶし、お父さんの顔も思い出します。

ブログを7年もやっていますが、最も印象深い出会いだったと思っています。
堤さんご一家もお元気でお過ごしくださいませ。
Posted by たつや at 2013年04月02日 20:45
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