今までも本当にいろんなモノを集めてきました。
ただ割りと統一されていることは、新しいモノではないということです。
新しいモノが嫌いな訳ではありませんが、
不思議と興味を惹かれるのは、少し古いモノばかりです。
骨董美術的価値があるものよりも、興味のない人にとっては、
ゴミになってしまうかもしれないようなモノかもしれません。
こういうのをネオアンティークとか呼ばれるとも聞いたことがあります。
20年近く前に、都会のアンティークショップにあった
額に入れられた一枚の絵から目を離すことが出来ませんでした。
かわいい動物のイラストと何やらフランス語らしい文字が並んでいました。
お店の人に聞いてみて、初めてこれがビュバーというものであることを知りました。
そして、そのイラストを描いた人が、サビニャックという名前と知りました。
以来、少しずつビュバーを買い集めていました。
サビニャックのものが欲しかったのですが、やはり人気で高額だったこともあって、
もっぱら安くてデザインの面白いものを選んで集めました。
一時期は額に入れて、カンパネルラでも販売していたのですが、
このビュバーに価値を見出す人がほとんどいなかったこともあって、
やっぱり個人のコレクションとしてファイルに戻しました。
だんだん人気が出てきて高くなったこともあって、
ここ5年くらいはもう買うこともなくなりましたが、
先日、金津創作の森で開催されている
『レイモン・サヴィニヤック展』へ行き、
久しぶりにビュバーを取り出して眺めてみました。
やっぱりいいです!
フランス人の感性って、なんか違うんですよね。
文字の字面も好きだし、空間の取り方や色の使い方が、
印刷人として、惹かれてしまうのかもしれませんね。
ビュバーとかビューバとか呼ばれているものは、
フランスで1940年代〜60年代にかけて、作られたインクの吸い取り紙です。
もともとは印刷されずにインクの吸い取り紙として売られていましたが、
その後企業が広告主となり、様々な印刷が施され、無料で配られたりしました。
これらのビュバーには、この紙の面白さを気に入って、
好んだ著名なアーティストたちもいます。
インクを吸い取るという特徴があるため、
印刷をすると仕上がりに独特の面白さがあるからでした。
そのうちのひとりが、サヴィニャックです。
企業は、サヴィニャックをはじめ著名なイラストレーターを使って、
オリジナルのビューバを出していました。
名前も知られないようなイラストレーターがたくさんいたのでしょう。
これらのビュバーは、50年以上経って見ても色褪せることなく、
古さを感じさせることなく、たつやを魅了してくれます。
今なお新鮮なデザインと斬新な色使いがたまらなく好きです。
実はたつや、毎日短くて1時間、最近は2時間かけてブログを書いているんです。
だからお願い!って言う訳じゃないんですが、
応援クリックは面倒だけど多分2〜3秒くらいで出来ると思うんです。
ご苦労さ〜んって感じで押してもらえたらやっぱ、うれしいです。
いつもありがとうございます。
アナタ様の応援クリックがたつやのエネルギー源なんです
ココをちょちょっとクリックしてね(は〜と)
1941記事目
初めてコメントさせていただきますm(__)m
たつやさんとは
だいこん舎さんでされた
アコギのライブでお逢いした方と
後で、たつやさんのブログで知りました(o>ω<o)
お話した事はないのですがブログは時々拝読させて頂いてます。
実は6年くらい前に
素敵な鏡をお店で購入し私のサロンでお客様に使っていただいてます☆
私は凄く気にいってて
もし?頂いた鏡も!どこのお国のモノなのか?わかったら教えていただきたいと思いコメントさせていただきました。
画像を送りますのでご連絡いただけますか?
温温
そうなんです!大好きな岡崎倫典さんのライブを企画しました。
その時にいらしてくださったのですね。
あの日のライブは本当に良かったと自分でも思っています。
またあんな企画が出来たらいいなぁ〜
それから遠慮なく画像を送ってくださいな。
多分木製の枠のものなら、1940年代くらいの英国の鏡だと記憶してますが、
念のため、送っていただけるとお答えできると思います。
またカンパネルラにも遊びにいらしてくださいね。