先月行った時に、なんだかすごいエビのお刺身が並んだ一皿が出てきた。
甘エビやガマエビ(ガサエビとも言う)は食べる機会があるが、
それとは明らかに違う大振りの刺身で、口の中に入れると、
ぷりぷりの食感と、信じられないくらいの甘みが口に広がって、
噛めば噛むほど、その生のエビの美味しさが広がっていった。

これはタダモンじゃない!と思って、
わざわざ店主である佐々木孝さんに聞いてみた。
「実はこのエビなんです。トゲトゲがあるエビなんですよ」
と言って見るからに旨そうで立派なエビを見せてくれた。
「このエビはオニエビとも言うみたいですが正式にはイバラモエビと言って、
越前町でもなかなか手に入らない貴重なエビなんですよ」

聞くところに寄ると、最近人気のガマエビの中に
わずかに(数十匹に一匹)このエビが混じっているのだそうだ。
勇寿司さんは毎日、越前町にある市場までその日使う寿司ネタを仕入れに行く。
だからこそ、こういう普段では入手が難しいエビも、買えるときがあるようだ。
そして先日、久しぶりに底引き網の入船があって、
新鮮なエビが入ったということで、
4種類の海老をおすそ分けしていただいたのだ。


でっかいイバラモエビ、美しい模様のシマエビ、
以前は見た目の悪さからあまり人気がなかったが、
その美味しさが広く知られ、人気急上昇のガマエビ、
そして卵をたっぷり抱いた大振りの甘エビ・・・。
今、越前町で水揚げされる海老が全部勢揃いしたという訳だ。
エビオールスターズ!と称するに値する!

早速、お刺身にしていただくことにしました。
いずれも卵をたっぷり抱いています。
色もカタチも、そして勿論味も全部違います。
その日の朝に水揚げされたエビは、まったく匂いがありません。


わぁ〜なにぃコレ!? 今まで食べてたエビと全然違う!
と息子もかみさんも大絶賛でした。
こんな美味しいエビを4種類も一度にいただいて、
それぞれの味を楽しめることなんて、初めてのことですが、
こんな経験をさせてもらえるのも、
ここ福井に生まれたからだと思って、感謝しています。
それにおすそ分けしてくださった勇寿司の佐々木さん、
本当にありがとうございます。
剥いたエビの殻も全部、ダシを取るのに使います。
これで味噌汁をしたり、茶碗蒸しのダシとして使用します。

イバラモエビ
殻が棘だらけで硬く剥き辛いのが難点ではあるが、生の味は最上のもの。
甘く旨味があり食感が楽しめるほどの硬さがある。
焼いても美味で、より甘味が強くなり旨味の濃度も増す。
ぜいたくにみそ汁というのも素晴らしい。

勇寿司
福井県鯖江市日の出町5−24
0778-51-0452
定休日:毎週月曜日
営業時間 11:30〜14:00 17:00〜22:30
http://osushi.jp/
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ココ


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エビ好きなエビ星人の私にはたまりません(*´д`*)
福井県が幸福度ナンバーワンの都道府県であることが理解できました。(^^)
えび美味しそう〜!。
私も、だ〜い好きです。こんな食事は最高ですね
日本はエビの一人当たり消費量一、と聞くけれど、
それはやっぱり海が豊かな島国だからかな?
こっちはぐるりを山に囲まれて、気づけば海が遠いです!
お肉も好きだけど鮮魚が好みの私には少々ものたりない…
その分、あっちこっち走っては、イイもん見つけて喜んでます〜
っていうか今までホントに魚系はそんなに食べなかったんです。
このオニエビは、本当に歯ごたえがあって、甘くて感激しました。
この地で生活できること、幸せに感じてます^^
ウルトラマンの永遠のライバル、
バルタン星人を思い出しましたが^^;
一度食べてみてください!
こんなに美味しいエビが獲れること、幸せに思うと同時に、
海産物資源が枯渇しないように、環境を守ることの必要性も感じてしまいました。
大手の回転すしチェーンが縁側を求めて、
魚を獲り尽くしてしまうようなことがあってはならないと思います。
でも幸せかどうかは自分が決めること。
そういう点でも、たつやは幸せだと思っています。
だってこんな美味しいエビがバレンタインに届くのですから^^;
新生活には慣れましたか?
新鮮な魚介類は求めていれば、
必ずみっこちゃんとこに集まってきますよ^^
またお休みがとれたら、福井にも来て、
皆集まって海鮮パーティでもしましょうね♪
その時には、たつやがお刺身を作らせていただきます。